ゴキブリ、ブリ、ブリ、久しぶり~♪ぶりっどぅーびっどぅびっどぅっびどぅどぅーびっどぅびっどぅっ ♪
なんて言ってる場合じゃありません。
とうとう来てしまいました。イヤな季節。
奴らの到来……。
あの黒光りしたボディ、、、、
視界に入ると震撼してしまう……
できれば遭遇したくない……
お願いだから、この世から消えて!
奴らのいない場所に行きたいものだ。
しかし現実的に難しい。
私の住んでいる街、福岡は夏になると奴がどこからともなく現れます。
そして、我が家でも毎年遭遇し、そのたびに震撼させられます。
特に昨年は、トラウマになる出来事もありました。
できればお目にかかりたくない、少なくとも家の中には来てほしくない。招きもしないのにシャーシャーと出てくる奴ら。
成敗してやる!という意気込みなど奴らの姿を一目見ただけで喪失してしまうほど恐怖なのである。
そんなわけで、この時期になると毎年対策を講じているのですが、やはり1回2回は遭遇してしまいます。
そこで昨年ははじめて「ブラックキャップ」を設置してみました。
その結果報告と、トラウマ話を披露します。
2024年5月ブラックキャップを設置
ここ数年は母の手製のホウ酸団子を設置していたのですが、昨年の5月は入院中だったため作ってもらえず、ベイト剤を試すことにしました。
ベイト剤と言えば、「ブラックキャップ」や「コンバット」
どちらにしようかリサーチ。
ブラックキャップには「フィプロニル」という即効性分が入っており、コンバットには「ビトラメチレノン」という成分が入っています。
どちらも良く効く成分のようですが、フィプロニルの方が早い効果があると検証をされているとのこと。
というわけで、即効性を求め「ブラックキャップ」をチョイス。
スキマ(室内)用と屋外用を買いました。
中の包装袋から出してみると、独特のもわんとした匂いが。
これって奴の好きな匂いなのだろうか……?
- 玄関…2
- 1Fトイレ…1
- 1F和室…1
- 2Fリビング…2
- 2F冷蔵庫裏…1
- 2F洗濯機裏…1
- 2F台所勝手口付近…1
- 2Fトイレ…1
- 3Fトイレ…1
- 3F各個室…3
- 3F廊下…1
1箱に16個入っているので、あらゆる場所に設置。
個室に置くのはなんとなく抵抗がありました。なぜならこの匂いに引き寄せられて逆に部屋に侵入してくるのでは?との懸念。
ところが、誘因効果は半径1~2m程度とのこと。
たまたま侵入してきた奴が食いつくって構図かな。近所にいるゴキたちが続々と集合してくるということはないみたい。
我が家の場合、私の予想では中に住み着いているというより、外からの侵入ではと睨んでいます。
実際毎年出現した奴を成敗したあと、その家族が出てくるということはないから。
よく奴らはツガイで行動すると言い、1匹退治してもその片割れが潜んでいると言われます。
過去1度だけ2匹いたことがありましたが、それ以降は1匹成敗したらそれっきり出くわすことはないことが続いています。
ということで外から侵入してきてるんじゃね?という憶測を立ててます。
それなら、
奴らはどこから入ってくるのか?
