網戸の張り替えは素人には難しいと思っていませんか?
実は私もそう思っていた一人で、ボロボロに破れて無残な状態となった網戸に養生テープを貼り付けてなんとかしのいでおりました。
また網戸の張り替えは業者にお願いするものという固定観念もありました。
ところが、
網戸の張り替えは意外と簡単!
難易度が高いと思っていたら素人でも案外キレイに張り替えることができ、業者に頼まず自分でやった結果3分の1の金額でできました。
コツをつかむと網戸の貼り替えは簡単にできるし、やり出すと楽しすぎ♪
しかし素人がうまく行うための押さえるべきポイントがありました。
Contents
網戸は簡単に張り替えられる
我が家は築18年の3階建て二世帯住宅。
有名ハウスメーカーで建てましたが、網戸の交換をほとんど行っておりませんでした。
そして見るも無残な我が家の網戸。
網戸って真ん中に穴がほげるというより、端っこが破れるケースが多いと思うのですが、まさにその状態。網もたるんでいます。
先日破れた網戸のスキマから虫が侵入してきているのを目撃しました。これはなんとかせねば…とリサーチ開始。
意外と良心的な価格で張り替えをしてくれる業者をみつけました。
念のため家を建てたハウスメーカーのカスタマー担当者にいくらで行ってくれるか確認したところだいたい5,000円程度とのこと。
交換したい掃き出し窓が3箇所、ついでに小窓も交換しておきたくざっと5箇所くらいあり、25,000円はかかる計算。
どうしても自力でやる自信がなく、業者頼みでやろうと思っていましたが、ホームセンターで聞くと案外簡単にできるということ。
その言葉を信じて、人生初の網戸DIYにチャレンジ。
網戸の張り替えに必要なグッズ
まず、ホームセンターに行く前にチェックすべきは、張り替えたい網戸のゴムのサイズ。
網戸は網の周りをゴムで固定しており、このゴムのサイズがいくつかあるので、必ず大きさを把握してからホームセンターへ。
替えようと思う網戸のゴムを数センチカットしてホームセンターに持参すること!
たいてい、ホームセンターの網戸コーナーにはゴムの太さを測れるパネルが設置してあります。なければゴムを店員さんに見せてサイズを教えてもらいます。
我が家の網戸は太さ5.5ミリでした。
網戸を張り替えるときに使う道具
網戸を張り替えるときに必ず必要となるものは、
- 網戸貼り替え用クリップ(4本)
- 網戸専用ローラー
- カッターナイフ
- はさみ
はさみは家にあるものでいいですが、上3つは必ず用意したほうがいい道具です。
クリップは家にあるもので代用できると言っている人もいますが、なかなか網戸が挟まるクリップなど自宅にないので、買ったほうが無難。
クリップ自体高いものではなく、2個セットで327円(税抜298円)でした。2セット購入したので654円。
網戸専用ローラーは高いものだと1,188円でしたが、私が選んだのはその約10分の1の151円(税抜138円)のものでした。
高いローラーを買おうか悩みましたが、まったく不都合なくできたので、これは高いものである必要はないというのが感想。
次、いつ使うかもわからないし…。
そして、買っておいてよかったと思ったのが、専用カッター。
最後の仕上げで端にはみ出た網をカットするときに使うのですが、普通のカッターだとうまくカットできる自信がありませんでした。
簡単にできる網戸専用カッターを念のため購入しておきましたが、これが非常に役に立ちました。これも高いものではなく327円。(税抜298円)
この3つの道具は、また網戸を張り替える機会があれば使うものなので買っても無駄にならないし、1,000円ちょっとなので必要経費として割り切るべし。
網の選び方
網の種類もいろいろあります。
まずメッシュの大きさ。
メッシュとは網目のことですが、サイズが18メッシュ、20メッシュ、24メッシュと数字が大きくなるごとに目が細くなります。
一般的な大きさは18メッシュですが、これは小さな虫などは侵入できることがあります。
虫対策をしたい場合は24メッシュ以上を選ぶようにします。
まったく虫を通したくないなら、30メッシュというものもホームセンターに置いてありますが、目が細かくなればなるほど、風通しも悪くなります。
私が行ったホームセンターでは20メッシュか30メッシュしかなく、虫対策もしたいけど、風通しも確保したかったので、20メッシュを選びました。
