ソレイアードのラミネート生地でA4サイズがすっぽり入る大きさのバッグを作りました。
ファスナー付きで物の飛び出し防止にもなり安心です。
このバッグ、作ってからもう何年も使っています。
毎日のお弁当や、A4サイズのクリアファイルもすっぽり入るので、通勤用のサブバックに最適。
ラミネート素材なので雨の日も中身が濡れず安心です。
またソレイアードの中でも好きな柄なのでクタクタになっても使い続けています。
今回はそんなA4サイズのバッグにファスナーをつけた作り方のご紹介です。
Contents
ファスナー付きのバッグ
ファスナーをつけたA4サイズがすっぽり入る容量のバッグです。
ファスナーをこのようにつけます。
ファスナーを開いたらこんな感じです。
ラミネート生地は端ミシンの必要がないので楽ですが、素材によってはツルツルして縫いにくいものもあります。
そんなときはトレーシングペーパーを噛ませてミシンで縫えば針が進んで縫いやすくなります。
縫い終わったらピリピリ破って剥がせばOK。
では、早速つくってみましょう。
自分で型紙をおこそう
画像の型紙を各2枚づつ用意し、布を裁断します。
※撮影し忘れで申し訳ありません。画像にはありませんが口布として43cm×4cmの布を2枚、ファスナーエンドの布を用意します。
How to make
1)持ち手を縫う
持ち手の布(表面)を半分に折って更に両端を半分に折ると2.5cmの太さになります。
きちんと揃えてクリップなどで押さえ、0.2cmのところを縫います。
折り目のところにもステッチをいれます。
本当は持ち手布を中表に折って端を縫い、ひっくり返して両端にステッチするのが本来のやり方です。
しかし、このひっくり返す作業が個人的には大変で、専用の手芸用品を買って試すもののすんなりできませんでした。したがってこの方法をガイダンスさせて頂きます。
2)本体を縫う
本体は2枚を中表にし側面を縫い合わせます。
3)ステッチを入れる
縫い代を割って0.5cmくらいのところにステッチを入れます。
底を縫って、側面と同じように縫い代を割りステッチを入れます。
4)マチを縫う
マチを縫います。
図のように開いて縫い代を割ってきちんと合わせ、1cmのところを縫い合わせます。
まち針が使えないのでクリップで留めてずれないようにします。
(まち針は穴があいてしまうのでラミネート素材には使えません)
5)ファスナーエンドを作る
ファスナーを裏側にして下止めを画像のように両端を内側に5mmくらい折ってミシンをかけます。
ファスナーエンドの布に縫い合わせます。
上記の作業を一度にしてもいいですが、ずれないように先にファスナーだけ縫って布に重ねて縫い合わせたほうがスムーズです。
縫い目は隠れるので2重にミシンの線が見えてもおかしくないです。
※すみません。画像の布は違う布でのガイダンスです。
ファスナーエンドの布とファスナーを縫い合わせたところから1cm折り返します。
画像のようにファスナーエンドの布の表面を下にします。
ファスナーエンドの布の白い点線のところを内側に折り曲げます。
両端にステッチをかけます。(画像点線箇所)
破線のところを内側に折りたたみます。
折りたたむとこのような形になります。画像の白の線は折りたたんだイメージです。
端の布を中に入れる感じです。
クリップで押さえ、ぐるりと一周縫います。
ファスナーエンドのできあがり。
ファスナー押さえ布とファスナーがつながりました。
6)ファスナー上止めの処理
反対側のファスナー上止め部分の処理をします。
縫い代を画像のように折りミシンで仮止めをします。(黒線)
もう片方も同じように仮止めします。
ファスナー布を画像のようにファスナーに合わせます。
そのときクリップをつかうと便利です。
白点線のところをミシンします。
※100均にある木製のクリップを使うと便利です。
表に返して白点線のところをステッチします。
片側も同じ要領で行います。
7)口布を縫う
両側面を縫い合わせて輪にしておきます。
8)口布と本体を合わせる
口布と本体を中表にして縫いますが、その時に取っ手とファスナー布を挟みこんで縫います。
通常はファスナー布と合わせる部分も折り返して縫い込みますが、
ラミネートの場合、端の処理不要なのでファスナー布とあわせるとき、口布は折り返しせずそのまま噛ませて縫いこんでOKです。
できあがり
全部縫い合わさったら完成です。
A4サイズがすっぽり入るのでとても重宝するバッグです。
Note
ラミネート加工の布は端の処理がいらないので切りっぱなしでOKです。
しかし失敗すると解いたところにミシンの穴が残るため、ミシンをするときは慎重に!