話しによると、堂々と玄関から入ってきたり、窓から入ってくるとのこと。
ベランダ、バルコニー、通風口、窓周辺、排水管、換気扇やエアコン周辺のすき間などが要注意。
ということで、外回りもがっちり固めたいと思います。
- 玄関扉横…2
- 2Fベランダ…2
- 2F台所側ベランダ…2
- 3F東側部屋ベランダ…1
- 3F寝室ベランダ…1
我が家は2階にリビングとキッチンがあり、キッチン側にも小さなベランダがあります。そこに屋外用の分別ゴミ箱を設置していますが、ゴミを出すとき、奴がゴミ箱の下に潜んでいることがたびたびあります。
しっかり密閉しているのですが、臭いが漏れるのか寄ってきます。
なので夏場はゴミを出しのたび、恐る恐る勝手口を開けるという……。
ここでブラックキャップの中のベイト剤を食べて、そのまま巣に帰って欲しい……。
ここでは死ぬなよ。
屋外用のブラックキャップには底面に両面テープがつけてあるので、風で飛ばされることもありません。立てて取り付けることもできます。
夫は喫煙者ですが、室内で吸うことはなく、いつもリビング側のベランダで吸っています。出入りするたびに窓は開くし、そのあと網戸が開けっ放しになっていることも多々あります。
しかも中途半端に閉めるから網戸と窓のすき間が開いてることはしょっちゅう。
最初のころは注意していましたが、言いすぎると逆ギレする。
(なら、お前が退治しろや!こっちは死活問題なんや!!怒怒怒)
同様に高齢の母も趣味の植栽の水遣りで、網戸大全開のままということもあり、諦めました。
それなら家の中に入る前にここでこのブラックキャップを食って退散してくれ。
思うに、ホウ酸団子にしてもベイト剤にしても、奴の好きな匂いで逆に奴をおびき寄せるのではないかとの懸念が。でもベランダや玄関前に引き寄せられたとしても、食べてそのままどっかへ行ってくれたら御の字。
室内に入る前にどうかここで退散してくれ~という願いを込めて。
ゴキブリが嫌いな植物を置く
ゴキブリを寄せ付けなくする観葉植物をベランダや玄関付近に置くことにしました。
ゴキブリが嫌う植物は、ミント、レモングラス、アロマティカス、レモンユーカリなど、ハーブ系の植物。
植物から発する香りや成分が、ゴキブリを寄せ付けない効果があると言われています。
特にミント系の清涼感のある香りは奴にとって不快なのだとか。
ホームセンターごとにおいてあるミントの種類が違うので、複数まわってゲット。価格も1鉢100円台から300円程度。
ハーブ系の観葉植物ならなんでもいいわけではなく、バニラビーンズなどの甘い香りは逆に奴を寄せ付けてしまうので選ぶときには注意。
そして観葉植物はあくまでも寄せ付けないための対策。
匂いによって奴を追い払う力はあっても、奴を駆除することはできない。そりゃそうだ。
奴が生きている植物の葉を食べる可能性は低く、仮に食べたとしても死ぬことはない。
しかしこの匂いを嫌がり家の周りをうろつかないだけでも収穫ありというもんだ。
カインズ(CAINZ)でアロマティカスの苗発見!
アロマティカスはぷっくりとした葉がかわいい多肉植物で、ミントに似た甘い香りがします。
見た目も可愛い♡
G除けの観葉植物も玄関前やベランダに置いて奴を撃退しよう。
エアコンホースに防虫キャップをつけて侵入阻止
奴はドレンホースを逆走して侵入してくるという話しも聞くので、100均で防虫キャップをゲット。
100均にはいろんな種類の防虫キャップがありました。適当に購入してつけてみたもののサイズが合わず買い直しする羽目に。
一般的な家庭用エアコンのドレンホースのサイズは、14mmか16mmのどちらかとのこと。購入前にチェックしたほうがいいです。
▼▼▼
ブラックキャップを設置
ベランダや玄関前にG除けの観葉植物を置く
エアコンのドレンホースに防虫キャップをつける
1年経過した結果
屋内に設置したブラックキャップ、1年経って撤収する際に中を覗いてみたのですが、ベイト剤が減っているような気配なし。
屋外のブラックキャップについては効果がありました。
玄関前に設置したブラックキャップですが、どういうわけかダンゴムシの死骸がゴロゴロ転がっていました。
奴だけでなく、ダンゴムシもベイト剤に引き寄せられるんだ。
5月始めにブラックキャップを設置し、7月初旬にリビング側のベランダの植栽の水遣りをしようと外に出てたところ、黒いものが視界に。
見ると結構でかい奴が仰向けでご臨終。恐らくブラックキャップを食べたのだろうと推測。
そして次に問題のキッチン側のベランダ。
9月の終わり、勝手口のドアを開けたら植木鉢の前に黒い物体。
奴がひっくり返っていた。
恐らくアロマティカスの匂いにやられたわけでなく、設置していたブラックキャップを食べたのだろうと思うが、こうもあからさまに植木鉢の前でご臨終されると、複雑な気分。
ということで、屋外用のブラックキャップ、効いてるわぁ~。
2匹とも外でご臨終してくれたので、阻止できたのでは。めでたし、めでたし。
……というわけにもいかず、この後、人生においてトラウマとなるような出来事に遭遇してしまうことに。
トラウマになってしまうような出来事
実は数年前にGによる恐怖体験をしました。
詳しく知りたい(?)ならこの記事の結論を見てね。
それを上回るような出来事が……。
私の唯一の楽しみは、入浴を終えたあとパソコンしながら大好きな赤ワインをたしなむこと。
IKEAのグラスに1杯だけワインを注ぎ、ちみりちみり飲みながら夜を過ごす。
最高の時間。
そしていつもは飲み干してしまうのですが、その日はグラスの底に少しだけワインが残ったまま就寝。
ここまででだいたい想像ついたかと思いますが、
翌朝、いつものように朝起きて、グラスを台所に運んで、底に残ったワインを水で洗い流そうとしたら、、、、、、
黒いものが一緒に飛び出した!!
