栗が美味しい季節です。てか、この時期しか手に入らない栗。
我が家ではこの時期、義母が裏山から拾った大量の栗を送ってくれるので、その栗を母がせっせと下ごしらえしてお正月用の栗きんとんのために冷凍しております。
全部栗きんとんでは何なので、栗ご飯を炊いたり、渋皮煮をつくったりしています。
栗ご飯の作り方は栗ご飯は日持ちがしない。お弁当に持たせるのは危険かも…を参考にしてみてください。
おいしい、おいしい…と有難くいただいておりますが、つくるのは結構手間がかかります。
(あ、作ってもらっているのに、さも自分が作ったような言い方してますね。笑)
では、ばぁばぁ(私の母)の栗の下ごしらえから「渋皮煮」の作り方をご紹介します。
栗の渋皮煮のつくりかた
材料
- 栗…500g
- 重曹…鍋一杯の水に対して小さじ1程度
- 砂糖…300~500g
- お好みではちみつ…適量
How to cook
【下ごしらえ】
耐熱ボウルなどに栗を入れ、お湯を入れます。そのままお湯が冷めるまで約30分~1時間程度浸しておきます。
(大きな鍋に栗とたっぷりの水を入れて沸騰させそのまま冷ましてもOK。)
冷めたら栗の皮を剥きます。栗剥き器があると便利です。
母のメモです。
実際の画像を撮り忘れて、今年の栗は全部下ごしらえが済んでしまったので、イラストですみません。
栗のお尻の部分に包丁を入れ、渋皮を残したまま、上にゆっくりと引き上げていくように皮を剥きます。
母のメモにあるように、渋皮を破いてしまったら、渋皮を全部剥いてしまい、甘露煮や栗ご飯用の栗として使います。
栗の渋皮煮
1大きな鍋にたっぷりの水を入れ、重曹小さじ1程度を混ぜ合わせ、栗を加えて火にかける。
2
沸騰したら弱火にして10分程度ゆでる。
3
一旦ザルにあげ、再度鍋に水と重曹を入れ、②の栗を加え同じようにゆでる。これを3回ほど繰り返す。そうすると茹で汁がだんだん澄んでくる。
4
水に取り、筋などをそっと洗い流す。
5
鍋に➃の栗と、かぶるくらいの水、砂糖を加え、弱火でコトコト煮る。
余り長く煮ると煮くずれしてしまうので、15分~20分程度で火を止める。
母は砂糖だけで味付けしておりますが、お好みでお醤油を少し加えて煮てもよろしいかと思います。
またこってりした味にしたければ、砂糖を300gにして、ハチミツまたは水あめを加えて煮るとマロングラッセのようなツヤっとした渋皮煮になります。
何度もゆでなければならないので、手間がかかりますが、だんだんゆで汁の濁りがなくなってくればOKです。
ごま団子にアレンジ
冷めたら食べる分だけ残して、密閉袋に入れて冷凍し、お正月用に使います。
我が家では、渋皮煮を餡で薄く包み、白玉粉で包んで、ゴマをまぶして油で揚げたゴマ団子をおせちの一品として加えております。
まじ、おいしいです。お試しあれ~♪
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