浴室の汚れ、毎日入っているお風呂ですがいつの間にか黒ずみやピンクぬめりが…。
そろそろお掃除しなければ…。
特に浴室の床の汚れが意外と厄介。でもオキシクリーンならいとも簡単に汚れがスルスル取れて快適。
そんなオキシクリーンを使った掃除法をご紹介します。
Contents
オキシクリーンとは
アメリカ製と中国製がある
オキシクリーンは粉末タイプの酸素系漂白剤です。
コストコで売られているのはアメリカ製。
スーパーやホームセンターなどに売られているのは中国製です。
この両者の違いはと言うと、界面活性剤が入っているか否か。
アメリカ製のオキシクリーンには界面活性剤が含まれているため泡立ちます。
中国製には含まれていません。
ただ使用感の違いだけで、界面活性剤が入っていないから落ちにくいというわけではなく、どちらも洗浄力には違いはありません。
計量はオンス
アメリカ製のオキシクリーンは1箱4.98㎏(11パウンド)と大容量。
その中に付属のスプーンが入っており、スプーン1杯は4オンス(oz)。
1オンスは28.35gなので、4オンスで113.40g。
標準使用量は、スプーン1杯に対して3.8リットル(1ガロン)の水に溶かして使用します。
付属のスプーン1杯=4オンス(約113g)
基本的な使い方
- お湯を使うと効果的。約40℃~60℃が適温。
- 20分以上浸け置きする。
- 6時間以上になると溶剤の有効性はなくなるので作り置きはできない
洗濯や洗濯槽の掃除に
洗濯や洗濯機のカビ取り洗浄をするときは水温を40℃~60℃にして使用すると効果があります。
ただし洗濯の場合、洗濯機の中で長い時間つけ置きして洗濯すると、洗濯槽のカビも一緒に出てしまうので注意が必要。
先に洗濯槽の掃除を行ってから洗濯をしたほうがいいですね。
酸素系漂白剤の使用法としての記事ですが、使い方は同じ要領です。
分量は60リットルくらいの水位に対してアメリカ製オキシクリーンはスプーン6杯半です。
ふきんの漂白
通常の漂白剤と同様に4リットルのお湯に対して1~2オンス(付属のスプーン1/4~半分)を混ぜ、20分以上つけ置きして水洗いします。
だたし塩素系の漂白剤のように、劇的に白くなったという実感はありませんでした。(個人の見解です)
しかし生地を傷めることなく環境面や安全面に関しては安心なのでオキシクリーンでの漂白は有効です。
浴室のお掃除
浴室床のお掃除
毎日使用している場所で、毎日見ているせいかじわじわ汚れてきているのに無頓着になりがち…。
気がつけば浴室内の床は真っ黒け…。
しかし長年の試行錯誤の結果、この床をピカピカにする方法を編み出しました。
それは重曹を床に振りまき、その上にクレンザーをかけて少し水で濡らし、ひたすらメラミンスポンジで磨きあげる。
このメラミンスポンジが登場したおかげでそれまで取れなかった汚れがきれいに取れる。でも単体で使うより、重曹+クレンザーの組み合わせが最強!
