この記事を書こうかどうか、非常に悩みました。
というのは、私は大のゴ〇〇リ嫌い。嫌いを通り越して視界に入ると震撼してしまうくらい怖い。
ゴ〇〇リという言葉を出すのでさえ、過呼吸になるくらい嫌で嫌で仕方がないのです。
もうお分かりと思いますが、ゴ〇〇リとは、言葉に出して文字が書けないのですが、黒く光沢のある背中をもった昆虫のことです。
これを書くのにすでに気分が悪くなってきました。
そのため奴の画像は出てきませんので安心して読み進めて頂いて結構です。
※若干のイラストはありますが、ぼかしているのでご安心を。
ゴキブリを見なくていいようにする方法
私が住んでいる福岡は夏になると奴が出没します。
奴がいない北海道に永住したいと思うくらい、夏は憂うつ…。
我が家は14年前に重量鉄骨の3階建てを建てました。
その前はマンションの8階に住んでおり、家の中で奴を見ることはありませんでしたが、
あるときエレベータ内で発見。
その年、風が通るので玄関を開けていたら奴が正面玄関から堂々と入ってくるのを目撃。
マンションの上階でも油断はできないということを身をもって知りました。
だって、奴は平然とエレベータに乗ってやってくるのですから…。
家を建てたとき、シロアリ駆除の薬剤もまいてもらい、それが奴も寄せ付けないと聞いていたので、大船に乗った気持ちでいたら、なんとまだ新築のときに家の中で奴が…。
あり得んでしょ?
新築よ!新築…。
ハウスメーカーにクレーマーと思われるの覚悟でシロアリ駆除してるのになぜ奴がいたのか聞くと、
おそらく外からの侵入ではないか…。通常は1階にキッチン、リビングがある間取りが多く、シロアリ駆除した上がキッチンならある程度効果は期待できるが、我が家のキッチンは2階。あまり効果は期待できないとのこと。
そして奴らは排水管の中からや、クーラーの室外機の室内機をつなぐパイプ、正面玄関から堂々と侵入してくるらしい。
事実、息子が自室で友達といるときに窓から奴が入って来ようとしたのを目撃したとのこと。幸い、網戸を閉めていたので奴の侵入はなかったが…。息子の部屋は3階。奴もチャレンジャーだね。壁つたってやってくるんだ…。
しかし、見つけました。奴と出会わない方法。これで2年、家の中で見ていません。今年も乗り切れるか…。
その方法をお知らせします。
と、その前にちょっと話を聞いてください。
まず失敗談です。
ホウ酸団子
よく効果があると言われる「ホウ酸団子」
私の母が作って各所に置いてくれた年もありました。しかし効果は疑問。
何故ならその年も家の中で見かけたから…。
奴が「ホウ酸団子」を食べて巣に帰り、奴の排泄物を仲間が食べて息絶えるという構図になっているようですが、よく考えるとそのホウ酸団子を食べるために家の中に入ってくるってことでしょう?
その結果、巣で息絶えたとしても家の中に入ってくることは事実。それは耐えられません。逆におびき寄せてしまっているのでは?
遭遇することがイヤな私にとってこれはいいアイデアではない…。
凍死ジェット
次に私も覚悟を決めて、奴と出くわしたとき戦おうと「凍死ジェット」を用意しました。
普通の殺虫剤は散布したあと液で床が汚れるけど、これなら床を汚さず退治ができると思いまして…。
ところがいざ実際に奴と出くわすと、凍死ジェットの場合、40cmの距離から数秒吹きつけなければならない。
40cmったらかなりの至近距離じゃないですか…。無理無理…。
手が震えてとても奴めがけて吹きつけられたもんじゃない。
そうこうするうちに逃げられてしまい、その日は生きた心地がしなかった。
(見失って行方がわからなくなるのが一番恐怖…)
お待たせしました。
いよいよ本題。
それは職場のランチタイムの雑談で知らされた。
「バポナ」がとても効果があるらしい。
薬剤師のいるところでしか購入できず、以前は購入の際、署名しなければならないジクロルボス(有機リン系)第1類医薬品(劇薬)。
(現在は署名なしで購入することができるようになってます)
これを吊るしていたら家で奴を見たことがない…と。
第一類医薬品『バポナ』
朗報を聞いた私は早速ドラックストアへ。6~8畳用(115g)と3~4畳用(57.5g)を購入し、キッチンのある2階の廊下と、3階のトイレ前に設置。
6~8畳用(115g)
3~4畳用(57.5g)
その結果、一昨年、昨年と見ていません。
恐らく家の中には生息していないと思われます。
本当はその前の年も家の中ではいなかったのですが、息子が連れて帰ってしまったのでこちらに関しては事故扱い。
当時剣道部に所属していた息子の武道場には奴が多数住んでおりました。
練習中に竹刀袋の中に紛れていたらしく、家に帰った息子が竹刀を出そうと袋を開けたところ、奴がさーっと出てきて素早く走り去り、家の中のどこかに姿をくらまし大騒ぎしたというショッキングな出来事。
これはいくらパボナでも防ぎようのないことなので事故扱い。
それから2年、平和な夏が続いています。今年もそうあってほしいと早速我が家では「パボナ」を設置し万全の対策を講じております。
ただ、農薬なのでキッチン内での設置はNG。人がずっと滞在する場所もNG。
設置場所は人が滞在しない廊下などがいいようです。
今年も我が家には来ませんように…。願いを込めて記事をかかせてもらいました。
【余談】
パボナを設置したある夏の夜のこと。
隣のアパートの1階から女性の叫び声が…。「きゃ~、きゃ~、こわい、こわい、こわい、こわい、こわい」
何事?強盗?とただならぬ雰囲気に娘と二人、助けに行こうか…と考えていたとき、
「きゃ~!!大きい~~~。どこへ行った?こわ~いぃぃぃ。おらんくなった~(いなくなった)」
これって奴?
すまん、助けてやれぬ(私も怖い)
そうならないよう、今から対策を講じましょう。
パボナは劇薬なので使用上の注意をよく読んで使用するようにしてください。
設置場所は、
居室(客室、事務室、教室、病室を含む)、居室にある戸棚・キャビネット内、飲食店する場所(食堂など)、飲食物が露出している場所(調理場、食品倉庫、食品加工場など)の設置はできません。
またアレルギー反応(例えば発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)は医師や薬剤師に相談してください。
パボナの薬剤は2~3ヶ月持続し、見えない場所までも有効成分が行き渡るので、物陰に隠れた奴にも効果を発揮してくれます。
目に映る奴に震撼してしまい、自力解決がどうしても無理なら…
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