いつも博多駅筑紫口のみやげもん市場から入った博多ほろよい通り内の角打ち(居酒屋みたいなところでかんたんなおつまみなどを食べることができる立ち飲みする場所)の出入り口を通るたびに、JKの娘たちふたりが耳を塞いで不快感をあらわにします。
「ママ、聴こえんと?」
彼女たちから毎回言われるのですが、「はて?なんのこっちゃ…」
実は、ここではモスキート音を発信しているようで、若者がたむろしないようにしているようです。
そのモスキート音とはなんぞや?聞こえない私って一体…
若者しか聞こえないモスキート音
その現場は、ここ。
博多ほろよい通り。
この出入口を通るたびに娘たちは耳を塞いで、少しでもそこから遠ざかりたいと足早に立ち去ります。
その区画だけ彼女たちは駆け足になり、聴こえない私にとってなぜ彼女たちはこの場所を通るとき走るのか、訳もわからず一緒に早足でその場を去るものだから、なお聞こえず何のことかさっぱり…。
もしや、ミステリースポット?
いやいや、これ若い人にしか聞こえない音のようです。なんかキツネにつままれた気分。そんなんあるわけないやろ、差別やん。しかもそんな線引きどこでするん?
それ、耳の老化ですから…
モスキート音を試してみる
モスキート音で耳年齢チェック あなたは何歳ですか?
いかがでしたか?
やばい、私は途中から全く聞こえなくなりました。無音…。
11000Hzから無音、12000Hzなんて全く聞こえない。やばすぎる…。
モスキート音って?
そもそもモスキート音って何でしょう?
モスキートって「蚊」のことですよね…。そうです。モスキート音とは17キロヘルツ前後の高周波音のことで、蚊の羽音のようにキーンと鳴る不快な音からこう呼ばれています。
そしてこれ、どこまでのレベルで聞き取れるかによって、耳年齢がわかってしまいます。耳が老化すると17キロヘルツ前後の音は聞き取れなくなるのですね…。汗
そしてこれを利用して商業施設や自治体が、深夜に店の前にたむろする若者を退散させるためにモスキート音を出す音響機器を設置し、若者の非行防止に役立てているようです。
なるほど…。
とは言え、聞こえないとなると軽くショック…。それが耳の老化と言うことになればなおさら…。
でも、まだまだ改善策はあります!
耳トレをやって「聴力」アップをしてみましょう。
そして、やっぱり基本は食事。
耳にいいとされる食事をしましょう。
耳にいい食事をする
かぼちゃ
冬至に食べるといいとされるかぼちゃには、体内でビタミンAに代わるβ-カロテンが多く含まれています。
ビタミンAは強い抗酸化作用によって、 ウイルスを寄せ付けないように皮膚や粘膜を強化し、耳感染を予防する効果が期待されています。
また高い抗酸化作用をもつビタミンCやビタミンEなども豊富に含まれているため、新陳代謝を高めて細胞の健康維持ができます。
そして水溶性でビタミンB群の仲間である葉酸も含まれており、葉酸は聴覚系にとって重要な細胞代謝や、神経系、血管機能に大きな役割を果たします。
ミネラルも豊富なかぼちゃは細菌感染の免疫力を高めてくれるので、耳だけではなく、アイチエイジング効果も期待でき、中高年はぜひ摂りたい食物です。
りんご
りんごもビタミンCの含有量が多いことで知られていますね。
りんごは、脂肪、コレステロールをほとんど含まないのでダイエットにも最適です。そして、コレステロールを含んでいないため、心臓血管系の発症のリスクを減らしてくれると言われています。
りんごに含まれるビタミンCとビタミンAは、免疫力を高めてくれ、 ミネラルであるカリウムはリンパ液量を調節してくれます。
私たちが聞いている音は、集めた音を内耳で電気的な信号に替え、神経から脳に伝わり、音の意味を理解しています。そして内耳は鼓膜の奥にあり液体で満たされたいます。
そのため カリウムは内耳にとって重要な栄養素のひとつとなります。
りんごの栄養は皮や皮のすぐ下に多く含まれているので、食べるときは皮ごと食べるといいでしょう。
そのほか、濃い緑の葉物野菜(ほうれん草、ケール、ルッコラなど)もビタミンAなど栄養価の高い抗酸化物質やミネラルが豊富なので、聴覚保護に大いに期待できます。
ハチの子
奥の手はサプリだわ~
必須アミノ酸をはじめ豊富な栄養素を含むハチの子は、耳に効くサプリとして定評があります。
実験で12週間ハチの子を引用したグループは、耳鳴りの大きさや長さなど気になり方のトータルスコアがいずれも改善したという報告があります。
加齢性難聴や耳鳴りが治るというよりは、飲用することで症状を和らげ、疲労感を軽減できるところにあるようです。
関連エントリーはこちら