我が家には3人の子どもがおり、
長男、次女は小さいころアトピーになり、
長男は軽い喘息にもなってしまいネブライザー(吸入器)を持ち歩いていました。
長女だけはアトピーも喘息もなく、よかった…と思っていたところ小5のときに突然花粉症を発症。
鼻水はダラダラ出るわ、目はジュクジュクで痒くなるわ…側でみていてほんと可哀そうなくらい。
今年ももうすぐ花粉症の季節。
いやもうすでに始まっています。
今から万全を期して症状が出ないことを祈るばかり…。
どんな花粉対策が有効なのか検証してみましょう。
Contents
花粉症について
花粉症の原因
現在日本人の約25%が花粉症に発症していると言われます。
私の父母に聞いたら自分たちが子どもの頃は「花粉症」なんてなかったと言っていますが、そう言えば私が小さいころも花粉症なんて聞いたことありませんでした。
現代人はそれほどアレルギーに対して敏感になってきたのでしょうか?
江戸時代では花粉症で悩んでいる記述はないようです。
どうやら第二次世界大戦後の日本社会の復興と関連した植林が原因となったようで、東京オリンピックの年にはじめて「花粉症」が報告されたようです。(私、一応オリンピック後の生まれです)
花粉症はスギやヒノキなどの植物の花粉を吸いこむことによって、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。
これは今では国民病と言われるほど深刻です。
花粉はいつ飛散する?
ではいつから花粉は飛散しはじめるのでしょうか?
地域によって異なり、スギ花粉が1月の後半に福岡から始まり、高松・広島・大阪・名古屋・東京では2月上旬、金沢・仙台は3月中旬から、そのあとヒノキ花粉が始まり4月まで続きます。
毎日花粉の飛散状況を確認して対策を講じましょう。
【本日の花粉情報を確認】
花粉対策
外出時にマスク・メガネを着用
花粉の飛散の多い日はなるだけ外出を控えたほうがいいのですが、そんなわけもいきません。そこで完全防備したスタイルで外出しましょう。
・帽子
・メガネ
・マスク
・マフラー
娘のジュクジュクな目を心配したメガネ屋に勤めるママ友が薦めてくれたのが花粉専用のメガネ。
メガネの側面が花粉が入らないよう覆われています。
普通のメガネと比べるとフレームの形状が違います。
これである程度の花粉の侵入はブロックできるのでこの時期、外出には欠かせないアイテムになっています。
帰宅後は付着した花粉を取り除く
外出から帰ったらまず玄関前で体についた花粉をはらい落としましょう。
コートはなるだけウールなど花粉のつきやすいものは避けツルツルした素材のものを選ぶようにします。
花粉を室内にもちこまないことが重要です。
洗顔・うがいの徹底
そして帰宅したら手洗い、うがい、洗顔をしましょう。
とくにうがいは有効です。
鼻から吸い込んだ花粉はのどの奥に押しやられてしまいます。うがいの習慣をつけてのどの花粉を洗い流しましょう。
洗濯物は室内干し
この時期、洗濯物は室内干しが無難です。
布団も外で干さず、布団乾燥機などを活用するようにしましょう。
どうしても外に干したい場合は花粉飛散量をチェックして少ない午前中に干すようにし、そのあと布団にもかけられる掃除機を使ってていねいに布団についた花粉を吸い取るようにしましょう。
特に枕元は慎重に。
花粉を直接吸い込まないようにするためにウェットティッシュなタオルを濡らして固く絞って拭き取るようにしましょう。
花粉症対策|乗り切り方
目のかゆみには冷たいタオル
目がかゆいとゴシゴシ擦るのはさらに症状を悪化させてしまいます。
そんなときはかゆい部分に濡れタオルかアイスノンで冷やしてみてください。症状が緩和されます。
鼻うがいをする
鼻うがいをご存知ですか?
