茶碗蒸しってうまく作れていますか?
スが立ってしまったり、固まらなかったり…。簡単なようで案外難しいですよね。
いろいろと試してみて、スが立たない作り方を発見しました。
また、固まらず液体のままの茶碗蒸しという失敗も過去にありましたが、この作り方に変えてから今のところ失敗はありません。
作り方のコツを押さえておいしい茶碗蒸しを作りましょう。
Contents
失敗なしの茶碗蒸しレシピ
材料
【8個分】
- 卵(M玉なら4個、LL玉なら3個)…200g
- だし汁…600g
- 薄口しょうゆ…小さじ1
- 塩…小さじ1/2
- 酒…大さじ1
- お好みの具材
鶏肉、えび、しいたけ、かまぼこ、銀杏、みつば等
だし汁をとる
水1リットルに対して30gのかつお節を使います。
- 鍋に水を入れ火にかけて、沸騰したら火を止めてかつお節を入れます。
- かつお節が鍋底に沈むまで1~2分ほどおきます。
- ザルで静かにこします。
かつお節は絞らないようにしましょう。しぼるとえぐみが出てしまいます。
だし汁はしばらく置いて粗熱を取ります。
下ごしらえ
- 干ししいたけ4枚はぬるま湯につけ、柔らかくなったら、しいたけの戻し汁とみりん(小さじ2)、醤油(小さじ2)で少し煮る。
- 鶏肉はひと口大に切ってしょう油と酒で下味をつけ10分ほど浸しておく。
- かまぼこを気持ち斜めに切る。
卵とだし汁の割合
分量が変わっても押さえておきたいのは、卵とだし汁の割合です。
卵 : だし汁
1 : 3
これが基本です!
How to cook
1)卵をはかる
卵の大きさによってグラム数が変わってきます。
200gの量にするには何個必要か計測しましょう。
2)卵を溶き調味料を加える
菜箸で卵を切るようにていねいに溶きます。
薄口しょうゆ小さじ1、塩小さじ1/2、酒大さじ1を加えざっくり混ぜ合わせます。
3)だし汁と卵液を合わせる
だし汁も600gになるように重さをはかります。
だし汁と卵液を混ぜ合わせゆっくりと溶きます。
4)こし器でこす
ボウルにザルをセットして3)のだし汁をこします。
ザルに白身が流れきれずに残ると思いますが、それは使いません。
5)茶碗に具材を入れて卵液を流し入れる
茶碗に具材を入れて卵液を流し入れますが、三つ葉はまだ入れません。
ここで入れると色が変色しておいしくなさそうに見えるので、蒸らしの最後のほうで加えます。
6)蒸す
【蒸し器で作る場合】
蒸し器の下段に水を張り沸騰させます。
沸騰したら、茶碗をセットした段を沸騰した段の上にのせます。
ふきんを敷き、ふたをします。
強火で4分加熱、火を止めて余熱で7~8分蒸らす。
余熱のときに三つ葉を加えます。
【電子レンジで作る場合】
我が家のはコンベクションオーブンで、過熱水蒸気で作るため23分レンジにかけます。
通常のレンジの場合は、下段にいれ、オーブン(予熱なし)、140度で35分~40分加熱しますが、あまり長く加熱するとスが立つので、ときどき様子を見ながら固まり具合を確認しましょう。
できあがり
茶碗蒸しができあがりました。ちゃんと固まっていますし、スも立っていません。
味もGOOD!
Note
我が家は7人家族のためこの分量で作りました。ひとつおまけの8個できる分量です。
4人分の場合は半量にして作ってください。
でも結構、好評なのでこの分量でもひとり2個はペロリと平らげます。