ギャ━━━━━Σヾ(;`・Д・)ノ━━━━━ !!!!
衝撃でグラスをシンクに落とし割ってしまった。
奴だ。
くたっとなっていたので死んでいるのかと思いきや……
割れたグラスを片付けて、さて、ゴミ受けに死んでる奴をどうやって処分するか思案していたら、
排水口の裏にゴソゴソと逃げる奴。
イキテルゼ(; ・`д・´)
どうやらワインを飲んで酔っているのかヨタヨタしている
無我夢中で排水口めがけて、ゴキジェットを吹き付けまくり……
ようやくご臨終。
大量のトイレットペーパーで奴を包み水葬。
南無…(-人-) Д│~~
もしやこれって、奴と一晩同じ部屋で過ごしたってこと?
それとも朝侵入したのか?
後者であって欲しい。
その日、出かける前に家じゅうにゴキブリムエンダー撒いて出勤。
帰宅したらGの死骸がゴロゴロいたらどうしよう……と思いきや、奴の姿はなし。
やはり、家にいるわけではなく外からの侵入者だったのか。
よりによって、ワイングラスの中から奴が出てくるとは……
それ以来、赤ワインは飲めなくなりました。そろそろ1年経つけど、今でも飲めない。
それからというもの、夜、お酒を飲んだら、きちんとグラスは片付けて、缶ビール飲んだなら、洗って潰してゴミ箱に捨てて寝るように徹底しています。
2025年のG対策
2025年夏のG対策は、引き続き「ブラックキャップ」と、「ゴキブリがいなくなるスプレー」で対応しようと思います。
「ブラックキャップ」については、室内用は昨年のように16個もおかず、8個のみ設置。
設置個所は、玄関2カ所、1階和室、2階リビング2カ所、冷蔵庫裏、台所勝手口下、洗濯機裏と数を減らしました。
室内よりも屋外を重点的に。
昨年はダンゴムシなどから食い散らかされたり、雨や日焼けが気になったので、途中で交換できるよう予備用も準備。
そして、今年初めてトライしてみるキンチョーの「ゴキブリがいなくなるスプレー」
奴の通り道にあらかじめスプレーしておけば薬剤に触れた奴を駆除できるという。
しかも1ヵ月効果が持続するので、月1回のスプレーでOK。
フィルムを剥がすとシンプルなデザインのボトルになり、見た目もおしゃれ。
なにより奴のイラストなどがないのがうれしい。
この手の商品のパッケージには奴のリアルなイラストが載っているものが多く、スーパーやドラックストアで手に取るだけでも不快感がある私。
これはいいデザイン。
香りも殺虫剤臭さがなく使いやすいです。
参考キンチョー|製品情報
最低でも月初めにスプレーすると決め、気になる都度スプレーして様子をみたいと思います。
もちろん、奴と出くわしたときにも直射できるとのこと。
昨年取り付けた防虫キャップをさらに防御。
防虫キャップの上からストッキングタイプの水切りネットをつけました。
これについては、排水がちゃんと流れているかどうかこまめにチェックして、詰まるようであれば外します。
そして観葉植物はやめて、ハッカの香りの虫よけビーズを室内に。
どうか、今年こそ室内でお目にかからないように。
出なかった場合、ウハウハの結果報告をしたいと思います。