いよいよ今年もあと残りわずか…。
毎年年末に大掃除を行いますが、我が家はスパルタ式で各自割り振りをして担当箇所を家族全員にやらせています。
このときばかりは夫も免除にはなりません!
いや、日ごろやらない分、ここぞとばかりハードな箇所を数ヶ所割り振っております。(ここだけの話…)(笑)
だいたい例年
29日…大掃除、
30日…大掃除でやり残した掃除、餅つき、
31日…おせちの準備、紅白を観ながら年越しそば
という段取りで年を終えておりますが、今年は私も夫も29日まで仕事。
なので30日に行う予定ですが、高校受験を控えた次女、大学生となりバイトを始めた息子などそれぞれ予定があり家族全員揃うのは無理…。
今後そういう風になっていくのでしょうけど…。
とはいえ子どもたちが小学生のころから分担させてやらせている大掃除。
いつも一覧表を作り、やった箇所には☑を入れて最終確認は私が行っております。
エクセルで管理しだして6年目となる今年。昨年のリストは…
とまあ、こんな具合に割り振って結果や感想も書いております。
こうすることによって毎年、どういう段取りで行えば効率がいいか、どこに力を入れればいいかなどわかるのでスムーズです。
我が家の例ですが、具体的に申しますと…
大掃除分担表にて担当を決めて効率的に
準備
まずこの日の洗濯はベランダに干すと外の掃除ができなくなるので、洗濯物の乾燥はコインランドリーに走ります。
洗濯はコインランドリーですると高いし、待機時間がもったいないので自宅で回し乾燥だけをコインランドリーで行うという手順。
我が家の近所のコインランドリーは敷地内にスーパーがあるので、昼前に行き乾燥時間の30分の間にスーパーで昼食の調達をしています。(この日の昼食はデリ弁当か、カップ麺)
気合入ってますよね~。さあ、はじまりです!
台所
- 台所換気扇…オキシクリーンで浸け込み歯ブラシで落とす
- キッチンシンクの磨き…クレンザーで磨く
- ガスコンロの磨き…アルカリウォッシュスプレー後拭き上げ
- 冷蔵庫下と側面の清掃…冷蔵庫を移動させ、埃を掃除機で取る
- 冷蔵庫(中を出して棚など洗う)…中のものを全部出して棚など洗う
- コーヒーメーカー棚の整理…全部出して不要なものは捨て整理する
- 食器棚、システムキッチンの扉(側面)の拭きあげ…アルカリウォッシュでスプレー後、雑巾で拭き上げ。さらにもう1回、きつく絞った雑巾で2度拭きする
だいたいキッチンエリアは私が行いますが、拭くだけの簡単作業は娘たちに割り振っています。
食器棚の清掃は一度食器を出してしまったらどこに仕舞うかわからなくなるので事前に写メを撮るなど工夫してやっていました。
担当を決めるとこうやって自ら工夫するようになるのでいい傾向です。
換気扇は大変なので、できれば大掃除前にやっておいたほうが気持ち的にも楽だし、当然ほかの作業を充実させれます。
こちらオキシクリーンでも代用可能です。
トイレ
- 2Fトイレ掃除(床磨き、側面拭きあげ)…トイレの棚や、トイレットペーパーホルダーも拭く
- 3Fトイレ掃除(床磨き、側面拭きあげ)…トイレはブラシで、床は雑巾で拭く
我が家は3階建ての2世帯住宅で、各フロアにトイレがありますが、1階の親世帯については親がやるので、2~3階のみの掃除です。
ここは毎年ローテーションさせて子どもたちにやらせています。
そう言えば数年前、『トイレの神様』という歌が流行ったとき、次女はまだ小学校低学年。
歌の長さ9分40秒かけて、
「♪トイレには~ それは~それは~ きれいな~ めぇ・がぁ・みぃ様がいるん~やでぇぇぇぇ~~~」と口ずさみながら毎日トイレをピカピカにしてくれていたものです。
歌の流行が去るともにトイレの女神さまもいなくなりましたが…(余談です、すみません)
洗面所
- 洗面台まわりの清掃(鏡磨き)…洗面所の鏡の扉の中の物を出して、アルカリウォッシュ液でスプレーし雑巾で拭く。同じく引き出しの中も全部出し、中の埃やごみを掃除機で取るかひっくり返して落とし雑巾で拭き、物をなおす。そのとき、不要なものは処分する
- 洗面所床CFシート磨き…オキシクリーン液に雑巾を浸し絞って拭く
- 洗濯機のカビ取り…酸素系漂白剤に1晩浸け込み
洗面所内にある洗濯機については当日は無理なので事前に行います。
この作業をオキシクリーンに変えてもOK。