網の色もブラックとシルバーがあり、シルバーだと家の中が見えにくく、外の景色がスッキリ見えるということでシルバーをチョイス。
掃き出し窓の網戸のサイズを測ると高さが172cm、横が86cm、寝室の履き出し窓の網戸は174cm×72cmと部屋ごとにサイズが違っているのにびっくり。
1箇所だけ測らずに、張り替えたい網戸を全部計測しておきましょう。
掃き出し窓だけで3箇所あったので、6mを1ロール(3,168円)、小窓も張り替えたいと思ったので2mを1ロール(1,097円)購入。
網戸のゴムは20mで602円(税抜548円)でした。
合計で6,000円ちょっと。
網戸の張り替え方法
前準備:網戸を外す
まずは網戸を取り外します。
掃き出し窓の網戸の場合、ベランダに出て、網戸を上に押し上げ、網戸の下を少し斜めに手前にずらしながら外します。
この外す作業が結構手間取りましたが、なんとか外れました。
前準備:カビ対策
ここで心得ておかねばならないのが、カビ対策。
長いこと掃除を怠っていると網戸とサッシにカビが付着しているので、カビキラーなど使ってまずカビ取りをします。
\時間に余裕があればお試し下さい/
今回は15:00から始めたので、カビキラーをスポンジにとってざっと拭き、すぐに濡れたぞうきんで拭き上げて準備しました。
床の養生
室内で網戸の張り替えを行う場合は結構よごれているので、床にレジャーシートを敷くか、養生シートをセットします。
我が家では先日壁紙を塗り替えたばかりでそのときに用意したマスカー(養生シート)があったのでそれをセッティングしました。
- 古いゴムを外す
- 網をセッティング
- 新しいゴムをローラーで埋め込んでいく
- はみ出た網をカットする
網戸の張り替え手順は簡単。この4つのプロセスのみ。
この道具を使って張り替えていきます。
古いゴムを外す
どこか1箇所、ゴムの始点と終点があります。我が家の網戸はコーナーにありました。
網戸の溝にしっかりハマっているので、取り出しにくい場合は、網押さえローラーの丸い部分の反対側にあるヘラ部分で突き刺しながら取り出します。
古いゴムを外していきます。一旦外れるとあとは面白いようにつるつる取れていきます。1周ぐるりと外します。
ゴムが剥がれたら網も外れます。結構簡単。
ここで網戸の枠をきれいに拭き上げておきましょう。外にさらされているので汚れています。
網をセッティング
新しい網を網戸の上にかぶせます。上、左右2箇所に網戸貼り替えクリップをつけて固定させます。
下まで網をかぶせて余分をカット。枠のギリギリのところがいいです。カットしたら左右をクリップで止めて固定しましょう。
このとき無理に引っ張らず自然に挟むようにするとやりやすいです。
ゴムをローラーで埋め込む
枠の内側が溝になっているので、そこに専用ローラーでゴムを押し込みます。
私はコーナーではないところにゴムを押し込みました。
ゴムを引っ張りながらローラーでゴムを溝に埋め込んでいきます。
ゴムをよく見てみると筋状になっています。この筋に合わせてローラーを引けばきれいに溝に入り込んでくれます。
コーナーの部分がやややりにくいですが、小刻みにローラーを動かしながら押し込んでいきます。
ローラーのお尻側にあるヘラを使って押し入れてもOK。
ここで同居する私の父(85歳)の登場。
この手のDIYがダイスキな父を呼んで網戸の張り替え作業を披露すると、興味を示した父。いつの間にか奪い取られてしまいました。
ついては画像が父の手にチェンジしています。(笑)
コツはあまり引っ張らないようにすること。さすが父、コツをつかんだようで1周ゴムを埋め込むのも早いし、きれい。
網を適度に引っ張りながらやるときれい。緩み過ぎず、引っ張り過ぎず…
1周ぐるりとゴムを埋め込みました。
ゴムの余分をカットします。
はみ出た網をカットする
ゴムが埋め込まれたあとは端に余分な網が出た状態になっています。これをきれいにカットしていきます。
ここで普通のカッターナイフを使ってカットすることも可能ですが、うまい具合にカットできません。
このときに役に立ったのが専用カッター。
カッターで切りやすいように網に切込みをいれます。
切り込みからカッターをセットして余分な網をカットしていきます。
このままスーッと押し当てていくとキレイにカットされます。むちゃくちゃ便利だし面白い。
しかも爽快!!
