まるで帯を折り曲げたような形のアクリルたわし。五角形ってどう折るの?
ちょっと普段では折ることがない折り方ですが、覚えておくと便利。
かぎ編みで長く編んだモチーフならなんでも何でもできますが、ツートンカラーでうね編みを組み込んだら、さらにかわいいアクリルたわしになりました。
ちょっと不思議な折り方を詳しく解説します。
五角形のアクリルたわし
材料
- アクリル毛糸(2色)
- かぎ針…6/0号
- 糸切りはさみ
- 毛糸用とじ針
かぎ針については私の場合、100均の毛糸を使って6/0号で編んだところ、45cm長さの編み地になり直径が約9cmでした。
7.5/0号くらいの大きいもので編むともっと大きく仕上がるので、お好みで。
五角形のアクリルたわし編み図
茶色のところが縁の部分。3段目と5段目で「うね編み」を編みます。
五角形のアクリルたわし編み方
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- 茶色の糸でくさり編み60目を編む。
- 【1段目】立ち上がりの目1目編んでくさり編みの裏山を拾って細編みを編む。
- 【2段目】立ち上がりの目を編む前に糸をベージュに変えて細編みする。茶色の糸はしをくるみながら編む。
- 【3段目】うね編みをする。編んだ目の向こう側の半目を拾って細編みと同じ編み方で編んでいく。
- 【4段目】4段目は細編み。
- 【5段目】うね編みをする。
- 【6段目】糸を1段目と同じ色に変えて細編みを編む。ベージュの糸はしはくるみながら編む。
- できあがった編み地の1本だけ長く糸を残しておき、残りは糸の始末をしておく。
- 編み地を五角形に折り曲げる。
- 編地の最初と最後を残していた糸を使ってつなぎ合わせ、形をととのえてできあがり。
「うね編み」を詳しく
「うね編み」と聞いて、何やら難しそうに聞こえますが、何てことはない。細編みを編む要領で、向こう側の半目を拾って編んでいくだけです。
細編みとの比較
うね編みの編み方は細編みと同じですが、針を入れる場所が違います。
ここに針を入れます。
あとは細編みの編み方で編みます。
うね編みで編んだらこんな感じ。
五角形の折り方
模様がついているほうが編み地の表側です。
編み地を裏に向けます。
編み地を左側に折ります。
そのまま谷折りで上に折ります。このようなトライアングルの形になります。
編み地の右側を一番上にかぶせます。そうすると、トライアングルが交差した形になります。
次からちょっとややこしくなるので、
表現しやすいように、糸はしが出ているところを「しっぽ」、その反対を「頭」と言いますね。
頭の部分を矢印のように下にくぐらせます。
そうするとこのような形になります。しっぽをちょっと伸ばします。
このままではわかりにくいのでしっぽをぴんと伸ばした形で説明します。
しっぽを裏側に倒して、矢印のようにくぐらせます。
そうすると、5つの帯がそれぞれ交差したような形になります。
そのまましっぽと頭を裏側にぐいっと移動させます。
裏返すとこのような形。しっぽと頭をつなぎ合わせます。
しっぽの糸はしにとじ針を通して、頭に縫い合わせます。
五角形のアクリルたわしのできあがり。
参考にした書籍:ナチュラル タ・ワ・シ
今回こちらの本の作品を編んでみました。
折り方の図解を解読するのにやや苦戦しましたが、恐らくこの折り方で間違いないと確信しています。笑
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