当ブログの中学生のいまどきの手作り誕プレ。バースディーボックスのクオリティが高すぎっ!!を見てNHKのディレクターから連絡が入り、娘を番組に出演させて欲しいとのオファー。
その番組とは、NHK-Eテレ「沼にハマってきいてみた」
今までオフレコでしたが、オンエア1週間前には解禁してよろしいということなので情報公開しつつ、そのときのエピソードなど語らせて頂きたい。(いや、ぜひ語らせて!)
2018年12月19日(水)18:55~
NHK-Eテレ「沼にハマってきいてみた」
クリスマス特集 プレゼント沼に出演します!
※オンエア終了しました
「開き続けるカード」の作り方が知りたい方はコチラにすっ飛んでください。笑
「沼ハマ」(※「沼にハマってきいてみた」の略)は、
10代の若者が夢中になっているモノを探求する番組で、MCはサバンナ・高橋茂雄さん、桜井日奈子さん、モデルの松井愛莉さんです。
娘がオファーを受けたのは、クリスマス特集としてプレゼントにハマっている若者。
クリスマスと言えば、ケーキ、イルミネーション、そしてプレゼントよね~というコンセプトのもと、10代の若者が作っただろうサプライズボックスを探していたら、このブログを見つけたということ。
実はこのとき他にも候補者がたくさんいたらしいけど、数回にわたる企画会議で見事娘のサプライズボックスが採用。
そして出演の切符を手にしました。
娘はプレゼント沼ということで、プレゼントにハマっている10代の若者という体での出演。そして取り上げられるのが、サプライズボックス。
そのサプライズボックスを司会者であるサバンナの高橋さんに作って欲しいとの要請。
最初に連絡を受けたのが10月下旬。出演が決定したあとの流れは、11月3日に東京の局からディレクターが来訪し、打ち合わせと軽く撮影。
そして翌週の11月10日には、ディレクターがカメラマン、アシスタントを引き連れ自宅ロケ撮影。
2週間後の11月24日に私たちが渋谷のNHKに赴いてスタジオ収録という流れ。
保護者である私も当然同伴( *´艸`)
一般ピープルの私からしてみれば、テレビに出演なんざ考えたこともないし、まったく無関係な世界でしたが、このスケジュールを聞いたときの高揚感ったら…
だって普通使わないロケ収録だの、スタジオ収録だの…そう言った用語が飛び交ってるし…ギョーカイ人みたい(≧▽≦)
ま、出演するのは私ではなく、娘なのですが、当ブログがきっかけとなっているため、連絡窓口はすべて私。
なんか、げーのーじんの母親マネージャーになった気分です。
しかし、そんな浮かれた気分もすぐに現実に引き戻されることに…。
最初は、テレビに出れる~ということだけで単純に喜んで受けましたが、ここからが大変のなんのって…。
テレビ番組の持ち時間たった10分足らずのコーナーですが、これほどスタッフの方々が全力投球しているなんて、観ている私たちには全然わからなかった世界。
担当ディレクターからメール、LINE、電話と毎日のように連絡があり、現場ではひんぱんに企画会議が催されている模様で、そのたびに決定事項や方向性が変わることもあり、取り掛かったサプライズボックスを作り替えることもしばしば。
もともと友だちに手作りのものをプレゼントするのが好きだった娘。手作り品の材料は多々残っているけれど、当然プレゼントしているので、現物は手もとにはない。
その今までプレゼントしたものをサプライズボックスとは別に用意してほしいとのこと。
つまりは作れってこと。
そもそもサプライズボックスは勉強の合間に作ってだいたい3ヶ月くらい要して作成していたもので、それを半月で作らなければならない。しかも通常のサイズは8cm×8cmの大きさだが、テレビ用にその倍のサイズにして欲しいという…。
それに持ってきて手作り品を披露しなければならない。
これはさすがに時間が足りない…。
ならそんなに時間かけずに作れる…と
やる気は満々。
しかし娘ひとり作業させて自分は寝るわけにはいかず…
ここから親子して夜な夜な作業の睡眠不足の日々が続くわけです。
この続きはまた次回…
開き続けるカードの作り方
今回サバンナの高橋さんに宛てたサプライズボックスのテーマは、ズバリ「ドラえもん」
なぜドラえもんか…。
実は娘は大のドラえもんのファン。そして調べてみると高橋さんもドラえもんの吹き替えをするなどドラえもんが好きということが分かった。
それなら、二人が共通で好きなドラえもんをコンセプトにしては?ということでスタート。
サプライズボックス内にドラえもんに関連したアイデアを散りばめました。
そのひとつに「どこでもドア」
ドアを開けると、カードが入っており、そのカードを開くと、
ドラえもんの「どら焼き」「鈴」「タケコプター」「ドラえもんの耳」の絵が次々と展開する仕組み。
そしてそのカード、開いても、開いても、終わりがない。つまり永遠と繰り返されるカード。どこでもドアの異次元体験をカードに見立てたアイデア。
