歯磨きは毎日、キチンとしてますか?
私は毎日5回歯磨きをします。
朝起きて1回、朝食後に1回、昼食後、夕食後、そして最後にお風呂の湯船につかってじっくり1回。
お風呂での歯磨きはいつから始めたのか記憶にないほど私のルーティンワークになっていて、歯磨きをしない入浴タイムなんぞあり得ない!
さして気にしておりませんでしたが、
歯医者さんのHPでお風呂での歯磨きを推奨した記事を見つけ、それがなんと美容にいいらしい。
ええっ?やってるじゃん!私…。と思ったのでどういいのか分析してみました。
お風呂での歯磨きが定着して、もう10年とは言わないくらい。その効果たるやいかに…。
Contents
お風呂で歯磨きをするといい理由
私が入浴時に歯磨きをはじめたきっかけは、夜、洗面所に3分以上も立って歯を磨く時間がまどろっこしいから…。
湯船に浸かったリラックスタイムを利用してまったりと歯磨きすれば、普段よりていねいに長い時間かけてできるから…とのずぼらな理由から。
でもこれにはすごい美容効果もあったようです!お風呂で歯磨きをするといい理由を探ってみましょう。
理由1|丁寧に磨ける
湯船に何もせずただボーっと浸かっているだけでは時間がもったいない。…というか別にすることもないからさっと上がりたくなる。
でも歯磨きしながらだと気がつけば3分以上、5分、10分なんてこともざら。その分歯磨きものんびりとていねいに磨けます。
湯船に浸かって歯磨きすると、歯茎も温まってふやけるので、汚れも取れやすくなっているのだそうです。
理由2|口臭予防にもなる
汚れが落ちやすくなっているので、口腔内の細菌を減らし、口臭予防になります。
身体を温めると血液やリンパの流れがよくなり、唾液もたくさん分泌され、唾液のもつ殺菌効果で口臭の原因となる細菌の増殖を抑えてくれます。
理由3|若返る?
これ、知らずにやっておりましたが、実はお風呂での歯磨きって美容にいいらしいです。
理由は若返りのホルモンと言われる成長ホルモン「パロチン」がリラックス状態のときに、歯ブラシで口の中を刺激することによって多く分泌されるからということです。
この「パロチン」の分泌が盛んなのが赤ちゃん。
ダラダラとでるよだれはパロチンのせいだとか。そして悲しいかな24歳をピークに分泌量は減少していくのだそう。
ただ、まだチャンスはあります。
お風呂でのリラックスした状態が一番「パロチン」の分泌が盛んになるようです。
そこで歯ブラシで口内を刺激すると、さらにパロチンの分泌が促進されると歯医者さんが申しておりました。
理由4|ダイエットにも期待
この「パロチン」が分泌されることによって代謝も良くなります。
代謝がよくなれば体内の老廃物を排出しやすくなりデトックス効果が期待できます。
またお湯の中は水圧でお腹が圧迫された状態です。
胃液の分泌も抑制されるので空腹を感じなくなります。
それと同時に歯磨きによって口内をスッキリさせるとダブルで空腹感を感じさせない効果が期待できます。それが食欲を抑えダイエットになるそうな。
理由5|アイチエイジング効果が期待できる
これ、今の私が一番注目するところ。
老化予防になる「パロチン」の分泌が盛んになると、歯や骨の*再石灰化を助ける効果があり、皮膚の新陳代謝を活発にしてくれターンオーバーが正常化します。
そのことからアイチエイジングにも大いに効果が期待できるようです。
*再石灰化とは
再石灰化とは、お口の中で常に起きている現象です。歯を脱灰から守る唾液の自然治癒のメカニズムです。
そう言えば、私アラフィフですがまだ更年期障害の症状は一切ありません。もしかして長年に亘るお風呂での歯磨きが功を奏している?
若返りホルモン『パロチン』って?
「パロチン」は、耳下腺から分泌される唾液のみに含まれる成長ホルモンの一種。白内障や更年期障害の治療薬にも使われているらしいです。
そしてパロチンの分泌を増やすために唾液の量を増やさなければなりません。
それには、
- 食事はよく噛み、左右均等に噛む…一口30回を目標に噛む回数を増やす。
- リラックスして食事をする…緊張すると分泌されにくくなるためゆったりと食事をすること。
- 耳下腺をマッサージする…下で説明
- 舌の運動をする…口を大きく開けて舌を出したり引っ込めたり、唇をなぞるように舌を回したりする。
マッサージのしかた
耳たぶの少し前の頬に親指以外の4本の指をあて、指全体でやさしく押し、後ろから前へ円を描くように優しくマッサージをします。
10回を3セットくらい行いましょう。
唾液がじわっと出てきたのを感じませんか?
お風呂で歯磨きタイムのあとにまだゆったり浸かりたい場合、マッサージしながらだとさらに効果が倍増しそうです。
Note
余談ですが、私が以前勤めていた会社に60代のイケてる女性がおられ、彼女の胸はツンとして豊満でした。
なぜ重力に逆らって維持できているのだろう…と秘訣を聞いたところ、お風呂で湯船にゆったり浸かり、脇のリンパを胸にかけてぐっと押えるマッサージを毎日欠かさずやっているとのことでした。
やっぱりお風呂タイムは貴重な時間ですね。