つやつや、サラサラの髪には憧れますね。
健康的な髪の毛のためのケア方法、巷に流れている情報はホントに正しいの?
そこで数多くの美容のうわさの中から特に気になる4項目をピックアップしてみました。
髪ついて、きちんと知っておきたいことをQ&A形式でご紹介します。
Contents
美容のうわさ・髪についての4のQ&A
Q1 髪にはドライヤーより自然乾燥のほうが良い
イメージ的にはドライヤーの熱で髪が痛んでしまうのでは?と懸念しそうですが、実のところ
100%自然乾燥のほうがかえって肌を痛めます。
シャンプー後の水分を含んだ髪は、乾いているときに比べて、少しの摩擦でも簡単に傷つきやすい状態です。
ましてやそのまま就寝すると、枕との摩擦によってさらに髪を傷める要因になります。
また湿気を帯びた頭皮は雑菌も繁殖しやすく、長時間濡れた状態でいるのはおすすめできません。
本来、根元から毛先まで均一な健康な髪の毛は、髪の水分は根元から毛先へと伝わっていくため、本来髪は根元から乾きます。
ところがそんな理想的な髪の持ち主は皆無に等しく、それにもかかわらず毛先にドライヤーをあてている人が少なくありません。
意外と知られていませんが、ドライヤーは本来はじめに乾くべき根元から中間にかけてのみあてるのが本来の乾かし方。毛先はむしろ湿り気を残し、あとは自然乾燥に任せるのがベストなドライ方法です。
Q2 シャンプーは朝より夜がいい
1日1回髪を洗うなら、朝よりも夜のほうがいいのには、2つの理由があります。
まず、髪の上で紫外線や空気に触れたスタイリング剤は、化粧品同様に酸化を起こし、髪の表面のキューティクルを傷める原因になります。
そして、夜は副交感神経が優位になる時間帯です。頭皮からの皮脂分泌が少なくなり、毛穴にゆとりができます。そのときに髪を洗わずに寝ると、日中の分泌物が毛穴に逆戻りしてしまうことがあります。
その量はほんのわずかですが、毎日の積み重ねが大きく、蓄積すれば毛穴を詰まらせるばかりか、頭皮のシミの原因にもなります。
しかも髪が最も伸びるのは成長ホルモンが大量に分泌される夜。毛穴つまりは髪の成長にも支障をきたします。
Q3 ストレスを受けるとひと晩で白髪になる
白髪は黒髪と違う髪が生えてくるのではなく、黒髪の色素が抜けた状態です。
強いストレスによってホルモンのバランスが崩れ、毛球内にあるメラノサイトが変調を来たし、ひと晩で色素が抜けてしまうことは十分考えられます。
白髪の原因ははっきりと解明されていませんが、遺伝による影響は1/4程度で、残り3/4は生活習慣やストレスなど、環境的要因が原因とするのが現代の見解です。
Q4 わかめや黒ゴマを食べると髪が黒くなる
本物の黒ゴマを食べ続けることで白髪の根元が黒くなった例があります。
ゴマに含まれるビタミンEの働きで血行が促進し、銅や亜鉛などのミネラルによりメラニン細胞が活性化したと考えられます。けれど、これには個人差があります。
わかめが白髪を黒くすることは考えにくく、含まれているヨードが髪にツヤを与えるともいわれますが、これも決定的ではありません。
(参考文献:REAL SIMPLE No.23 日経BP社発行)
気になる美容のうわさ