模様編みって初心者には何となくハードルが高い。でもせっかく編むのなら、しゃれたものがいい。
そんなとき、糸を替えるだけのボーダー柄なら編み方を変えずに糸を替えるだけでできます。
今回は、中長編みでボーダーのアクリルたわしを編んでみましょう。
糸渡しの方法と、渡った糸を隠すために縁編みのしかたを見てみましょう。
Contents
中長編みのボーダーのアクリルたわし
材料
- アクリル毛糸(2色)…ホワイト、ブルー
- かぎ針…6/0号
- 糸切りはさみ
- 毛糸用とじ針
中長編みのボーダーのアクリルたわし編み図
中長編みのボーダーのアクリルたわし編み方
今回の動画では、オフレコで私の見解を述べています。編み物の先生が見たら顔をしかめられるかな…。
基本通りにやらなくても、多少アバウトでも大丈夫…ってことを言っています。また少しでも労力を減らすために、ちょっとした裏技(?)いや、ズボラとも言う…なことをやっています。
基本に忠実に編みたい方は見流してくださいね(≧▽≦)
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- 白糸でくさり編みの作り目をつくり、くさり編みを18目編みます。
- 【1段目】立ち上がりのくさり編みを2目編みます。
- くさり編みの4目目の裏山に針を入れて中長編みを1目編みます。ここで2目中長編みが編めたことになります。
- 続いて16目くさり編みの裏山にかぎ針を入れ1段目を編んでいきます。
- 【2段目】立ちあがりの目2目を編んで中長編みを17目編みます。17目の糸を引き抜くときに青色に替えます。
- 【3段目】立ちあがり目2目を編んで中長編みを17目編みます。
- 【4段目】立ちあがり目2目を編んで中長編みを17目編み、17目の糸を引き抜くときに1、2段目を編んで休ませていた白糸に替えます。
- 【5段目】~【12段目】まで2段ごとに色を替え繰り返します。
- 12段目が編み終わったら、青糸はもう使わないので糸はしをカットし、13段目で編みくるみながら編んでいきます。
- 【14段目】18目編み終えたら、糸を引き抜いて糸はしをカットします。
- 縁の部分を編みます。糸が渡っているほうの側面の下からスタートします。
青色の糸はしを利用して編んでいきます。最初に編むときに長く糸をとってから編んでもいいですが、そうでなければ糸をはた結びでつなぎ合わせます。一番下まで糸を渡し、細編みを編んで台になる目(くさり編み1目)を編んで、側面の段に糸を通して細編みで上まで縁編みをします。
- 上まで編んだらかぎ針を一旦糸から外し、160cmほどの長さのところでカットします。
- 糸を引き抜いて、毛糸用のとじ針に替え、1目おきに中長編みの目の間を反対側まで通します。
- かぎ針に持ち替えて、もう片方の縁編みをします。
- 編み終えたら、とじ針に持ち替えて1目おきに中長編みの目の間を反対側まで通します。
- そのままループを編みます。くさり14目編んで、編みはじめの目の裏で引き抜き編みをし、糸はしの始末をしてできあがり。
糸の渡し方
糸を替えるときは、直前の目は未完成な状態にし、最後の目を引き抜くときに、新しく替える糸を針にかけて引き抜きます。
今まで編んでいた糸は休ませておきます。
2段ごとに色を替えます。そのときに休ませていた糸を引き上げ、最後の目を引き抜くときに、新しく替える糸を針にかけて引き抜きます。
そうすると画像のように糸が渡っていきます。
縁編みのしかた
段から拾うときは、端の目を割って拾い、糸を2本拾います。
段の拾い方は正直難しいですね。
編み図では、17目の細編みをしています。中長編みは14段なので3目多いです。本当は基本があるようですが、厳密にここに針を入れるというガイダンスをしている書籍は滅多にないです。
唯一、こちらのP49に書いてありました。
本のとおり基本に忠実に編むときれいに仕上がるのでしょうが、たった1段だけの縁編み。
これが数段に亘るのなら目数が多ければヨレてしまいますが、縁を編むだけだったらそんなに神経質になることもないかな…と思います。
アイキャッチ画像(一番最初の画像)のピンクのボーダーのアクリルたわしは24目の縁編みをしていますが、ヨレてないし、目が詰まって却っていい感じ。
これが2~3段と編むようなら、確実に波打ってしまうと思いますが…汗
いやいや、私の性格がけっこうアバウトなので惑わされないように…、自己責任でお願いします。(*´ω`)
アクセントは毛糸の並縫い
こちらも中長編みの目の中に針を交互に刺していけば、均等になりますが、あえて大きさをまちまちにしてザックザク縫ってみても、ナチュラル感があっていいかも…です。
参考にした書籍:ナチュラル タ・ワ・シ
表紙の作品ですね。ガーリーな毛糸で編めば、シックな感じになります。100均では見つけられなかったのでビビット系で編みましたが、色合わせを楽しんで編んでみてくださいね。