エコ掃除が定着してから重曹、クエン酸などスーパーでも手軽に買えるようになりました。
そんな中、最近は酸素系漂白剤やセスキ炭酸ソーダの人気がじわじわ高まっています。
今まで悪戦苦闘していた換気扇の掃除、
古歯ブラシ10本くらいは必要で、羽を2~3本こすったらベタベタ…。本当に憂うつな掃除でした。
ところが、
セスキ炭酸ソーダを使うようになってから簡単にお掃除することができ、3ヶ月おきの換気扇掃除がすっかり楽になりました。
でも、セスキ炭酸ソーダって何?重曹とはどう違うの?
そんな疑問を解決してエコで楽でストレスフリーなお掃除で毎日をすがすがしく過ごしましょう!
セスキ炭酸ソーダを使いこなそう
重曹との違いはpH
重曹とセスキ炭酸ソーダの違いはpH。
重曹はごく弱いアルカリ性でpH8.2。セスキ炭酸ソーダは弱いアルカリ性で、pH9.8と重曹よりアルカリ度が高くなります。
重曹は水に溶けにくいため、水に溶かしてスプレーすると乾いたあと白い粉を吹いたりしますが、セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいため乾いても白く粉を吹くことはありません。
拭き掃除に使用する場合、セスキ炭酸ソーダのほうが使い勝手はよいようです。
ただし研磨力は重曹のほうが勝っています。
なので鍋の焦げ付きやシンクの水垢取りなどクレンザー代わりに使うには重曹のほうがよいですね。
今回の換気扇掃除にはセスキ炭酸ソーダのほうが適しています。
ちなみに画像のアルカリウォッシュとはセスキ炭酸ソーダのことです。
換気扇の掃除方法
お恥ずかしい…これが約3ヶ月、掃除をしなかった我が家の換気扇です。
かなり油まみれ…。
このドラムが厄介。
以前はこの羽根1本1本を古歯ブラシを使ってこすり掃除をしていました。
ドロドロヘドロ状態なので羽根2~4本くらいで歯ブラシがヘドロまみれになり、10本くらいは使ってのかな…。終わったときにはヘトヘト…。
セスキ炭酸ソーダを使った掃除は、つけ置きすると楽。
バケツに45Lサイズのビニールをセットします。直接入れると油がバケツについて終わったあとのバケツの掃除が大変になるのでこのようにしています。
大体小さじ6杯くらい入れてます。
計量カップに入れてみたら50㏄くらい。バケツの中に投入します。
給湯器の温度を60℃にセットして、熱いお湯をバケツに張ります。
そのまま1時間くらい放置。
その間に換気扇の天板の掃除をします。
天板を外すと油がべっとり垂れています。
シンクに60℃のお湯を張り、セスキ炭酸ソーダを50㏄投入。
こちらも暫く放置。その間に本体のお掃除をします。
こちらも油まみれ。
ここもざぶっと水洗いしたいのはやまやまですが、取り外せないので拭くしかありません。
セスキ炭酸ソーダ小さじ2杯程度を350mlのボトルに入れ、水をいっぱいに入れてシェイクします。
それを吹き付けて濡れ雑巾で拭きあげていきます。
浸け込んでいた天板を洗います。
浸けていただけでスルッと油汚れは落ちています。
そのまま汚水を落とし、台所用洗剤で普通に洗い、水で流します。
バケツにつけ込んでいた換気扇のドラムをシンクに出し、台所用洗剤とアルミスポンジを使って普通に洗います。
換気扇の羽根は古歯ブラシを使ってカスを落としていきます。
今回古歯ブラシは1本で済みました。
お掃除結果
ドラムはこれくらいきれい。
新品のようにピカピカというわけにはいきませんが、楽な労力でここまで落ちれば御の字です。
天板もきれい。洗ったあと、乾いた雑巾で拭きあげます。
本体もこれくらいきれいになれば合格ではないでしょうか…。
ドラムをセットして…
天板を取り付けたらお掃除の完了。
つけ置く時間は1時間程度。つけている間に夕飯の買い物に行きました。
あ、くれぐれも給湯器の温度は下げておきましょう。知らずに家族が洗面所などでお湯を使ったら火傷してしまいます。
アルカリウォッシュは布ナプキンを洗濯するときにも活躍します。血液などの洗浄力があるのですね。洗濯にも使えるので重宝しています。
Note
以前は市販の換気扇専用の洗剤を使っていましたが、それほど楽に落ちませんでした。
重曹を使いだして洗剤よりも楽になった気はしましたが、セスキ炭酸ソーダを使うと重曹よりさらに楽にきれいに落とせるようになりました。
オキシクリーンでも試してみたところ、同じように楽に落とせたので、換気扇掃除に関してはセスキ炭酸ソーダかオキシクリーンを使っています。
スポンジの替え時期に合わせて換気扇掃除をし、掃除のあとスポンジはそのまま捨てています。ゴム手袋もそのまま捨てるので古くなってゴワゴワしたものを使っています。(貧乏性ですね…)
でもせっかくならエコに、効率的にやりたいではないですか。何より3ヶ月に1度の換気扇掃除が楽になり苦ではなくなったのはほんとありがたいです。