簡単に言うと食塩水を鼻から吸い込み口から吐き出すという聞いただけでツーンと痛そうな方法。
ところがこれ、やってみると意外とハマります。
正しいやり方でやれば効果はてきめん。
まずぬるま湯1リットルに対して9gの食塩水を入れて混ぜ合わせます。
このとき使用する水は残留塩素がある水道水よりなるべく精製水がいいでしょう。
温度もポイントです。
冷たい水はしみます。必ず38℃程度のぬるま湯を使いましょう。
混ぜ合わせた食塩水を洗面器などに入れ、片方の鼻を指でしっかりおさえて塞ぎ、もう片方の鼻から食塩水を吸い込みます。
口の中に流れてきた食塩水を吐き出します。
鼻に水を入れるとツーンとして痛そうに思いますが、体液と同じ濃度の生理食塩水ならしみないのでお試しあれ。
慣れないうちはお風呂タイムを利用すれば、こぼれても気になりません。
吸い込むのが怖い人はスポイトを使って鼻に入れてもいいです。
またストローで吸い込む方法もあります。
それでも怖い方は、コレ。
鼻洗浄器。
これは有無を言わさず食塩水を鼻に流し込んでくれるので、勇気をふり絞る必要ありません。
娘は自力ではやれませんでしたが、これを使うとしっかり洗浄ができ、花粉の時期は大活躍です。
洗浄後は爽快、鼻がすっきりします。
ただし注意!
このあと、鼻からすたすたと食塩水が流れだしてくることがあり、まるで自分が牛にでもなったかのようです(笑)
ワセリンで鼻の粘膜を保護
ワセリンは高い保湿効果があるとともに、肌に塗っても肌内部には浸透しにくい性質があります。
ワセリンを鼻に塗ることによって花粉が肌に浸透するのを防いでくれます。
鼻の下に指でワセリンを塗ったら、綿棒にワセリンを少量つけ鼻の穴の中にも塗ります。
このときツッコミすぎて鼻血が出ないよう気をつけましょう。
発酵食品で免疫力アップ
花粉症はアレルギー反応の一種で、免疫の異常で起きるものと言われています。
その免疫細胞の70~80%は腸内にあります。つまり腸内環境を整えれば免疫力が高まり症状を和らげれることができると言われています。
腸内環境を整えるということでまっさきに思い浮かぶのはヨーグルトではないでしょうか?
しかし実はヨーグルトに含まれる乳酸菌よりも納豆に含まれる納豆菌のほうが腸内環境を整えてくれます。
選ぶときは皮をむいて加工されているひき割り納豆よりも繊維質が多い丸大豆の納豆にしましょう。
睡眠を充分にとる
個人差はあるものの睡眠時間のベストは7時間と言われています。
この時期充分な睡眠時間をとって体のダメージを少なくし、ストレスを軽減することが大切です。
試してみたい花粉対策グッズ
プロポリスのどスプレー
プロポリスを予防的に継続摂取することで、花粉症の発症を遅らせ、鼻をつまりにくくすることが研究で報告されています。
鼻づまりで苦しいときや、のどがイガイガするときに、のどに直接シュッと吹きつけたり、マスクにひと吹きすると、さわやかなメントールの香りで爽快感を得ることができます。
辛い花粉の時期を乗り切るアイテムとして活躍してくれそうです。
マヌカハニー
奇跡のはちみつとも言われるマヌカハニーは花粉症にも効果があるようです。
マヌカハニー特有の殺菌効果と、腸内環境を整える力によって免疫力が向上し、結果アレルギーに対して体が強くなることから花粉症にも有効と言われています。
マヌカハニー アクティブ UMF5+ / UMF10+ 500g
花粉症になる前に対策を!!
Note
今まで何ともなかったのに突然花粉症に見舞われたとの話はよく聞きます。
この時期、決して他人事ではありませんね。
辛い症状になる前に万全の対策をとり、予防を心がけたいものです。
なんとか花粉の時期を乗り切り春を迎えましょう。
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