洗濯槽のカビ取り、やっていますか?
やったことがないという方が意外と多いようですが、洗濯槽の掃除をしないとさまさまな問題が発生します。
我が家でも新品の洗濯機だからと半年放置していたら
恐るべし黒カビが……。
梅雨シーズンになる前にピカピカの洗濯槽でカビから洗濯物を守りましょう♪
今回試した洗濯槽クリーナーが悶絶最高でした!
Contents
新品の洗濯機の半年経過したカビ状態
昨年12月半ばに洗濯機を新調して使っておりますが、そろそろ半年が経過しようとしています。(正確には5ヵ月)
使用している洗濯機は東芝の縦型10kg。シンプルな機種です。
洗濯機も新品だし
黒カビを防止してくれるというWashAAも設置しているし、
WashAAとは水流をウルトラファインバブルに早変わりさせ洗濯物の繊維に奥まで浸透して汚れを落としやすくするというもの。
同時に洗濯槽のカビの繁殖防止、ニオイを抑制する効果もあり。
使っている洗剤もカビ防止効果があるとのことだし
まあ、そんなにカビは付着していないだろう…
と、放置していました。
ところが洗濯機内の柔軟剤を入れるポケットを洗おうと取り出してみたら、底面にうっすら黒カビが付着。
これはまずい……と
重い腰を上げ、洗濯槽の掃除をやってみました。
「超即効型洗たく槽クリーナー」を使ってみた
洗濯槽の掃除って意外と大変ですよね。
予定のない週末の深夜に気合を入れてやらないとダメ。
なぜならひと晩つけ置きしておき、浮いた黒カビをネットでこまめに取り除き、黒カビがなくなるまで何度か洗濯機を回さないといけない。
なので翌日の朝は確実につぶれるし、そこからその日の洗濯がスタートなので確実に午前中は拘束されるという……。
これがあるから
なかなか手軽に洗濯槽のお掃除をしましょ♪というわけにはいかない。
ちなみに我が家は乾太くんを設置したので、干す時間を気にせずストレスフリーになりました。
今回、使ったのは
ウエ・ルコの「超即効型洗たく槽クリーナー」という酸素系の洗濯槽クリーナー。
これ、洗濯機を購入したときにおまけでついてきたもの。
使用説明書を読むと、酸素系でありながら、つけおきがいらないという。
公式サイトhttps://welco.co.jp/products/tyousokkou
いえ、いえ、酸素系の洗剤を使う場合、ひと晩つけ置きするのがマストでしょ?
汚れを分解して洗浄する酸素系クリーナーは、臭いが少なく、安全に洗濯槽の洗浄ができ、手肌や環境にやさしいのがメリット。
だけど洗浄するのに手間がかかるのがデメリット。
\こちらで実況しています/
結構、大変ですよね~。この作業……。
なのに酸素系でありながら、つけ置きが不要とは……
早速、やってみました。
洗剤が袋に入っていて、そのまま洗濯機に投入するだけ。
酸素系の場合は水よりもお湯(30℃~40℃)のほうがより汚れが落ちやすいので、お風呂の残り湯を使いました。
この中に残り湯を入れると、袋が弾けて泡がブクブクでてきます。
説明書に
初めての使用や汚れがひどい場合は、槽洗浄コースをおすすめします。
と記載あり。
我が家の洗濯機をみてみると、「槽洗浄」コースがありました。
これで回してみます。
途中で一時停止して中の様子をみてみるも、泡だらけで黒カビが浮遊しているのを発見できず…。
気になって途中何度も中を覗いてみましたが、泡泡泡……でまったくわからず。
諦めてそのまま就寝。
翌朝チェックしてみると、底面にワカメ状の黒カビ発見!
やはり黒カビは発生していたか……
ゴミ取りネットの中にも黒カビが……
まだ新品の洗濯機ということと、WashAAでウルトラファインバブル洗浄していることもあり、買い替える前の洗濯機で洗浄したときと比べカビの量は少ない印象。
でもまったく皆無ではない……のね。
カビ防止と謳っている洗剤や、ウルトラファインバブルも過信しすぎはダメですね。
1クール、すすぎモードで洗濯機を回しました。
やはり定期的なお掃除は必要です。
でも酸素系でありながら、つけおきせずにできるのは超楽!
我が家の洗濯機の槽洗浄コースは70分。わずか1時間ちょっとで黒カビを落とせていました。あっぱれ!
メーカーの推奨は塩素系
ちなみに改めて洗濯機の取扱説明書を読んでみると、槽洗浄は1ヵ月に1回を目安に「槽洗浄」コースを運転してくださいとある。
(説明書を読まない女)
ということは、5ヵ月さぼっていたわけだ。
メーカーが推奨しているのは、塩素系の漂白剤。
※ハイター(花王)や、洗濯槽カビキラー(ジョンソン)など
「槽洗浄」コースを選び、スタートボタンを押して、給水開始から3~5分したら一時停止してフタを開け、塩素系漂白剤を300ml投入するだけ。
すごく簡単!