床がCFシートの場合、オキシクリーンを薄めた液で磨くときれいになります。
浴室
- 浴室カビ取り、清掃…オキシクリーンで掃除
例年ここはハードな作業になるので夫の役目にしておりましたが、実はこっそり事前にオキシクリーンでざっと汚れを落としております。当日、落とせなかったカビなどをカビキラーを使って夫に作業してもらってます。
高いところ
- 電気の傘(2階食堂PHランプ)…傘を外しアルカリウォッシュ液を吹き付け拭き上げ
- 電気の傘(3階長男の部屋、洗面所、2、3階トイレ)…傘を外して雑巾で拭き上げ
- 電気の傘(3階寝室)…傘の上から埃が落ちないようにそっと拭き上げ
- 電気の傘(3階姉妹の部屋、2階リビング2ヶ所)…3階姉妹の部屋:傘を外して拭き上げ、2階リビング:埃がたまっているので丁寧に拭き上げ
- 高いところの埃取り、トイレ換気扇…ムーンダスターを長くして埃を取る。もしくは掃除機のノズルで取る
- クーラーフィルター清掃…フィルターを外し水洗い。食器用洗剤をたわしにつけ磨く
高い箇所に関しては専ら息子か夫の役目。
昨年は息子が大学受験の勉強のため不在だったので夫が引き受けておりますが、寝室などベッドがある場所は慎重に行ってもらうよう注意書きをしています。
照明の数が多いので1人では負担増なので分担させました。
家を建てたとき、住宅メーカーからプレゼントされた「ムーンダスター」はとても便利。普段使いはもちろん、以後もリピ買いして使っています。延長ポールもあるので高いところも楽々。
床
- 階段の床磨き(雑巾かけ)…一段一段、雑巾で拭く。特に角にごみがたまるのできちんと落とす
- 床の掃除機(全体)…最終。ある程度終盤になって行う
- 床のモップ(全体)…掃除機の後に続き行う
床に関しては、大掃除時にワックスかけなどハードな作業はできません。なので事前にしておくことをオススメします。
我が家の床の状態も酷いものになっていますが、未だ対策が取れてません。
もはや自力での作業は無理となり、プロのお力を借りなければならない事態になってしまっております。
ワックスが剥げかかり、剥離できないまま上塗りされたワックスでよれよれになった床を、剥離剤で完璧に剥がしワックスをかけてもらうか、床の張り替えか…。
これは課題です。
もし進展があればブログにアップしようと思っています。
今回はざっと拭きあげるだけにします。
オキシクリーンで薄めたぬるま湯に雑巾を浸し絞って拭くと結構きれいになりますが、ワックスが剥がれるので注意が必要です。
そのあとスチームクリーナーで磨きます。
我が家はどのみちは剥げかかっているのでこの作業でやりたいと思います。
棚・ドア
- ドアの桟(上)、ドアの側面の清掃…ドア(3F寝室・姉妹の部屋、1,2,3Fトイレ)、洗面所2ヶ所…側面の溝もキレイに雑巾で拭き埃を取る
- 2F本棚の埃取り…ムーンダスターで上から一段ずつ埃をとる
- テレビ周りの埃取り(拭きあげ)…静電気が多く埃を引き寄せているので機械の下も持ち上げて掃除
- 寝室ウォークインクローゼット…高いところの埃取り(きつく絞った雑巾で拭く)
ドアの側面は普段見落としがちな掃除箇所。
拭くと結構汚れているのでこれは丁寧に行います。
ここで役に立っているのが「オレンジ・グロー」
あいにく通販では探せなかったので近くのホームセンターを覗いてみてください。
1プッシュで扉半分くらい伸ばせるので1本あればかなり持ちます。
エクステリア
- 窓磨き(内側)(外側)…内側:ガラスマジックリンで拭きかけ、乾いた雑巾で拭く。
外側:高圧洗浄機で掃除。 - サッシの桟、サッシの鍵の回りの拭きあげ…古歯ブラシを使ってサッシの桟の汚れを落とし、細かいところは爪楊枝を使う。
- 網戸(踊り場、小窓は取り外し)…網戸は高圧洗浄機でかけると一瞬でキレイになる
- 高圧洗浄機使用でベランダ周りの清掃…ベランダのシートの下を剥がし、洗浄機でヘドロの掃除。室外機には絶対に噴射しない!(壊れる)
サッシのカビは結構大変なので事前に行っていたほうがいいかもしれません。
エクステリアの掃除と言えば高圧洗浄機。これがないと我が家の掃除は始まらない…と言っても過言ではないくらい重宝しています。
この高圧洗浄機、面白いほど汚れが落ちます。
はっきり言って爽快感は抜群!
