たけのこがおいしい季節ですね。巷のスーパーでも旬のたけのこが陳列されるようになりました。
たけのこはスーパーや八百屋で買うものと思っておりましたが、先日夫がゴルフ仲間から採れ立てのたけのこを大量に貰って帰ってきました。
たけのこは鮮度が命。
出来るだけ早くあく抜きをしないとどんどん鮮度が落ちるとか…。
そこで我が家のお助けマンならぬお助けウーマン、ばぁばぁの登場です。
すぐさま納戸から米ぬかの壷を持ってきて、あっという間に下ごしらえ。
さすが、ばぁばぁ…。
恥ずかしながら私はたけのこのあく抜きをしたことがなかったのです。
今回、ばぁばぁが手際よくたけのこをさばいていく様を画像に収めることに徹して傍観。
たけのこのあく抜きのしかたです。
あまりにも早く処理していくのでブレブレの写真もあることをご了承ください。
米ぬかでたけのこのあく抜き方法
大きなたけのこを6本、夫の親友からいただきました。
これ、一体どうするよ?と心の中で困惑。
私の不安をよそに、たけのこレシピ楽しみ~♪とハイテンションな夫。
こりゃ、どうにかせねば…。
と、我が家には同居する力強い味方、ばぁばぁ(私の母)がいたのさ!
とばかり、助け舟を出しました。
それを受けて母は納戸から米ぬかが入った瓶(壺)を持ってきて、唐辛子を用意。
(すんごい、常備してるんだ…)
まずはたけのこを切るところから始めます。
まず厚めの包丁でたけのこのお尻(下)をカットして、次に頭部分を斜めに切り込みを入れます。
(この順番は前後してもいい)
後からお尻のほうをカットしてもOK。下は固いので切り落としておくほうがいいらしい。
縦に切り込みをいれてもOK。
表面の皮を剥がしていきます。
わたしも微力ながらお手伝いをと剥がしてみましたが、剥がしても剥がしても白い肌のたけのこにならず、剥がし過ぎて貧弱なものになってしまいました。
(꒪ཫ꒪; )ヤバイ
ここはある程度でよろしいようです。
ただあまりにも厚いとあく抜きに時間がかかりすぎるので、3~4枚は剥いだ感じです。(ここアバウト)
皮を剥がす前と後ではこんなに大きさが違います。(左のたけのこは違うもの)
深鍋を用意し、たけのこが浸るくらいの水をたっぷり入れて、唐辛子を2~3本投入します。
米ぬかを入れます。
米ぬかはたけのこ1本に対して1カップほどらしいですが、母はガバっと手に取って概算で入れておりました。
さすが、きっちり計測せず勘でできるところに感性を感じるわ~。
鍋に火をかけて沸騰させ灰汁を取ります。
灰汁抜きしたら落とし蓋をして1時間程度弱火でコトコト茹でます。
ちょうどサイズの合うお皿があったので落とし蓋の代わりにしました。鍋にフタをするときは少し開けておかないと吹きこぼれます。
途中であまりにも大きいため時間がかかると判断し、縦半分にカットして再度あく抜き。
最初から縦半分にカットしておいたほうがよさそうです。
1時間ほど茹でたら、金属の串で突き刺して柔らかくなったかどうかを確認します。
(竹串は折れやすいので金属の串がいいようです。千枚通しみたいなものがあれば便利)
柔らかくなっていればそのままひと晩放置。
(ここで水を捨ててはいけません)
ここでひと晩つけることによって、あくがさらに抜けていきます。
あく抜き完了です!
米ぬかの茹で汁は捨ててはダメです。
たけのこの保存用の水として使います。とりあえず調理用のバケツに一時的に入れましたが、保存用タッパに移して冷蔵庫で保存します。
この茹で汁を使うことによってアクがさらに抜けてえぐみがなくなります。
翌日以降は毎日水を変えると1週間程度は持ちます。
- 採れたてのたけのこはできるだけ早くあく抜きする。(時間が経つごとにえぐみが出てくる)
- たけのこの皮を剥がす(白いところまでやらなくていい)
- 深鍋にたっぷりの水を入れ、たけのこと唐辛子、米ぬかを入れて強火で沸騰させる
- 沸騰したら灰汁をとり、弱火にして1時間程度茹でる
- 金串で柔らかさを確認
- 柔らかくなったら火をとめそのままひと晩置く
- 米ぬかの茹で汁は捨てずに保存用の水として取っておく
- 毎日水を変えると冷蔵庫で1週間程度は持つ
旬のたけのこお料理
旬のたけのこといえばそのまま酢みそでいただくのが定番でしょ?
九州人ならゆず胡椒もむちゃくちゃ美味しいです。あのつんとくる辛さがたまりません。
煮物は定番中の定番。
たけのこがサクサクして口ざわりがいい。旬の味っていいものですね~。
わかめとコンニャクのさっと煮
たけのこの甘辛煮
酒の肴にも合う!合う!サクサクした食感が美味。
熊本南関で採れたたけのこ
夫の親友が実家である熊本の南関の山で採取したたけのこです。山の写真を送ってくれました。
たけのこもいいですが、この風景癒されますね。森林浴ばっちり。
たけのこ採取、楽しそう♪
こんなたけのこを見つけては堀り、見つけては堀りをくり返しているといつの間にか時間が経ってしまいそう。
すごい量を収穫したのですね。
これは育ってしまったたけのこ。こうなると食べれません。
ところで猪に遭遇しなかったのだろうか…。(余計な心配)