インスタで話題の「ハイター漬け」でお風呂掃除をしてみました。
築23年の我が家の浴室も経年劣化でだんだん汚れが落ちにくくなってきています。
なんて、
築年数のせいにしていますが、単にズボラしていただけという……。
気がつけばとんでもない状態。
そこでインスタで流れてきた投稿が気になりました。
「ハイター漬け」というワード。
お風呂のカビ除去掃除をするときは、もっぱら「カビキラー」を使っておりますが、ハイターでも風呂掃除ができるようです。
さて、インスタでやっている方法で汚れが落ちるのか、興味があったので試してみました。
ハイター+食器用洗剤で床磨き
水…250cc
食器用洗剤(中性洗剤)…10g
ハイター…キャップ1/2
床や壁にピンクぬめりが出てきたときにこの方法でやるとすっきりカビが落とせます。
いくつかの投稿をチェックしましたが、上記の分量で紹介しているものが多数ありました。
食器用洗剤10gって言われても、微妙……。
どのくらいの量やねん!ってツッコミ入れたくなりました。
ボトルを28プッシュでだいたい10g程度の量。まあ、概算で大さじ1くらいを目安にすればいいかと……。
ズボラして洗面器で泡立ててみました。
単にズボラというわけでなく、洗面器も一緒にきれいにしようという目論み(笑)
床や壁など気になるところに塗り付けて30分くらい放置。そのあと洗い流します。
お風呂のフタも案外カビが生えやすいのでハイター漬け。表と裏、2回に分けて行いました。
黒カビだらけの排水口もブラシで擦ってみた。
おおまかな汚れはきれいになりました。ハイターで除菌もしているので床のぬめりもなくなりスッキリ。
ただ1回では落としきれない汚れがあったので、2回繰り返してみました。
排水口の汚れもハイター漬けでスッキリ。
気になる床は……
残念ながら、我が家の浴室の床の模様に入り込んだ黒ずみは、落としきれませんでした。
黒ずんでしまった床をきれいにするのは、はやりオキシクリーンが最強です。
ただ手軽さでいえばハイター漬けに軍配があがります。こうなる前にこまめにハイター漬けするといいかもしれません。
最低でも1ヵ月に1度はやりたいですね。
頑固な黒カビはハイター+片栗粉
ハイター:片栗粉=1:1
コーキングに生えた黒カビはなかなか落とせないので、ハイターをペースト状にして塗り込んで落とします。
古歯ブラシを使ってしっかり塗り込んで、30分放置後、洗い流します。
ハイターと片栗粉を1:1の割合で混ぜるということで、ハイターキャップ1杯がだいたい23g程度でしたので、片栗粉20gで混ぜ合わせました。
片栗粉にハイターを入れ、画像を撮ろうとiPhoneを用意していたら固まってしまった。
ハイター入れたらすぐにかき混ぜることが肝要。
ペースト状にならなかったので、少量の水を加えました。ここで水を加えすぎるとペースト状ではなくドロドロになるので水加減は慎重に。
ほんの少量ずつ入れながら調整します。
お恥ずかしいですが、浴室の扉の取っ手が酷いことになっています。これはさすがに落ちないよな……。とくに左側。
ペースト状になったハイターをしっかり塗り付けます。これだけでは心もとなかったのでラップで密閉することに。
この時点で少しカビが薄くなっているような気がします。この状態で30分放置。
こちらも1回では落としきれなかったので2回行いました。
ただ完全には落としきれませんでした。もしかしたら、放置時間を1時間とか長くすればいいかもしれません。それでもここまで落とせたならまずまずでしょう。
ここは次回改めてリベンジします。回を重ねるとだんだん元通りのきれいな状態になるかな?期待大です。
泡スプレーを直接振りかける
泡ハイターをひとつ常備しておくと便利。
細かいところは直接スプレーしてしばらく放置後、古歯ブラシで擦りながら流していきます。
私は、毎日のお風呂洗いはバスマジックリンエアジェットを使っていますが、カビが目立ってきたなと感じたら、気になるところにカビキラーをスプレーして掃除をしています。
ところで、
カビキラーとハイターの違いは何?
これについては、ほぼ成分は同じようです。
強いて言うなら、ハイターのほうが次亜塩素酸の濃度がわずかばかり高いみたい。
-
カビキラー:0.5%
-
ハイター:0.6%
カビキラーやハイターは有効成分である次亜塩素酸ナトリウムが、時間の経過とともに分解し、濃度が低下するため製造日から半年から1年程度で使い切るほうがいいようです。
コストコで1000gの特大カビキラー(詰替1000g×2本)を買ったので、せっせと消費したいと思います。
洗面所の排水口の黒カビはスプレーしただけでは落とせなかったので、ジッパー袋に入れてカビキラーを5~6プッシュくらいして密閉させ30分ほど放置。
歯ブラシでは届かなかった汚れもスッキリ落とすことができました。
やっぱり、カビキラーも最強ですね♪
水垢にはクエン酸+ウタマロ
黒カビにはめっぽう強いハイターですが、水垢などの汚れは不得意です。
蛇口など水垢の汚れは、クエン酸とウタマロスプレーの組み合わせでやってみました。
ウタマロは住宅用洗剤としてはとても優秀。
石鹸カスは重曹で
石鹸カスが固まった頑固なこびりつきには、重曹で落とすことができました。
気になるところに重曹をふりかけます。
ほんの少量の水を加えスポンジなどで磨いていきます。
ゴシゴシ擦る作業はありますが、落とすことができました。
あれこれ検証し、なおかつ撮影しながら行ったので、なんだかんだと半日もかかってしまいました。(疲れた~)
しかし気になる床のぬめりは取れ、目立っていた黒カビも撃退することができて満足。
まとめ
ハイター漬けは、
- 水…250㏄
- 食器用洗剤…10g
- ハイター…キャップ1/2
で作ります。モコモコに泡立てブラシなどで擦り30分放置後、洗い流します。
ここで汚れが酷いなら放置時間を長くすればいいと思いますが、乾いてしまうので、やはり30分程度がいいのだと思います。
頑固な黒カビならハイターと片栗粉を1:1の割合で混ぜ合わせ、ペースト状にしたものを古歯ブラシなどで塗って、30分放置後洗い流します。
ラップをすることで密閉されるので、放置時間を長くしてもいいと思います。
インスタではハイターでのレシピが圧倒的に多かったですが、成分がほぼ同じならカビキラー漬けでもいいのかな…なんて。
とにかく、大量に購入してしまったので、せっせと消費せねば。
カビが発生する前に、最低でも月1回ハイター漬けでお風呂掃除をしようと決心。
梅雨に突入する前に、カビ除去をして備えておきましょう。1回のハイター漬けで1ヵ月は持続するようです。