日テレの『ウチの夫は仕事ができない』で毎回登場するもんじゃ焼き。
九州人の私たち家族には馴染みのない食べ物でして…。
イモトアヤコさんと松岡茉優さんが毎回イモトアヤコさん扮する町田あかりのもんじゃ焼き屋さんで食べているもんじゃ焼きがとてもおいしそうで、娘たちからオファー。
今日の夕食は「もんじゃ焼き」がいい~♪
実は私、「もんじゃ焼き」なるものを食べたのはかれこれ30年くらい前の東京で、しかも1回だけ。
味がどんなだったかも覚えてないし…。お好み焼き感覚で作ったらいつまで経っても汁気が多いままで不安になった記憶が…。
ま、何とかなるとスーパーへ。
結構大きいスーパーに行ったんだけど、お好み焼き粉やたこやき粉は置いていてももんじゃ焼きの粉は陳列していない。
はて?
その場でネットで調べると、どうも水と小麦粉とウスターソースで作るようだ。
そのままいくつかのcookpadレシピを見てみると、
「ベビースターラーメン」
と材料に書かれてあるものを多数発見。
お菓子じゃん、それ…。でも確かにパッケージにもんじゃ焼きにまぜると書いてある…。
味が想像できない…∑( ̄Д ̄;)
おまけにレシピにはイカや、明太子、チーズとも書かれている
………
youtubeでもんじゃ焼きの焼き方を見てみる。
なるほど、キャベツなどを炒めて土手を作り、真ん中に汁を流し込めばいいのか…。
なんだか楽しそう。保険としてお好み焼きも一緒に作るとして…。
不安なまま、我が家の「もんじゃ焼き」デビュー~。
Contents
自己流もんじゃ焼きの作り方
材料
(5-6人分)
- 薄力粉…100g
- 水…1000㏄
- 顆粒だし…大さじ1
- ウスターソース…大さじ3
- しょう油…小さじ2
- キャベツ…500g(約半玉)
- 豚肉ミンチ…適量
- 桜エビ…適量
- 天かす…適量
- 明太子…適量
- チーズ…適量
- イカ…適量
- ベビースターラーメン…適量
How to cook
1水1000ccと薄力粉100gを混ぜ合わせ、顆粒だし大さじ1、ウスターソース大さじ3、しょう油小さじ2を加えさらに混ぜ合わせます。
(さらさら過ぎないかい?こんなんで固まるんかいな?)
2
キャベツは細かく切り、豚肉ミンチ(または豚肉ひと口大に切る)、イカも食べやすい大きさに切っておく。
(鉄板で作る場合は大きいままで、鉄板の上でへらで切りながら作ります。
我が家はホットプレートで作るので、鉄板に傷がつかないようあらかじめ細かく切っておきました。)
ベビースターラーメンは手で食べやすい大きさにつぶします。(そのままでも)
3
①の生地の上に②の具材と桜えび、天かすを盛ります。
(思わず混ぜてしまいました。ここは混ぜずに上に乗せるようにするのが本当みたいです。)
4
ホットプレートの温度を200度に設定し、薄く油をひいたら、イカを炒め、生地(汁)以外の具材を炒めます。
5
キャベツがしんなりするまで炒めます。
(汁が入りすぎました。この段階ですでにびちゃびちゃ…。)
(めげずに混ぜてみます。)
6
中央に穴をあけて土手を作ります。その中に残りの生地(汁)を流し込みます。
(既にべちゃべちゃな状態なので土手にならないのですが…( ̄◇ ̄;))
7
そのまま生地がぐつぐつ煮立つまで待ち、真ん中に明太子を乗せ、土手を崩し生地と具材を混ぜ合わせます。
(既に混ざり合ってます)
8
チーズをふりかけ、チーズが溶けたらできあがり。
(これですか…。できあがりは…。)
子どもたちはもんじゃ焼き初体験!
見た目はどうなの?これ?って感じでしたが、食べるとおいしい。
焦げたところがさらにおいしい。
お好み焼きとは違った何と言うか優しい味。シンプルな味と言おうか、昔どこかで食べた味…。
ひと口食べてふーんと言った感じでしたが、食べるうちにはまっていくような…。
きっとウスターソースがあの懐かしい味を出しているのではないか?
会話しながらちまちま焼いて、ゆっくりお食事タイムを取るにはいいメニューです。我が家でも今後登場しそうなメニュー。
今度、実際にもんじゃ焼き店に行って本物を体感してくるとするか…。
【豆知識】
もんじゃ焼きはお好み焼きに似ているので、てっきり大阪名物かと思っていましたが、東京近郊のローカルフードだったのですね。
もんじゃ焼きの名前の由来は、「文字焼き(もんじやき)」から変化したものらしいです。
昭和20年代の食べ物が不足していたときに、なんとかおなかが膨れるものをと小麦粉を水で溶いたものを鉄板で焼いて提供したのが始まり。
それが進化して、キャベツなどの野菜の切れ端をウスターソースで溶いた生地で焼くようになり、下町の駄菓子屋さんで子どものお小遣いで買えるおやつとして売られるようになったとのことです。
焼きながら、鉄板に文字を書いて楽しんでいたことから、
文字焼き(もじやき)…もんじやき→もんじゃ焼きと変化していったそうです。
ベビースターラーメンを入れるのは駄菓子屋出身の料理だからだったんですって!