さて、さて…
NHK-Eテレ「沼にハマってきいてみた」に娘が出演し、そこで披露したサプライズボックスの作り方のご紹介、いよいよ最終編です。
飛び出すカードの作り方がすぐ見たい方はコチラから。
今回番組内で披露したサプライズボックスは、通常のものとは違う「想定外」のものをということで、娘が閃いたアイデア。
クリスマスイメージでありつつ、
サバンナの高橋さんと娘が好きなドラえもんをコンセプトにしたサプライズボックス。
それらしく、驚きのものを作ろうと、
どこでもドアの異次元空間をモチーフに「開き続けるカード」
そして不思議な世界をドラえもんのひみつ道具のひとつマジックボックスとかけて「牛乳パックで作った万華鏡」
そして三種の神器ならぬ「三種のドラえもんアイテム」として、本当はタケコプターを取り入れたかった。
しかし、サプライズボックス内という狭い空間で、フタを開けたら飛んでいくような紙プロペラや風船などを仕込むのは無理。
そこで思いついたのが、ドラえもんのポケットを開くと、
これであっと驚かせて締めくくり。
ということで作り方のご紹介です。
これは、サプライズボックスだけではなく、箱を作ってカードを仕込み、びっくり箱としてお子さんと一緒に楽しめる工作としても使えます。
またクリスマスパーティーなどでも楽しむことができます♪
牛乳パックで作るびっくり飛び出すカード
どんなカードかと言うと…
この動画はNHKに経過報告用として撮ったもので、完成品ではないですが、こんなイメージです。
※音声はでません。映像のみです。
ファイルケースにトランプを仕込んで、ホックを開けると飛び出す仕組みになっています。
材料
- 1000mlの牛乳パック…1本
- ゴム
- 折り紙
- のり
- はさみまたはカッター
- 箱
今回箱の代わりに使ったのは、ダイソーで購入しためくれるフォトスタンドアルバム。
中のファイルは今回不要だったので全部取り外しました。
画像を撮り忘れてしまい、NHKに提出した経過報告用の動画からの引用です。
画像が粗いですが、ドラえもんの胴体部分をモチーフにして作りました。
中に仕込んだトランプと牛乳パックに貼り付けたキラキラ3Dおりがみ。こちらもダイソー。
牛乳パックで飛び出すカードの作り方
牛乳パックを4cm幅にカットします。
牛乳パックののりしろがないほうの左右上下に切り込みを入れます。
ゴムを引っかけます。
上下に引っかけます。
表面にのりをつけて、折り紙を貼り合わせます。
牛乳パックのバネのできあがりです。
牛乳パックで飛び出すカードの遊び方
このままでは飛びません。箱などに仕込むときに
左右を中央に押して、縦長くフラットにします。
すべてこの状態にして重ねて箱に仕込みます。そのときにトランプのカードを牛乳パックのバネの間に数枚ずつ仕込んでセットします。
(サプライズボックス用としてめくれるフォトスタンドアルバムのファイルを外して利用しましたが、通常作る場合は箱などに入れてセットすればOKです。
ただし、しっかりした箱でないとゴムの反動でフタが開いてしまいます。開け口をマスキングテープなどで留めるなど工夫が必要かも…)
何度もトライ&エラーをくり返し、より大袈裟に飛ぶ方法を見つけました!
4枚のバネを重ねたら、なるべく上のほうに多くのカードを仕込んでセットしたほうが、下からバネが跳ね上げてくれるので、より豪勢に飛んでくれます。
本番では8個くらいのバネを仕込んで、折り紙を小さくカットした紙吹雪も挟んで飛ばしました。
トランプの裏面には、サバンナの高橋さんが好きなものを娘が描いてサプライズ!
余談:心残り…
番組内で娘がかつて保育園の慰問で作った飛び出すキャラクター風船を披露したのですが、番組のキャラクターであるぬっしーと、黒沢さんの似顔絵をビニールに描いて膨らませる予定でした。
なかなかクオリティの高い仕上がりになり大満足。
ところが…
紙コップにセットし、膨らませたら、インクが剥げる。
ボロボロ剥げる…
もはや顔でなくなる…
なんと…。
本番は色のないぬっしーとなってしまった(涙)
そして、気になる撮影風景。
スタジオ収録での撮影はNGだったためお伝えすることはできませんが、自宅にてロケ収録の画像を少し…
NHK自宅撮影風景
この状態だけで緊張みなぎる…
まだ未完成のサプライズボックスの紹介。
後日、ここで問題発覚…。
娘が着用しているパーカー。よくみると「GAP」のプリントが…。(汗)
実はキャラクター、特定のメーカー名はNG。
よくドラえもんのサプライズボックス案が通ったもんだ…。
ここで最後に、
私のブログを見つけてオファーしてきたSディレクター。(お名前は伏せておきます)
もう熱血なんです、彼が。
最高にいいものを作りましょう。
出演したあとでああやればよかった、こうすればよかった…なんて後悔する人が多いんです。
やり切りましょうよ!
娘は未成年なので、保護者である私が窓口となるのですが、
毎日のようにLINE、電話、メールがあり、
これできますか?
こんな案どうですか?
この方向性でいきましょう。
すみません、少し企画が変わりました。こっちの方向でお願いします…
などなど。
テレビに出る機会なんてそうそうない話なので、ここは親子共々全力投球しましたよ。
娘は試験期間真っ只中。
しかし寝る間を惜しんで深夜まで作品づくり。
実はサプライズボックスが完成したのは、スタジオ収録前日の深夜1:00。娘もやり切りました。
でもここまでこれたのは、熱血ディレクターS氏のお陰です。
彼の熱意が私たち親子にもひしひしと伝わり、
これまでにない情熱を注ぐことができました。
担当がSディレクターでよかった。
もうこんな機会はないと思いますが、また一緒に仕事ができたら嬉しいな~。
(再オファーおまちしています。いや、naiyo…)
沼にハマってきいてみたは、何かにとことんハマった10代の若者を取り上げる番組です。興味がある方は番組を観てみてください。取り上げてほしいテーマや、自分がハマっていることなど募集しています。
もしかしたら、ハマった沼があればテレビに出るチャンスがあるかも?(笑)
Note
10月下旬にお話をいただいてからの約半月間、私たち親子の日常はいつもと違う緊張感であふれ充実した日々でした。
ハンドメイドのブログを立ち上げ、家族の協力のもとせっせと画像や動画を撮りながら記事をアップしてきましたが、まさかこのような展開になるとは考えもしませんでした。
ネットの影響力はすごいですね。
番組ではサプライズボックスの披露で終わりましたが、サプライズボックスを見て作ってみたい!と思った方に、ここはハンドメイドブログらしくいっちょ、つくり方をお教えしようではありませんか!と終わってほっとしている娘に再度尻を叩きながら手伝ってもらいアップしました。(笑)
興味を持った方がひとりでも多く簡単に作ることができれば何よりです。
■サプライズボックスの作り方関連
■番組出演のため用意した作品の作り方