遮光シートは日光を遮るだけでなく、家の中の目隠しもしてくれます。
我が家のガラススクリーンに貼ってみたところほんとに真っ暗。
貼りたいところのサイズに合わせて遮光シートをカットして、貼り付けるだけなので作業も簡単。
今回、個室のドア(ガラススクリーン)に貼ってみました。
遮光シートを貼り付けてみた
我が家は3階にそれぞれの個室があるのですが、そのうちひとつの部屋はガラススクリーンになっております。
現在ここは長女の部屋になっていますが、夜になると廊下の灯りが眩しいとのこと。夜は消灯するのですが、そうすると夜中トイレまでの廊下が真っ暗になってしまうという問題。
このスクリーンを暗くしたい。
かといって、扉ごと取り替えるのは予算的に厳しい……。
そこで遮光シートを貼ることにしました。
購入したのは……
KTJ 窓用ガラスフィルム 完全遮光 真っ黒フィルム 超遮光 断熱 ガラスシート(楽天)
遮光シートはいくつか商品がありましたが、決め手になったのは、方眼付き。
貼りたいガラスは縦の長さが2m以上はあるので計測してまっすぐカットする自信がありませんでした。
ところがこちらの遮光シートは裏面が方眼になっていて不器用な私でもまっすぐカットできると思いました。しかも3m長さのものは他になかったのでサイズ的にもバッチリ。
ゴムベラ、メジャー、カッターナイフ、霧吹き、定規、雑巾を用意します。
ゴムベラはダイソーでスキージーを購入しました。
これ、なくてもいいかな……と思ったのですが、念のため作業前に準備しておくことに。
結果、これはマストバイでした。あるのとないのとでは仕上がりが全然違います。
これを使うと空気が入らないのでデコボコにならない。ぜひ揃えておきたい道具です。
私は洋裁用の大きなカッティングマットと1m定規を持っています。これが何気に便利。
定規をあてて一気にカットすることができます。
228mmのところでカットしたいので付箋を貼り付けておきます。
付箋に合わせてカッターで切ります。
途中カットできていないところはハサミで切りました。
カッターでなくてもハサミでもいいかな……と思いますが、微妙に歪んでしまうので定規をあててカッターで切ったほうが仕上がりがきれいです。
ここで私は大きなミスをしてしまいました。
横の幅は25cmだったので、きっちり25cmでカットしたのですが、貼り付けたあと、両端の微妙なすき間から灯りが漏れてしまいました。
できれば数ミリでも余裕をもってカットしたほうがよかった。これについてはあとから補修したのでなんとか解決しました。(後述します)
なんとかカット完了。この方眼がなければきっと斜めになっていただろう……。
ガラスの汚れを雑巾で拭いて乾かしたあと、霧吹きで濡らします。
ここでたっぷりと吹き付けるとしっかり密着するので貼りやすくなります。
フィルムを剥がしながら貼り付けていくのですが、この商品の唯一のデメリットと言えば、このフィルムが剥がしにくい。いったん剥がしてしまえばあとはスーッと剥がれますが、最初に剥がすのが何度やってもはがれにくかったです。
もしや、私が深爪しているせいか?
