コースターは何枚あってもいいですね。
余り布があればすぐにでき、ハンドメイド初心者が最初にとりかかるものとしても作りやすいのが魅力。
ただし角の始末や、きちんと正方形にするにはある程度作って経験を積まないといけませんが…。
そうは言っても作り方はいたって簡単。
基本の作り方を見てみましょう。
Contents
オーソドックスな基本のコースター
材料
- 余り布…11cm×11cm
- レース…お好みで
- タグ…お好みで
型紙とり
厚紙の方眼であらかじめ型紙をつくっておくと便利です。
一般的なサイズは11cm×11cmのようですが、私は少し小さめの9cm×9cmの型紙を作っております。
なぜかと言うと…
生地ストックに最適サイズだから。
コースターには大抵余り布を利用しており、11cm×11cmのサイズは縫い代を入れると13cm×13cmの布が必要です。
余り布では生地が足りないことが多く、9cm×9cm(実際に必要な布11cm×11cm)ならなんとか取れるのであらかじめカットしてストックしています。
コースターは余り布対策と、自分の縫う練習も兼ねて自宅用に作っているというわけでです。
How to make
1)デザインを考える
さきほど余り布対策といいましたが、11cm×11cmの生地がとれないこともざらにあります。
そんな場合はパッチワークすればいいのです。
(それなら13cm×13cmのサイズでも作れますしね…)
今回はリネンの無地とチェックを組み合わせ間にレースをかぶせたオーソドックスなデザインで作ってみました。
無地とチェックの割合についてはお好みで、また余り布の具合で決めましょう。
ただ半分というのはあまりかわいくないので、どっちかを1/3または1/4くらいにしたほうがいいですね。
レースをつけなければナチュラルなイメージ。レースをつけたらガーリーなイメージに。
レースやタグはこの段階でつけておきましょう。
とくにタグは最後につけると裏側の生地も一緒に縫うため縫い目がばっちり見えてしまいます。
2)生地を中表にあわせる
表布、裏布を中表に合わせて、マチ針で止めます。
合わせたところです。こちらは中表にした裏側の生地です。
3)返し口を残して1周ぐるりと縫う
返し口を残して1周ぐるりと縫います。
画像のピンクで書いているところを縫います。
ミシンの場合は縫い始めと縫い終わりは返し縫いをします。
返し縫いとは、ミシンの運針を進行方向とは逆にバッグさせて縫うことです。
ミシンには返し縫いボタンがついていると思いますが、縫い始めは3~4目くらい縫って返し縫いボタンを押しながら3~4目縫って戻り、また普通に縫い進めていきます。
長々縫う必要はありません。だいたい3~4目くらいの返しでOKです。
4)四隅をカットする
端がゴワつかないように四隅をカットします。
5)アイロンで型をつける
アイロンで縫い代を倒します。画像がなくてすみません。
ここできっちり型をつけることによってできあがりがきれいになります。
6)ひっくり返す
返し口から表にひっくり返し、角を目打ちできれいに整えます。
ピンと角を直角にしたいがために、目打ちで無理やり引き抜いていると、布がほどけてしまいます。(何度ここで失敗したことでしょう…)
あまり神経質にならないように行いましょう。
できあがり
そのままでもいいですが、お好みで周囲にぐるりとステッチを入れてもいいです。
接着芯について
しっかりしたコースターにしたい場合、裏面になる布の裏に接着芯をつけます。
接着芯の縫い代は不要です。
切り替えやワンポイントについて
いくつか作ってみて実際使ってみると、
見た目がかわいい切り替え付や細かなパッチワーク、花モチーフなどのワンポイントは、コップを置いたときに不安定になってしまいます。(‘Д’)
ボタンをワンポイントにつけてみたところ、コースターとしては非常に使いづらいものになってしまい、外してしまいました。
切り替えするときは真ん中付近は避けてデザインを考えたほうがよさそうです。
おすすめ材料・道具
Note
余り布がでたら、暇を見つけて正方形に切ってストックしておくと、パッチワークに使ったり、コースターに利用したりと有効に使えます。
ただしコースターにする場合は縫い合わせ箇所がごわつくのであまりちいさなパッチワークはおすすめしません。
できれば1枚布のほうが使い勝手がいいようです。