エコウィルからエコジョーズにグレードダウン|乾太くんも検討・意外と妥当な選択かも… | 【暮らしの音】kurashi-*note

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エコウィルからエコジョーズにグレードダウン|乾太くんも検討・意外と妥当な選択かも…

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エコジョーズ
photo by:ahmiosho

ちょうど2年前にエコウィルに不具合があり、いつ壊れてもおかしくない状態になりました。

そのときは修理でなんとか復旧したものの、今度は05Eエラー表示がでて発電がストップ

その状態のまま1年2ヵ月使い続けていましたが、 馴染みのガス会社指定店担当者から そろそろご決断を……と促され、買い替えをすることにしました。

あいにくエコウィルは2017年に販売終了となっているため

  • エネファーム
  • エコジョーズ

の2択となります。

エコキュートについては我が家はオール電化住宅ではないため除外。

2年前に壊れたらどうしようと、そのときリサーチして書いた記事がこちら

エコウィル26Eエラー表示・10年使用してガス代はお得だったのか検証してみた結果…
2010年6月にエコウィルを設置して丸10年。 今回エラーメッセージがパネルに表示されたので、販売店のカスタマーに来ていただき応急措置の修...

結果、我が家が選んだのはやはり『エコジョーズ』でした。

どうしてエコジョーズにしたのか、エコウィルの次はどうしようか悩んでいる方の参考になればと思い記すことにしました。

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エコウィル11年目にして発電がストップ

エコウィル

2010年6月にエコウィルを導入して、何度か点検を受けつつ使用してきましたが、10年の保証期間を半年過ぎた12月に「26E」エラー表示がでて、点検してもらうとオイル漏れ。

取りあえずの応急処置をしてもらい使い続けていたら、その8ヵ月後に今度は「05E」エラー表示。

これは発電機が故障して発電を止めている状態。

ただし給湯器としては機能しており、発電なしのただの給湯器となったわけです。

それでもメリットがあるのは、家庭用コージェネレーションシステム契約(マイホーム発電メリット)のため、ガス料金が一般料金に比べると安いということ。

グレードダウンしてエコジョーズに買い急ぐとこの恩恵がなくなり、ランニングコストが高くなります。

また、発電に疑問があったため本当にお得だったのか検証したい気もあり、取りあえずはエコジョーズとエネファームの見積もりだけとってもらうことにしました。

その間、発電なしで暫く使い続けてみることに。

エコウィル発電ストップしたあとの電気代は

発電がストップして1年2ヵ月くらい使い続けて検証したところ、電気代は高くなりました。

2020年8月~2021年7月までの電気代のトータルは224,767円だったのに対し、発電が止まってからの2021年8月~2022年7月までの電気代のトータルは293,800円。

その差額69,033円。

月に5700円ほどアップした結果でした。

エコウィルで発電していたときはまったくお得に感じませんでしたが、こうやって比較してみるとやはりお得だったのだな…と思います。

ただ、ここ2年の燃料費調整単価の値上がりによって電気代が高くなったという要因もあり、一概に発電をストップさせたからだけの理由ではないと思いますが、ざっくり言うと発電を止めてから年間68,400円ほど高くなってしまったという計算です。

とはいっても、ガス代については発電を止めたせいでお湯を沸かしてストックしておく必要がなく、ガスの使用量は前年が1828kwhから発電を止めて1669kwhと減ったためじゃっかん安くなりました。

エネファームかエコジョーズか

我が家の場合、エネファームかエコジョーズかの2択。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較してみました。

エネファーム

エネファーム

画像引用:西部ガス

エネファームはガスから水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電するシステムで、発電時の熱を利用してお湯を作る給湯器です。

正式名称は、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム。

メリット

  • 発電した電力をすぐに使用でき、自宅で発電するので電気代が安くなる
  • 発電時に騒音がない
  • 発電時に二酸化炭素や有毒ガスがでない
  • ガス料金優待プランでガス代が安くなる
  • 停電時も自立運転が可能
  • 10年間はフルメンテナンスサポートがある

エコウィルもそうでしたが、エネファームにも10年間のフルメンテナンスサポートがあります。

故障したときでも無償で修理対応してくれるのはとても心強いし、それが10年間というのは安心感半端ないですよね。

私もエコウィルのとき、不具合が発生した際、電話ひとつで駆けつけてもらえとても助かりました。

デメリット

  • 導入コストが高い(100万円超える)国や自治体の補助金制度もなくなりつつある
  • 貯湯タンクを設置するためスペースを取る
  • 太陽光発電とは異なり、発電した電力は売電できない
  • ガス代がかかる
  • 10年で機械がストップしてしまう可能性大

ただし、導入コストがエコウィルよりも高額。

一時は300万円くらいすると言われていましたが、最近は価格も下がりそこまではないようですが、2022年6月には国の補助金制度もなくなりました。

地方自治体の補助金制度はあるものの、条件を満たす新築が対象だったり、先着順だったりとなかなか受けれそうにありません。

自家発電すれば月々の電気代も安くなると思いますが、本体代が高額なためなかなか踏み切れないという方も多いと思います。

エコジョーズ

エコジョーズは少ないガス量でお湯を沸かすことができる省エネ性能の高い給湯器です。

従来型のガス給湯器は余熱約200℃分を排気とともに捨てていますが、そのうちの約150℃分を再利用してお湯を沸かすので、ガス消費量を約9~15%削減できます。

メリット

  • ガスの使用量が減るためガス代の節約ができる
  • CO2の排出量が削減でき環境にやさしい
  • 貯湯式ではないため湯切れの心配がない

エコジョーズは世帯人数が多い家庭や、お風呂を毎日溜め、シャワーをバンバン使うなど、たくさんガスを使えば使うほど削減できるコストが大きくなります。

またエコウィルやエネファームのように貯湯式ではなく、都度お湯を沸かす給湯器なので湯切れの心配がありません。

デメリット

  • 一般的なガス給湯器に比べて価格が高い
  • 専用の排水工事が必要
  • 故障しやすい(中和器の交換が10年に1度必要)
  • ガスの使用量が少ないと節約にならない

