タイムズカープラスが2019年5月に『タイムズカーシェア』に名称変更して間もなく、今度は消費税増税に伴って料金体制が見直されました。2019年10月1日から新料金でのスタートです。
消費税がアップする分、価格が上がるのはやむを得ません。しかし従来とちょっと料金体制が変更になっています。
検証してみると、新料金体制でお得に乗れる時間がありました。それについてのリサーチです。
タイムズカーシェア「最大時間料金制」を導入
従来の料金体制
現在の料金体制は、ベーシックタイプなら、15分206円(税込)、プレミアムであれば15分412円(税込)です。
パックがお得
長時間借りる場合は、ショート料金(206円/15分)よりも、パックにしたほうが絶対お得。
6時間パック、12時間パック、24、36、48、60時間パックがあり時間が長ければ長いほど割安感はありました。
旧料金となってしまうため、ここで詳しく説明しても無駄ですが、念のため。
この箇所は読み飛ばしたいかたは、こちらへジャンプ↓
ショートで6時間借りると、
1時間824円×6時間=4,944円(税込)となります。
6時間パックにすると…
パック料金が適用され、4,020円(税込)となり、924円お得になります。
以後、延長する場合は延長料金として206円/15分ずつ加算されます。(予約時に設定)
旧体制(2019.9.30まで)は、このような料金体制でした。
2019.10.1からの新料金体制
2019年10月1日から時間料金が、
- ベーシック…220円(200円+税)/15分
- ミドルクラス…330円(300円+税)/15分
- プレミアムクラス…440円(400円+税)/15分
に変更されます。消費税分加算というより少し値上がりした感じですね。
6時間パック、12時間、24、36、48、72時間とプランの見直しがされております。
ここで、従来と違うのは、最大時間料金制に変更となっていること。
例えば…
わかりやすくベーシッククラスを例にあげると、
利用開始から4時間45分を超えると、6時間まで同料金になります。
つまり6時間乗っても、4時間45分乗っても同じ料金。5時間30分で返却しても6時間分の料金が徴収されるということです。
4時間45分までは220円/15分なので、4,180円。1分でも超えると最大利用料金が適用されて4,290円となりますが、実はお得になると言えます。
最大利用料金の適用を度外視して、本来単純に15分延長したなら220円が加算され、4,400円となりますが、それよりも安い4,290円でそのあと1時間15分はいつ返却しても同料金になります。
もっと長く借りる場合、例えば12時間までならさらにお得。
上記の表には記載されていませんが、
ベーシッククラス・プレミアムクラスだと、8時間30分から12時間までは6,490円(税込)、
ミドルクラスだと、7時間45分から12時間までは8,690円(税込)となります。
今回の料金プラン変更によって、4時間45分から6時間まではお得に乗れる時間が存在するということですね。
更に半日(12時間)借りる場合は、プランによってお得になる時間数が変わるので要チェックです。
ミニマムチャージ料金
新たに導入された料金体制で、ミニマムチャージというものがあります。
これは、24時間以上の予約の場合、利用時間が2時間未満でも2時間分の利用料金(ミニマムチャージ)が発生するというもの。
延長して実際利用したのが1時間でも、2時間分の1,760円の料金が発生するということです。
車は所有するから借りるという発想
前回、車は所有するのと、借りるのはどっちがいいのか検証してみました。
車愛好者、車が趣味という方はともかく、ただ単に便利なので所有しているという場合、費用対効果を考えたときにどうでしょうか?
タイムズカーシェアは、レンタカーと違って、返却の際にガソリンを補充する必要もなく、15分単位で手軽に借りることができます。
ガソリンの補充の義務はありませんが、給油や洗車をすることによって料金割引サービスが受けられます。
また、実はアイドルタイムなるものがあり、15分間無料で乗ることができます。
\詳しくはコチラで/
タイムズカープラス(カーシェア)という選択。車を持たない生活を考える
家計のスリム化を図るうえで、カーシェアも検討してみるのもいいかもしれませんね。
長距離ならレンタカー利用も視野にいれて