しかしです。
これ、メラミンスポンジが小さくなるまで思いっきりゴシゴシゴシゴシ…。ひたすらゴシゴシゴシゴシ…。
日が暮れてもゴシゴシ…。(大袈裟)
かなりハード。きれいになった状態にうっとりするものの、半年に1回、この作業をするとなると気が重い。
ところが、オキシクリーンで試したところ、こんな苦労せずともスルスル汚れが取れて、もう快適です。
では実際に行ってみましょう。
オキシクリーンで浴室掃除の手順
これが汚れてしまった我が家の浴室の床。
これにオキシクリーンを適当に振りまきます。
少しお湯を足してびちゃびちゃにします。
このまま放置してもいいようですが、一応、古バスタオルや雑巾などを上から当てて、念のために45リットルのビニール袋をかぶせて覆ってみました。
よく
「汚れの箇所に重曹水やクエン酸水などを吹き付けキッチンペーパーをしてその上からラップをします」
という掃除アイデアをみますが、さすがに浴室の床一面にキッチンペーパーとラップはもったいないので古バスタオルで代用。
いつもはお風呂のあとの残り湯で湿らせてそのまま一晩放置していましたが、試しに1時間程度で汚れが落ちるかどうか試してみました。
バスタオルを開けてみてガッカリ…。
全然汚れが落ちていません。やはり置く時間が短いのか…。
ブラシで擦ってみます。
すると、汚れがスルスル取れていくではありませんか…。
ブラシで擦る作業は伴いますが、通常はブラシをかけたくらいでは頑固な黒いこびりつきは取れません。しかしオキシ液に浸したあとはいとも簡単にスルスル取れていきます。
さすが、オキシクリーン。
美しさを取り戻しました。濡れているときは若干ヌルヌルした感じがあり滑るかな?と警戒していましたが、十分にすすぎ乾くと床に触れた感触もサラリとしていていい感じ。
上の画像の黒ずみ、メラミンスポンジの場合、右からの角度から見てきれいに落ちたとしても左から見ると黒ずみが残っていたりするので、あらゆる角度からみてきれいになるようにゴシゴシ…を繰り返していました。
ところがオキシクリーンはブラシでザザッと擦るだけで取れました。
一晩浸け置く必要もなし。
というか6時間経過したら効力はなくなるのでそんなに長い時間おかなくてもいいわけですね。
実証できました。1時間くらいの放置でOKです。
洗面所CFシートのお掃除
洗面所のCFシートも日々使っているのでだんだん黒ずんできます。
お掃除せねばと思いつつ普段のお掃除は掃除機だけ…。反省、反省…。
バケツにぬるま湯を張り、1オンス(付属のスプーン1/4)のオキシクリーンを溶かし、雑巾をつけ込んでやや緩めに絞って拭いていきます。
多少ベチャベチャになっても気にせず、磨くような感じで拭き、今度は水で濡らした雑巾をかために絞り拭きあげていきます。
画像ではあまりよくわかりませんが、明らかにきれいになりました。
素足で床に触れた感じもサラリとして気持ちがいいです。
浴槽&お風呂グッズ
お湯を張った湯船にオキシクリーンを付属のスプーン2杯入れて、お風呂のイスや洗面器などを浸け込んで一晩(6時間ほど)放置。
6時間ほど経つと泡が消えています。
物によってはそのままでもきれいになっているものもありますが、頑固な水垢などがついている場合は、ブラシでこすり洗いをします。
この風呂イスは頑固な水垢がついてたのでブラシで擦りました。
面白いほど汚れがスルスル取れてすっかりきれいになりました。
排水口付近のパッキン
少量のお湯に1オンス(付属のスプーン1/4)を混ぜ、粉が溶ける程度の溶液にし、パッキンなどの汚れの箇所に塗ります。
溶液が垂れないようにキッチンペーパーなどで湿布し、乾燥しないようにラップし、20分から1時間程度おいて水で洗い流します。
ゴムに溶液を長時間浸けこむと、溶ける場合があるので短時間で済ませるのがポイントです。
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おすすめ度:★★★★★
Note
アメリカ製のオキシクリーンはコストコや楽天で購入することができます。
4.98㎏は結構大きくて日本の狭い住宅事情では保管場所に困りますが、オールマイティの家庭用漂白剤なのでいろんな用途に使用でき、複数の種類の洗剤を持つ必要がなくなります。
そしてその効果を実感したらずっと使い続けたくなる洗剤です。
ただし溶液の効果は6時間しかないので作り置きができません。
またお湯で溶かしたものを密閉容器に入れるのは爆発(?)するようなのでNGです。
爆発というのが独り歩きしているようですが、お湯に溶かすと発泡が進むためであって、粉末状態のものなら密閉容器に移し変えても爆発はしないのでご安心を!