つけおきも不要で、カビすくいの手間もなく、洗濯機を回すだけという簡単作業。
ちなみに家にあった台所用キッチンハイターでやってみました。
1ボトル600ml入りなのでボトル約半分投入します。
浴室のカビキラーをしたあとのような塩素系のツンとした臭いが洗濯機内に広がります。
終わったあとは、洗濯槽の底面にカビが付着しているということはなく、ゴミ取りネットの中に少しばかりカビの残骸がありました。
酸素系と塩素系の違い
買い替える前の洗濯機では、いつも酸素系のクリーナーで手間をかけてやっておりましたが、塩素系は超楽ちん。
今度から塩素系でよくね?と思いましたが、酸素系、塩素系の違いって何?
気になったので調べてみました。
- 主成分は過炭酸ナトリウムで、泡で汚れを剥がして落とす
- お湯(30℃~40℃)で洗浄効果がある
- 殺菌力は塩素系に劣るが汚れを目視できる
- 手肌や環境に優しい
- 主成分は次亜塩素酸ナトリウムで、細菌類を殺菌する力に特化
- 冷水(お湯でなくても可)でも使用可能
- 洗浄力は酸素系に劣るがカビ取りする必要がなく手間がかからない
- ツンとするニオイがあり少しきつい
- 手肌の刺激が強い(触れないように注意する)
- 酸性のものと混合すると有害なガスが発生することがある
酸素系+塩素系ダブルの効果でカビ防止
しばらく(いつをもってしばらくというのかは各自認識の違いがあるでしょうが、おおむね半年から1年程度)洗濯槽のカビ取りをしてないという方は、まずは手間がかかりますが、酸素系のクリーナーでがっつり落とし、汚れをしっかり目視。
それから塩素系の漂白剤で根こそぎ掻き落とし細菌を除去するという方法がいいでしょう。
一度しっかり落とすと、後は1ヵ月~2ヵ月に一度の塩素系での槽洗浄で、洗濯機はクリーンな状態をキープできます。
1~2ヵ月に1回の槽洗浄がベスト
梅雨前にやっておこう
これから梅雨シーズンになりますが、湿気でジメジメして洗濯槽もカビが付着しやすくなります。
塩素系漂白剤でしっかり殺菌して梅雨を乗り切りましょう♪
とはいえ、
しばらく掃除してない、というか洗濯槽の洗浄などやったことないという方は、いきなり塩素系で洗浄せず、まずは酸素系のクリーナーで汚れを剥がしてから、塩素系漂白剤で殺菌するのがベター。
作業はちょっと面倒くさいです。
でも洗濯槽の掃除をしないとどうなるのか
- 悪臭が発生する
- 洗濯物が汚れる
- 故障の原因になる
- 電気代が高くなる
というデメリットがあります。
悪臭が発生する
洗濯機の中にたまった汚れやカビが原因で、悪臭が発生することがあります。
この悪臭は、洗濯物に移ることがあるため、不快な臭いの原因になります。
洗濯物が汚れる
洗濯機の中の汚れやカビが洗濯物に付着することがあります。
これは、洗濯物の色あせや変色、シミやカビの発生などの原因になることがあります。
故障の原因になる
洗濯機の中の汚れやカビが原因で、洗濯機のパーツが劣化したり、故障したりすることがあります。
また、洗濯機の中の水の流れが悪くなり、洗濯機のパフォーマンスが低下することもあります。
電気代が高くなる
洗濯機の中の汚れやカビが原因で、洗濯機のパフォーマンスが低下すると、洗濯に必要な時間や水の量が増えるため、電気代が高くなることがあります。
以上のように洗濯槽の掃除は定期的に行わないと、さまざまな問題が発生する可能性がありますよね。
自力でやるのはハードルが高いという方は、プロに依頼するという手もあり。
私も利用している【くらしのマーケット】はリーズナブルな価格で請け負ってくれるので、いざとうときは非常に便利。
きれいな洗濯機で気持ちよくお洗濯しましょう♪
▼▼▼
\レビューはこちら/
Note
洗濯槽のカビ取りって結構面倒臭いですよね。
新品の洗濯機だから大丈夫と過信していたのですが、5ヵ月後には黒カビが発生していました。
カビ防止を謳った洗剤や、ウルトラファインバブル発生装置をつけていてもやはりそれだけではダメなんですね。
こまめに洗浄しないといけないというのがわかりました。
でも洗濯槽の洗浄などそもそもやったことがないという方が意外と多いようです。
カビだらけの洗濯機で洗濯物を洗うとさまざまな弊害があるので早めに対処したいもの。
梅雨になる前に今あるカビを根こそぎはぎ取って、快適なお洗濯ライフを過ごしましょう♪