エコジョーズは高いと言われていますが、これは一般的な給湯器と比較した場合の話。

我が家ではエネファームの見積もりも取ってもらったため、逆に安いと感じてしまいました。

ただ気になるのは故障しやすいという話を聞いたこと。

エコジョーズの寿命は標準的な使い方をして約10年程度。

これはエコウィルと同じなので特に寿命が早いとは言えません。

また故障しやすいというのは、どうやら勘違いのことが多く、実は中和器のエラーによることが多いとか。

中和器は消耗品のため10年に1度交換が必要となるようで、使い方や使う頻度によっても変わってくるようです。

我が家の場合はどっち?

12年前に約90万円かけてエコウィルを導入し、この12年間で機器代はペイできたのが実証できたので、エコウィルが継続販売しているなら再度選んだかもしれません。

しかし販売終了しているため、後継機種となるとエネファームになります。

ただエネファームは100万円超えする高額な給湯器。

しかも担当者から10年点検せずのままだと、ピタリと10年で機械が止まってしまうという恐ろしい話を聞きました。

そして確実に10年後、機器代をペイできるだけランニングコストが安くなればいいのですが、エコウィルを使っていたころは家族7人でしかも子どもたちがまだ小さかったのでお風呂やシャワーなどガスの使用量も多かった時期でした。

しかし子どもたちも巣立ち、家族人数も減っていくのに、果たしてペイできるのか。

床暖房もやっていないし、浴室暖房は設置していますがエコウィルと同時に取りつけたものなので12年経過しておりいつ壊れてもおかしくない状態。

壊れたらいよいよガスの使用量は少なくなる。

そんな我が家にメリットはあるのだろうか…。

エコウィルもエネファームもガスを使えば使うほどお得になる機器。

現時点でエネファームにしたところで、導入費用をペイできるだけの節約はできるのか疑問が残ります。

それにエコウィルのときに、発電のためガスを無駄に使っていた(?)かもしれないことを思うと、発電もしなけりゃ、貯湯もしない、使うときだけお湯が出るエコジョーズはシンプルでいいのでは。

しかも本体代はエネファームに比べると半分以下。

見積もってもらったらその差55万。

ここ、大きい…。

エコジョーズもガスの消費量が多い家庭はコスト回収が早くなるということ。まだ現時点では6人家族の我が家。

当面、まだまだガスの使用量は多いと予想されるので、エコジョーズで効率的にガスを使えば導入コストを早い段階でペイできそう。

月々のランニングコストはガス料金優待プランではなくなるため、アップすることは覚悟しておかねばなりませんが、その分、導入コストは抑えられているので妥当な選択なのでは。

そして

実はこのままだと浴室乾燥機もいつ壊れてもおかしくないという危機感もあり、かねてから欲しかった乾太くんの導入も前向きに検討するようにしました。

乾太くんも設置予定

引用: リンナイ

今回、いい機会なので乾太くん8kgを設置しようと考えています。

気になるのは月々のランニングコスト。

エネファームで乾太くん使用なら家庭用コージェネレーションシステム契約(マイホーム発電メリット)で、ランニングコストは安くなるかもしれません。

エコジョーズだとホームメリット契約になるので、割引率が低くなり、もろガス代がかかってくるという懸念。

ただエネファームの本体代が高額過ぎて、踏み切ることができませんでした。

乾太くんのランニングコストは5kgだと1回63円、8kgサイズだと102円程度

我が家は8kgサイズを検討しているので、毎日1回乾燥機を使ったとしても3,000円ちょっと。

月3000円のガス代アップなら許容範囲ということで、 エコジョーズ+乾太くんにしようと見積もりをお願いしました。

エコジョーズの見積もり

我が家が取り付けたのは24号のエコジョーズ。

既存のエコウィルの撤去費用、工事代金、消費税込みでお値引きしてもらい、395,000円での取り付けでした。

まさかの品切れ…エコジョーズ

私自身、決心がついたのですが、まさかの半導体不足で品物がない状態。

今年1月に依頼してから商品の入荷ができたと報告を受けたのが6月末。

その間、我が家も父が脳梗塞で倒れ、退院して介護が必要になるなどバタバタしていたため、10月にエコジョーズへ入れ替え工事、12月に乾太くんの設置工事という運びになりました。

乾太くんを取り付けるにあたっては紆余曲折ありました。 その件については別記事で。

気になるガス代は

ガス代明細書

エコウィルからエコジョーズに変えて、契約内容も変わりました。

割引率が一番高い家庭用コージェネレーションシステム契約(マイホーム発電メリット)から、ホームメリットに変更。

ただし我が家では浴室乾燥機、ガスファンヒーターがあるので7%割引が適用された料金体系となります。そしてガスを一番使用する時期である12月~4月までは使う量が多いと割引になる契約内容。

それでも同月で比べると過去最高の請求額。

家庭用コージェネレーションシステム契約が一般料金よりも年間79,400円(税込)お得ということは、月額6,600円ほどお得なわけで、なるほど今回の請求額は納得の数字でした。

このランニングコストのついては想定内の範囲。

ということで、これからのライフスタイルを考えると、エコジョーズで良かったと言うのが現時点での我が家の決断でした。

→乾太くんをつけるまで紆余曲折した話はこちら

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