このカッターがあったおかげで素人っぽい仕上がりではなく、ちゃんとした網戸になりました。
このカッターだけはマストバイ。
網戸の張り替え完了です。
この後、要領を得た父は、残り2箇所の掃き出し窓の網戸をさっさと張り替え作業してくれました。
父が張り替えを行っている間、私はサッシのカビ取り作業に尽力。
慣れてくれば1枚あたり30分程度でこなせます。
掃き出し窓の網戸3箇所、2時間程度で完了!
やる前は、網戸の張り替えなんざ敷居が高くて、とても素人ができるもんじゃないと決めつけていました。
ハウスメーカーにお願いしたら、3枚で15,000円はかかっていたところを3分の1の金額でできました。
網戸の張り替えを躊躇している方にひと言。
網戸の張り替えはDIYの中でもそんなに難易度高くありません。ぜひ、トライしてみてください。
自力では無理!張り替えられない場所がある
やってみたら簡単だった網戸の張り替え。
しかし我が家には課題がありました。
どうしても貼り替えできない網戸が…。
我が家は3階建ての二世帯住宅。
子ども達がまだ小さいころ、窓から飛び落ちるのを危惧して3階の窓に面格子をつけてもらいました。
この面格子のせいで網戸が外せない問題発生。
押したり引いたりして試みましたが、外せない…。
仮に外せたとしても、今度は設置できないのではないかという不安が…。
面格子を外せばいいのでしょうが、それを外す工具を持ち合わせていないのと、3階で作業して面格子が落下してしまっては危険と判断し、諦めることに。
ここは業者にお願いして外すしかない。
しかし、網戸の破れは気になる…。
破れた網戸をしげしげ見ていた父。
私が目を離したすきに
なんと、ボンドで網戸をくっつけるという荒業を…。
これで穴がふさがったとホクホクの父。
これ、仮に網戸が取り外しできたとき、貼り替え作業しにくくなるやん!と、思わず突っ込みたくなりましたが、手伝ってもらった手前、苦笑いするしか術なし。
網戸張り替えまとめ
網戸は素人でも簡単に張り替えることができます。
ただし、必要なグッズは揃えるべき。
重宝したのは、専用カッター。
網戸に合ったゴムを購入するためホームセンターに出向く前に張り替えたい網戸のゴムを数センチカットして持参すること。
そして取り替えたい網戸が外せるのかどうか事前に確認しておくことが大切。
私は確認せず、ホームセンターに行ったため、余分に網を購入してしまいました。
まあ、次回の張り替えの際に使えますが、18年張り替えたことがない網戸。次回はいつ来ることやら…。
案外簡単に自分で張り替えられる網戸ですが、私もやってみようと思うまでがとても不安でした。
果たしてちゃんとやれるのだろうか…。途中でギブしたらどうなるんだろう…などなど。
それなら確実にきれいになる業者に任せてみるのも一つだと、いろいろ情報収集する中で、いいと思ったのが【くらしのマーケット】でした。
網戸の張り替えをお願いしようとしたときに、ハウスメーカーに頼むと結構高額になりました。やはり大企業に依頼するとそれなりのお値段は覚悟せねば…。
でも、個人事業主に頼むことによって安くお願いすることができるのです。
しかも、お願いしようかと悩んだときはその業者の口コミがいろいろと寄せられているので、信頼できるかどうかの判断もすることができます。
もちろん料金の比較をすることもできるので、妥当と思う業者を数多くの中から選ぶことができます。
くらしのマーケットは主に
- エアコンクリーニング
- 不用品回収
- ハウスクリーニング
- 格安引っ越し
などが主ですが、網戸張替えのカテゴリも充実しています。エリアで搾りこんでお住まいの地域に頼めそうな業者さんがいるかどうか、また価格は妥当なのか比較検討してみてください。
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実際にくらしのマーケットで不用品回収をしたレビュー記事を書いてます。
評判が気になる方は参考までにどうぞ♪