クリアファイル2枚で名刺ボックスを作ってみました。
わざわざクリアファイルで作らずとも、100均に名刺ボックスは置いてありますが、机に入るジャストサイズのものがなく、長くて入らないものが多い。
まさに”帯に短し襷(たすき)に長し”といった感じ。
それなら作ってみようと候補に挙がったのがクリアファイル。
まずは試作品として、オフィスの机の引き出し用の名刺ボックスを作成してみました。
余ったファイルで適当に作ってみましたが、なかなかいい感じ。
画像の奥の黒いボックスは100均のですが、なぜか名刺が横に入らない。しかも長い。
サイズについていろいろ試行錯誤し、クリアファイルの折れ目をうまく利用したサイズで、なおかつ机のちょっとした場所に収まるものができました。
自分用として作りましたが、もしや、こんなのが欲しいという方の参考になれば。
特に奇をてらった作り方ではなく、普通のボックスの作り方となんら変わりありませんが、もしよろしければ、参考までにどうぞ。
クリアファイルで作る名刺ボックス
できあがりサイズ横10cm、縦9cm、高さ6.5cmの名刺ボックスです。
名刺のサイズが約9.1cm×5.5cmなので、ボックスの大きさを横10cm、縦6.5cmにしました。
縦を1cmほど高くしたのは、仕切り板にラベルを付けるための余白として。
1枚のクリアファイルで箱を作り、もう1枚のクリアファイルで仕切り板を作ります。
このようにクリアファイルをカットして作ります。
材料
- クリアファイル…2枚
- カッターマット(あれば便利)
- カッター
- はさみ
- 両面テープ
- 目打ち(またはシャープペンなど先の尖ったもの)
- 油性ペン
- 両面テープ
- マスキングテープ(デコレーションしたい場合)
当初、一般的な透明のクリアファイルで作りましたが、どうも見づらく、ガイダンスしにくかったので色つきのクリアファイルにしました。
もちろん、透明なファイルでも作れます。
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箱の作り方
1クリアファイルの接着されていない方から23cmのところをカットします。
クリアファイルの横幅は約22cm。カットすると44cmの長さになります。
2指かけのあるほうを下にして、上から35cmのところをカットします。(指かけ部分は不要)
23cm×35cmのシートになりました。
3油性ペンでマーキングします。
6.5cm・10cm・6.5cmの箇所に油性ペンで印をつけておきます。
同様に下部分と、折り目の部分にもつけておきます。
50cm定規があれば折り目の部分には印をつけなくてもいいです。またカッターマットの方眼に合わせて切ったり折り筋をつけたりできるので、この作業は省略しても大丈夫。
慎重にやりたい方は印をつけておくと安心です。
印はつけてすぐだと、コットンにアルコールを湿らせて拭けば落ちますが、時間が経ったら落ちにくくなります。
横にして、6.5cm・6.5cm・9cm・6.5cm・6.5cmのところに印をつけます。
クリアファイルの折れ目がちょうど9cmの後についているので、この折り目をうまく利用したサイズにしました。
折れ目を無視すると、もっと長いものや短いものができましたが、どうもしっくり来ず、いきついたサイズがこのサイズでした。
4印をつけたら、目打ちで折り筋をつけていきます。
クリアファイルがつるつるしてずれるので、四隅をメンディングテープでカッターマットに貼りつけておくと作業しやすいです。
5折り筋をつけたら折り曲げます。カッターで余分な部分をカットします。
のりしろの部分ははさみで角を斜めにカットします。
6裏返して両面テープを4箇所ののりしろに貼りつけます。
7箱を組み立てます。
箱を組み立て両面テープで固定させます。
クリアファイルはつるつるしてカッターマットからずれたり、いちいち測るのは面倒という方はあらかじめ紙に製図を書いておき、クリアファイルをあてて切り取ってもいいでしょう。
仕切り板の作り方
1クリアファイルの接着されていない方から10cmのところをカットします。カットして開くと44cmの長さになっています。
2指さしのあるほうを下にして上から41cmのところをカット(または指さしから下3cmをカット)します。
3上から3cm・3cm・6.5cm・6.5cm・3cm(クリアファイルの折り目)6.5cm・6.5cm・3cm・3cmのところに印をつけ、目打ちで折り筋をつけます。
4折り筋をつけたら折り曲げていきます。
仕切り板の頭になるところだけ山折りで、あとはすべて谷折りで折っていきます。
お好みで仕切り板にラベルを貼ってもいいでしょう。私はテプラでラベルを作って貼りつけましたが、紙に両面テープを貼って書いてもいいし、マジックでそのまま仕切り板に書いてもいいです。これは好きなようにやってみてください。
仕切り板の下の部分に両面テープを貼ってもいいですが、貼らなくても名刺やカードの重さでぴったりするので、こちらもお好みで。
箱と仕切り板を組み合わせる
箱の耳の部分に両面テープを貼ります。
仕切り板を箱の中に入れ、箱の耳を折り、両面テープで固定させます。
名刺ボックスのできあがりです。
このままでも充分ですが、両面テープを貼ったところが透けてみえるのでマスキングテープでデコレーションします。
気にしなければこのままでも大丈夫。
仕切り板は固定させていないのでパタパタと開くことができます。結構大容量。
名刺だけではなく、診察券やポイントカード、キャッシュカードの保管ボックスとしても使えます。
カードの保管ボックスってなかなかジャストサイズがなかったので、それなら自分で作ろうと作るなかで、クリアファイルの折れ目に合わせたものができないかと考えたサイズがこちらです。
クリアファイルの折れ目を気にしなければ、机の引き出しに応じてサイズは変えることができます。
ジャストサイズの名刺ボックスが見つからない方は作ってみてはいかがでしょうか?