(番組では映らなかったのですが、どこでもドアを開くとこのカードが仕込んでありました。)
これは単体でカードとして作ってもいいし、それぞれ4枚の写真を貼りつけてアルバムにしてもいいし、他でも活用できるカードです。
前置きが長くなりました。それでは作り方を見ていきましょう。
材料
- 色画用紙…4枚
- のり
- マジック
How to make
自分の作りたいサイズの正方形の画用紙を4色用意します。
例えば15cm×15cmにしたいなら画用紙をそのサイズに切って、はさみまたはカッターで半分に切ります。
分かりやすいように番号を付しました。
最初に使う色はピンク、次に青、黄色、緑の順番です。
折り紙でつくることもできます。ただし両面に色がついていない折り紙を使う場合は、最初の色(ここではピンク)を裏返してのりづけします。
色画用紙であれば裏面にも色がついているので、裏返す必要はありません。(あとから詳しく説明します)
1
半分に切った紙をさらに半分に折り曲げます。縦の真ん中に折り筋がつきました。(上図)
横にも折り筋をつけます。半分に折って更に半分に折り曲げて折り筋をつけます。(下図)
※以後、紙の置き方で縦に置くのか、横に置くのかが重要になってきますので、
横と表現したら上図の左側、縦と表現したら右側の図の通りです。
2
ピンクの紙を横に並べておき、四隅にのりをつけます。
(片面にしか色がついていない折り紙を使うときは、ピンクの色を裏側にして、裏面にのりづけしてください)
※通常の折り紙は片面だけの印刷ですが、100均などには裏表色が違うリバーシブルの折り紙があります。 それを使う場合、最初の紙(ここで言うピンク)はのりづけした裏面が表側になります。なので赤と青のリバーシブルの場合、赤面にのりしろしたら、完成品は青が表になるということです。片面しか印刷されていない折り紙だと色のない面が表になってしまうため、最初の紙(ピンク)は、裏にのりづけしましょう。
3
青の紙を縦にしてピンクの紙の上に貼ります。
4
青の紙を左右に観音開きのように開きます。
するとこのように中にピンクの紙が現れます。
5
グレーで塗りつぶした箇所にのりづけします。青の紙の四隅と見えているピンクの紙の部分です。
6
上から黄色の紙を横してに貼ります。
7
黄色の紙を貼ったら、そのまま裏にひっくり返します。
8
ひっくり返したらピンクの紙になります。真ん中が横に割れた形です。
その両脇をそれぞれ左右、内側に折ります。すると青色になります。
GIF画像で見てみましょう。
9
真ん中が縦に割れた形です。それをまたひっくり返します。
10
すると黄色になります。横に割れた形です。
11
真ん中が横に割れた黄色の紙をそれぞれ真ん中の折り筋のところまで開きます。
ここ重要です!
開くと真ん中に青の紙が見えます。側面から見ると上図の右側のような状態です。そのままぱたんと倒す感じで、黄色の紙を開いていきましょう。
※折り曲げやすいように、⑪の黄色の紙を横から縦にしてGIF画像を撮っています。
正しく折れていれば、裏をみたときに黄色になっているはずです。(黄色の紙が裏返ったってことですね)
12
開くとこのような状態になっています。これを90度時計回りに回転させて、真ん中の割れ目が横になるようにします。
※先ほどのGIF画像では縦にして開いているので、開いたあとの青画用紙は中央が縦ではなくすでに横になっています。
そこから全体にのりづけします。
13
緑の紙を横にして、のりづけした紙の上に重ねます。
14
するとこのような形になりました。これをひっくり返します。
ここから絵を描いていきます。
15
ひっくり返すと、黄色の紙になります。真ん中が縦になっているので、90度時計回りに倒して横にします。そこに絵を描きます。
絵を描いたら真ん中を上下に開けると、青の紙が出てきます。
先ほどと同様に真ん中が縦になっているので、90度時計回りに倒し横にして絵を描きます。
次も同様、ピンク、緑と展開するので横に倒してから絵を描いていきます。
絵を描き終わったら、真ん中を開きながら、時計回りに回転させていくと、黄色、青、ピンク、緑、黄色…と延々に絵がエンドレスで出てきます。
も1回みる?
くどい?
最初は、縦向きとか横向きとか混乱するので、色画用紙で作ってみてください。わかるようになると白の画用紙のみで作ってみてもいいでしょう。
上から写真を貼ってもいいです。15cm×15cmのカードにするなら、写真も15cm×15cmにカットし、真ん中を切って2等分にしてカード貼りつけます。
「沼ハマ」公式サイト
沼テーマ募集で、「あなたが今ハマっている沼」の情報を募集しています。
https://www.nhk.or.jp/hamatta/request/
もしかしたら、あなたの沼が番組で放送されるかもしれません。テレビに出るチャンスもアリ?!
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