この作業をしていると必ずと言っていいほど、私の父が寄ってきます。
そして隙を見て奪い取り自分がやり出す始末。やりたくてうずうずしている感じです。
いつまでも高圧洗浄機のゴォォォォ~という音が聞こえるな~と思い目をやるとガレージに移動してガレージ床や車までやり始めています。
それほど楽しい(らしい)。
室内の清掃はこれが便利。
ただし途中で水を足すことはできず、フタは圧が下がるまで開かない設計になっているので段取りよく作業しないといけません。
玄関
- 玄関の整理(靴、傘立ての整理)、埃取り…靴を靴箱に保管後、床の掃除。(水洗い)
気を抜くと散乱してしまう家族の靴。履かないものは事前に処分しておきましょう。
洗濯
- ソファカバーの洗濯…カバーを外し洗濯
- カーテン(レース)洗濯…大掃除の最後に洗濯。設置。(早くやると掃除のときに汚れる)
カーテン(レース)は洗濯してそのままセッティングすれば特に干さなくてもきれいに乾きます。途中でやると高圧洗浄機のしぶきなどで汚れてしまうため大掃除の最後に行います。
まとめ
ここまでで家族全員、もうヘトヘトです。
でもよく頑張りました!
日ごろ母親(そうです、私のことです!)に任せている掃除。
その有難さがよくわかるはずです。(そう、それも狙いのひとつ)
散らかすのは簡単だけど、片付けるのは大変。
その苦労を少しでも知ってもらうために、ここは心を鬼にしてチェックしております。
とはいえ、毎年誰かが受験生となるので、そのときは緩めに分担振りをしています。(受験生と言えどまったく無しにはなりません!そこまで甘かないよ…)
大掃除の最後は、
■各自自分の部屋の整理・整頓、不要物処分
でフィニッシュです。
ただし、不要物処分については年内最後の不燃物ゴミ出しの前までに終わらせておきます。
本当は大掃除当日が年内最後のゴミ出しだと助かるのですが、そうも行かず出たゴミは年明け最初のゴミに出すので正月明けのゴミ出しの量は半端ないです。
ゴミになりそうなものは事前に片付けながら処分しておきましょう。
よろしかったらおすそ分け
毎年、大掃除分担表をエクセルで作っており、シートで管理しています。
2012年から始めて今年で6年目。
こうやって管理しておけば、前年誰がどこの担当をしたか誰が負担が大きかったのかの参考になります。
また結果のコメントを残しておけば掃除箇所もやらないくていいところ、追加したいところなどの参考になります。
我が家は29日と決めていますが、それぞれの予定もあるので事前に分担表を配布し、自分の時間のあるときにぼちぼちやってもOK。
ということで我が家で使っている「年末大掃除分担表」のエクセルをおすそ分けします。よろしければダウンロードして使ってみてください。
項目、箇所、内容については使いやすいように書き換えてください。
Note
年に一度の家族行事とも言える大掃除。
子どもたちが小学生の頃から割り振ってさせているため、子ども達もやるのが当たり前の感覚になっています。それはそれでいいことだと思っています。
普段の家事で忙しい主婦がひとりで抱え込んでやる必要はない!みんなで住んでいる家だからこそ、全員でやるべき!それは男だって容赦しない。(長男にとってこの習慣はのちのち役に立つと思う…結婚してからは特にね)
子どもが小さいときはひとりで大変でしょうが、ある程度の年齢になったら役を持たせていいと私は思います。
夫が普段協力的でない場合、ここは子どもにもやらせているから「お父さん、頑張って!」とお尻を叩きましょう(笑)