自宅でパンを焼いて食卓に出すとテーブルが華やぎますね。
ご飯もいいけれどたまには手作りパンを作りたい。
でも捏ねたり発酵させたりと作る過程が面倒…。
そんなときはフードプロセッサーで作っちゃいましょう!
材料を混ぜるだけ!
一次発酵もモーターの余熱でOK。
手作りパンを出してお料理上手と言わせてみよう。
Contents
フードプロセッサーならパン作りも簡単にできる
クイジーナートのフードプロセッサー
我が家の10年選手、クイジーナートのフードプロセッサーDLC-10PLUS。
10年経っても故障などせずしっかり頑張ってくれてます。
使う刃はパン捏ね専用のドゥプレードです。
パン作りのためにオプションでシンプルカバーを購入しました。
標準セットのふたでも使えますが、シンプルカバーは掃除が格段に楽で便利です。
ハイジの白パン作り
材料
【8個分】※一口サイズにするともっとたくさんできます。
- 強力粉…250g
- 薄力粉…30g
- スキムミルク…20g
- 砂糖…20g
- 塩…5g
- 無塩バター…20g
- はちみつ…大さじ1.5
- 水(または牛乳or豆乳)…190㏄
- ドライイースト…6g
How to cook
1)フードプロセッサーのセッティング
フードプロセッサーにドゥブレード(パン生地やうどん、ピザ生地などをこねる刃)をセットします。
無塩バターは室温に戻しておきます。
2)粉類を入れてパルス
強力粉250g計測してフードプロセッサーに投入します。
続いて薄力粉を30g投入します。
スキムミルク30gを入れます。スティックになっているものが便利です。
砂糖20g、塩5gを加えます。
フードプロセッサーにドゥープレードをセットし、ここまでの材料(強力粉・薄力粉・スキムミルク・砂糖・塩)を入れ、4~5回パルス操作します。
※パルス操作……粉をふるいにかけること
3)無塩バターとはちみつを入れてパルス
室温に戻しておいた無塩バター20g。
無塩バターとはちみつ大さじ1.5入れ、さらに4~5回パルス操作します。
4)牛乳を温める
牛乳は37度くらいに温めておきます。
5)ドライイーストと牛乳を加える
ドライイースト6gを用意します。
ドライイーストを投入します。
温めた牛乳を加えます。
撹拌しながら様子をみて数回に分けて牛乳を入れます。一度にたくさん入れると溢れる可能性があるので注意しましょう。
本来のやり方は、
①別容器に牛乳を入れてドライイーストを溶かす
↓
②しばらく置くとフツフツとしてくる。
↓
③その間ドライイーストと牛乳以外の材料をパルスする。
↓
②を③のフードプロセッサーに投入する
という方法ですが、
ちょっと面倒だと思い、試しに全部の材料を同時に投入してみました。
このやり方でも出来具合に変わりはなかったので、私はずっとこの方法で作っています。
6)1分半捏ねる
そのまま1分30秒、撹拌します。
かなりモーター音がして、本体が動くこともあるので、手で押さえておくといいでしょう。
時にはフードプロセッサーが歩く?というくらいガタガタと音を立て動き出すときもあります。
あっという間に塊になってきます。
7)余熱で一次発酵
モーターの余熱で約30~50分くらい発酵させます。
発酵時間は季節や室温などによっても変わるので様子をみて調整しましょう。
しばらく時間をおくと生地が2倍くらいに膨らみました。
しっかり一次発酵が進んでいます。
ふたを開けるとこんなに膨らんでいます。
8)生地を形成
生地を取り出します。
パンを切るときはお菓子作りのときにつかうドレッジが便利です。
生地を適当な大きさに切り分けて楕円に丸めます。
中心に菜箸などでしっかり押さえ筋をつけます。
9)オーブンで二次発酵
オーブンで二次発酵させます。
温度は30度で予熱なし。
約30~40分程度発酵させると、大きさが1.5倍~2倍くらいに膨らみます。
10)170℃で10分焼く
二次発酵が終わったらオーブンから取り出し、オーブンを170度に温めます。
予熱している間に、パンの上に茶こしを使って強力粉をふりかけます。
トントンとたたくような感じで振りかけていきます。
170度に温めたオーブンで約10分焼きます。焼け具合をみながら時間は調整しましょう。
できあがり
あまり色をつけず、ふんわり白く焼くのがコツです。
白パンができあがりました。
フードプロセッサーで簡単にパンができました。
この過程を見てお気づきでしょうが、手で捏ねたり粉まみれになったりしていません。
簡単にパン作りができるフードプロセッサーは賢い調理家電!重宝しています。
作り方まとめ
- フードプロセッサーにドゥブレードをセットします。
- 強力粉250g、薄力粉30g、スキムミルク30g、砂糖20g、塩5gを入れ、4~5回パルス操作します。
- 室温に戻しておいた無塩バター20gとはちみつ大さじ1.5入れ、さらに4~5回パルス操作します。
- 牛乳を37度くらいに温めます。
- ドライイースト6gと4の牛乳を様子をみながら数回にわけて加えます。
- フタをしてスイッチを入れ、1分30秒程度撹拌します。
- そのままモーターの余熱で30~50分くらい発酵させます。
- 生地が2倍くらいに膨らんだらフードプロセッサーから取り出し、ドレッジで適当な大きさに切り分けて楕円に丸めます。
- トレイにクッキングシートを敷き、丸めたパンを重ならないように並べて、パンの中心に菜箸などでしっかり押さえ筋をつけます。
- オーブンで二次発酵させます。予熱なしの30度で30~40分程度発酵させると大きさが1.5倍~2倍くらいに膨らみます。
- 二次発酵が終わったらオーブンから取り出し、オーブンを170度に温めます。予熱している間に、パンの上に茶こしを使って強力粉をふりかけます。
- 予熱ができたら約10分ほど焼きます。焼きすぎにならないようにオーブンの中を確認しながら様子をみましょう。10分より短くなる場合もあります。
Note
パン作りが手軽にできるようになるとお料理のバリエーションが広がります。
材料をすべて入れて撹拌するだけでできるフードプロセッサは万能調理家電。ぜひ1台は持っておきたい家電ですね。