コストコの日用品売り場に並んでいた「エプソン＆ピンクヒマラヤンバスソルト」
ちょうど店員さんが別商品のアピールのためバスソルト付近にいらっしゃったので、夫は根掘り葉掘りバスソルトについて質問。
なんでもコストコオーストラリアで人気のある商品のようで日本に上陸した商品。
なにより発汗作用があるというフレーズにほだされた夫。最近健康志向なのでこの手の情報は目ざとくキャッチ。
私よりもコストコの目利きがよくなってきた夫。カートインしてさっそく試してみました。
ヒマラヤンバスソルトは真夏でもイケる？
Contents
エプソム＆ピンクヒマラヤン バスソルト
名称：エプソム＆ピンクヒマラヤン バスソルト
内容量：2.5kg
お値段：898円（税込）
消費期限：ラベルに記載
プラスチックのバケツに入った岩塩のバスソルト。
この大きさで898円って、安いのでは？
ところどころにピンクの岩塩が入っているのも興味をそそられます。
購入時にはピンときませんでしたが、自宅に持ち帰って改めて説明書きを読むと、
200Lあたり、付属の軽量スプーンで４杯（約250ｇ）を入れおくかき混ぜてください。
との記載が。
2.5Kg入りなので、約10回分。
ということは、１回に結構な量を使用するわけだ…。
ちなみに測ってみると、スプーン１杯が78ｇ。
スプーン４杯だと250gどころかゆうに300ｇを超えてしまいます。
ちゃんと250ｇ計量するとこのくらいの量です。
そして、ここであたらめて浴槽について考えてみました。
そもそも200Lとはどのくらいなのだろう…。
200Lは一般的な家庭の浴槽の大きさとのことですが、一般的ってどこまでを指すの？という疑問が…。
浴槽の容積の測り方
エプソム&ピンクヒマラヤンバスソルトに記載されている200Lのお湯というのがどのくらいの量なのか真剣に測ってみたくなりました。
200Lというのは一般的な浴槽に溜めるお湯の量とのことですが、マンション、戸建て、一人暮らしの部屋など浴室のタイプはさまざま。
たいていユニットバスだと思いますが、今お使いの浴槽のサイズってどのくらいでしょう。
浴槽の規格サイズは1014とか、1216など統一されていますが、はて自分の家の浴槽は？
そもそもその浴槽に何リットル入るのかわかりませんよね。
我が家は注文住宅で18年前に建てましたが、そのときの建築図面を探そうといくつか図面を探しましたが、浴槽のサイズが記載されているものが見つからずげんなり…。
そこで、そんな回りくどいことせずに浴槽を測って容積を出せば済むじゃん…と計算してみました。
浴槽のリットルの計算方法は、
縦×横×高さ÷1000
たとえば、家の浴槽が縦50cm、横100cm、高さ50cm（水を溜める高さ）だとすると、
50×100×50＝250,000
これを1000で割ると、250となり、250Lの容量ということになります。
我が家の浴槽を測ってみると、ざっと310Lくらいになりました。
とすると、７杯くらい入れなければならず、バケツ１個で約５回分になります。
一度に結構な量を投入するのですね。
エプソム＆ピンクヒマラヤン バスソルトの使用方法と使ってみた感想
我が家の浴槽に合わせて７杯分のバスソルトを投入。
お湯の温度は38度に設定。岩塩なので溶けにくく、混ぜても底にピンクの粒々が残っています。
そしてドキドキの入浴タイム！
お湯に浸かってみて、びっくり。
なんとお湯が柔らかくなって、片栗粉を溶かしたようなトロリとした感触。
バスソルトっということなので、お湯が塩っぱいのか…と、少し舐めてみました(笑)
ところが
まったく塩っぱくない！！
実はソルトと名がついているものの、成分は硫酸マグネシウム。別名エプソム塩と呼び、排便を促す薬に使用されたり、にがりとして使用したり。
肌に対しては、乾燥を防ぎ、肌を清浄に保ってくれる成分で、温泉の成分にも含まれています。
普段湯船には浸からず、シャワーだけで済ます夫ですが、この日ばかりは10分を目標に浸かったとのことですが、お風呂上り、汗は出てないけど火照っていたようで、入浴後40分経ってもポカポカのままだったようです。
夏場のためお湯の温度を38度とややぬるめに設定したにもかかわらず、温浴効果はばっちり。
同居する高齢の両親に感想を聞いてみたところ、肌触りが柔らかく、お風呂あがっても湯冷めすることなく、ぐっすり眠れたようです。
夏場なので気温のせいもあるのかもしれませんね。冬場の使用が楽しみ。
１個で約10回分（我が家だと５～６回分）使用できるとのことで、コスパは約90円と安いのですが、ストックするには場所を取ります。
月に２回くらいコストコに行くなら、都度購入するって計算ですね。
エプソム＆ピンクヒマラヤン バスソルトのデメリット
入浴剤としてコスパよし！発汗性よし！リフレッシュ度OKのヒマラヤンバスソルトですが、注意点があります。
ヒマラヤンバスソルトは無臭です。
そのため入浴剤特有の香りを楽しむことができず残念。また色もないのでゴージャスさに欠けます。
香りや色でリラックスしたい方にはやや不向きかも。
我が家の場合も、母が入浴剤を投入するので、入口に「ソルト風呂中」など貼っておかなければ、見分けがつかず上から投入してしまいそうです。
岩塩は溶けるのに時間がかかり、何度混ぜても溶けきれずに残ります。
心なしか浴槽に座るとお尻がザラっとするような…(笑)
それ以上に肌に吸着する水の感触が何とも言えませんが…。
使用後は速やかにお掃除！
バスソルトを使用したあと、排水しただけだと、ソルトが浴槽の底にこびりついてしまい固まると溶けにくくなります。
お湯を落としただけではダメ。しっかり洗い流しておきましょう。
ヒマラヤンバスソルトを使用した残り湯は、塩分があるためお洗濯には向きません。
エプソム＆ピンクヒマラヤン バスソルトの成分
おすすめ度：★★★★☆
香りがないのは残念ですが、温浴効果はしっかり実感でき、お肌もしっとりするエプソム＆ピンクヒマラヤンバスソルト。
毎日は無理でも、週１～２回、自宅でデトックス＆リラックスタイムを過ごしたいですね♪