少し貼ってはスキージーで空気を抜きながら貼っていくのがポイント。空気が抜けて綺麗な仕上がりになります。
うむ、なかなかの仕上がり。まるで黒板ボードを貼り付けたみたいな質感。
室内の照明を消灯してみたところ、すき間から灯りが漏れている
( ºΔº )〣
これはちょっといただけないクオリティ。
さて、どうするか……。
カットした余りが15cmほどあったので、3cmくらいの幅にカットし、重ねて貼り付けることにしました。
遮光シートはガラス面にはしっかり貼りつきますが、遮光シートの上は貼りつかないため、両面テープを貼ってその上から被せるような処置をしました。
端はきっちりカットせず、両端それぞれ2~3mm大き目にカットしてL字に貼り付けたほうが完全遮光になります。
端のほうはスキージーで押し込んでいけばきっちり貼りつきます。端がL字になる感じですね。イメージわかりますか?文才がないので説明が難しい……。
再度、消灯してみてチェック。
少し灯りが漏れていますが、実際は真っ暗な感じです。
外側から見た感じはちょっと圧迫感がありますね。これは仕方ないか……。
しかしこれで廊下の灯りをつけていても室内に光が漏れません。
室内が消灯しているのかどうかがわかるように下の方は2cmほど開けて貼りつけました。
室内からはベッドの死角になるためこの灯りは差し込みません。
外からは室内の消灯の有無がわかるので便利。
シートを張り終えてひと段落した2日後、なんと長女の引っ越し先が決まり、2ヵ月後に家を出ていくことが決定。
(゚д゚lll)
まあ、子どもたちの誰かが帰省したとき、この部屋でゆっくり安眠できるようになったので良しとしよう。
てか、家を建てたときなんでガラススクリーンにしたのだろう。
当時ここは子ども達のプレイルームとしての場所だったのでそうした記憶が。
家を建てるとき、10年後、20年後も見据えてた間取り設計をしないといけないですね。今になってああすればよかった、こうすればよかったと後悔するところが多々あります。
さておき、話しを遮光シートに戻して
シートが余ったので、台所の西側の勝手口の扉の上面に貼り付けることにしました。
2ヵ月ほど前、セリアのカフェカーテンをつけていましたが、つっぱりポールをはずしてスッキリとしました。
せっかく設置したカフェカーテンは収納庫の目隠しとして移動……。
目隠しのアイデア
当初、このガラススクリーンを目隠しするのにいろんなアイデアが浮かびました。
- 遮光カーテンをつける
- リメイクシートを貼る
- 厚紙(黒)をはめ込む
- IKEAの遮光プリーツスクリーンを取り付ける
- カラーボードを貼る
- アルミシートを貼る
- プラダンを貼る
- フェルト(または布)を貼る
- 100均の遮光フィルムを貼る
ざっとこのくらいのアイデアを思い付いたのですが、どれもしっくりきませんでした。
1.の「遮光カーテンをつける」案は、突っ張り棒を上につけて、3COINSの遮光カーテン(180×100)1,000円をつけようと思ったのですが、下が48cmほど足りないということと、出入りの度にカーテンを開け閉めするのも面倒だし、突っ張り棒が落ちてきそうで却下。
2.の「リメイクシートを貼る」案は、100均のもの(45×90cm)を検討しましたが、もしや遮光にならず透けてしまった場合、剥がすときに汚くなりはしないか、のりでベタベタするのではないかとの懸念があり却下。
3.の「厚紙(黒)」をはめ込む」案は、100均でA3サイズのものをカットしてつなごうと思いましたが、重みで落ちてこないか、また両面テープを直接ガラス面に貼るのもどうかと思い却下。
4.の「IKEAのSCHOTTIS遮光プリーツスクリーンを取り付ける」案は、最初これだ!と思ったのですが、幅が合わず却下。
https://www.ikea.com/jp/ja/p/schottis-block-out-pleated-blind-dark-grey-70369508/
5.6.7のカラーボード、アルミシート、プラダンを貼るというのは見た目の問題で却下。
8.のフェルト、または布を貼るというのもいいアイデアと思ったのですが、四隅、またはサイドに両面テープで貼り付けを検討しましたが、全面張り付くわけではないのできっと剥がれそうと思い却下。
9.の100均の遮光フィルムを貼るというのも有力候補でしたが、完全遮光ではなくうっすら透けているため我が家のコンセプトに合わず却下。
というわけで、いろいろ検討した結果、最適解は遮光シートを貼るでした。
あまり参考にならないかもしれませんが、室内にガラス扉なり窓なりがあって目隠しをしたいという方にヒントになれば幸いです。