欲しかった乾太くんを設置して半年。我が家の洗濯ライフがガラリと一変しました。
まず、
- 雨の日でも気にせず洗濯ができる。
- 急な雨降りでも取り込む必要がなく雨で洗濯物がズブ濡れになった絶望感がない。
- 洗濯したあと干す手間がなくドラムに放り込むだけで洗濯が完了する。
- 2時間あれば洗濯~乾燥が完了するので着たい服がすぐ洗濯できる。
などなどもう、なぜもっと早く買わなかった?と後悔するくらい我が家では神的存在。
正確には買わなかった?のではなく、買えなかった…。
その詳しいお話はこちらで
もう冷蔵庫、洗濯機、掃除機に匹敵するほどなくてはならない家電(家電かな?)になってしまいました。
そんな乾太くん、お布団も乾かせるのでしょうか?
果たして羽根布団は乾かせるのか、我が家で試してみたレポです。
乾太くんを導入しようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
乾太くん8kgで布団は乾かせるか?
のっけから結論
乾太くんで布団(羽根布団)は乾燥できます!
乾太くん(8kg)を導入して5ヵ月。その間布団を洗濯して4回目。
結果、できる!と確信したので記事を書いてます。
まず、乾太くんを設置してからの我が家の洗濯ライフについて語らせてください。
(話したい!ぜひ聞いて~)
乾太くんを設置してからというもの、我が家の洗濯ライフが一変しました。
まず、洗濯が苦にならなくなった。
なぜなら、雨が降ろうが、雪だろうが、台風だろうが、何時であろうが天候や時間を気にせず洗濯ができるようになった。
これはホント画期的。
今までなら深夜に洗濯すると、当然夜干し。
夜間は湿度が上がることが多いため、洗濯物が乾きにくいことがあります。
また深夜にベランダで洗濯物を干すのって、暗いので虫(特にG)の存在に怯えながら干すことになります。
そのストレスが一切なくなりました。
そして、一人暮らしを始めた長男、長女が帰省したとき、帰る日の前日の夜に洗濯乾燥できるので、洗濯完了した衣類を持たせることができる。
つまり子ども達は帰ったあと洗濯する必要がない。
もう、ほんと便利。
平日は私は会社勤めなので時間がなく、高齢の母に洗濯をお願いしていますが、干す必要がなく洗濯機から乾燥機に放り込むだけなのでやってもらってます。
ほんと、助かります。
母も今までなら急に雨が降ったときに、慌てて取り込まないといけなかったのが、その心配がないので楽だと言っています。
今でも外出中に突然雨が降りだしたら、
「あっ!洗濯物!」と一瞬心配になるようですが、すぐに「そっか!乾太くん」となるみたいです(笑)
そしてここから本題。
布団は乾かせたのか?
これについては、1枚ずつ洗濯、乾燥すればできる!
我が家の洗濯機は10kg。
冬用布団を洗濯機にいれてみたところすっぽり入りました。
ついでに掛布団カバーも入るくらい余裕ありでした。
使っている洗濯機は東芝の縦型洗濯機。シンプルなもの。
10kgの洗濯機なら冬用布団1枚は余裕で洗濯できます。
そのあと乾太くんに入れて乾燥させたところ、わずか60分足らずでふんわり乾燥することができました。
我が家では羽根布団も使っています。
羽根布団は洗濯できないと思っていましたが、コインランドリーの管理人さんに羽根布団こそコインランドリーで洗濯すべき!とアドバイスをいただいてから、ずっとコインランドリーを利用していました。
コインランドリーで洗濯・乾燥した羽根布団はふんわりと膨らみホカホカした肌触りがとても心地よい。
こんな感触を乾太くんでも味わえるのか……。
今回洗濯したのはシングルの羽根布団。
たまたまあったファンタ(350ml)を立てて並べて3本分の高さ。
これを10kgの洗濯機で「毛布」モードで洗濯します。
(ついでに掛け布団カバーもいれました)
気になったので途中、一時停止して中を確認してみましたが、膨れ上がっていました。
どうしようか一瞬悩みましたが、そのまま洗濯続行。
洗濯終了のブザーが鳴り、フタを開けてみたところなんとか洗濯できていた模様。
このまま乾太くんにぶち込みます。
標準モードでスタート。
ほどなくして乾燥時間は「60分」と表示されました。
ところが60分もしないうちに乾燥完了のブザー音が鳴りました。
羽根布団を確認してみると、ふんわりと乾いている感じ。
広げてみると、ところどころ少し湿ったところがあったので、追加でタイマー15分にセットし、再度乾燥。
今度はしっかり乾燥できてふんわりとした仕上がりになりました。
乾太くんのフィルター掃除が楽しい
乾太くんは定期的にフィルターの埃取りをしなければなりません。
ところが毎回する必要はなく、我が家では1週間に1回、週末に行っています。
布団など乾燥したときは途中で「フィルター清掃」のランプが点灯することがありますが、大抵1週間に1度で事足りています。
このフィルターの埃とりが超楽しい~♪
実況しますね。
ドラムからフィルターを外します。
フックがあるので内側にキュッと押さえれば取り外すことができます。
フィルターを外したところ。
手前側のフタを外します。
裏側に向けると埃がびっしりとフィルターにこびりついています。
これを取り外すのが楽しい♪
ピリピリと埃の塊がめくれます。
おおおおお、快適~。
ペロンと剥がれました。
これだけではありません。
その裏にもうひとつフィルターがあります。
このフタを開けると、さらなる埃の塊が…。
これだけの埃が出ているのね~。
こまめに取り除けばこれほどの埃にはならないですが、布団など乾燥させたら特に多く埃が出るような気がします。
埃がたまってきたら、フィルター清掃のランプが点灯しブザーでお知らせしてくれるので便利!
コインランドリーに行かずにすむ快適さ
シーズンオフになると、毎回コインランドリーで羽根布団の洗濯から乾燥をしていました。
厚手の羽根布団ダブル2枚、シングル3枚の計5枚に敷布団カバー、掛布団カバー、ピロケースなどまとめて洗濯乾燥していたのでだいたい5,000円くらいかけていました。
お金だけでなく時間も拘束されます。
要領よく行えば2時間程度でできますが、大抵混み合う週末に利用していたため、待ち時間が発生することもあります。
ところが自宅でできるなら、時間を気にせずいつでもできる手軽さ。
1枚ずつしかできませんが、洗濯から乾燥まで2時間あればできます。
まだ外にでかけるため、最低限のお化粧と服装も気にして出向かねばなりません。
でも、自宅ならスッピン、ジャージ姿でも全然OK。
もう、ほんと助かりますぅ。
自宅で羽根布団を洗濯するランニングコスト
8kgの1回の乾燥のコストは102円と聞いてます。
参考リンナイ公式サイト
洗濯のコストは、10kgの縦型洗濯機(機種や地域にもよるので一例)の場合、電気代は1.62円程度。
水道代はこちらも地域によって違いはありますが、ざっくり24.72円程度。
そうすると布団1枚あたり130円程度でできる計算です。
我が家では5枚の布団を洗濯乾燥していたので、コインランドリーで5,000円くらいかけていましたが、約650円程度でできる計算になります。
参考Haier Japan Region(あくまでも概算です)
コスト面だけでなく、コインランドリーまで車で布団を運び、他の人が使っていたなら待ち時間が発生し、時間が拘束されることを考えると、自宅で好きな時間にやって、その間ほかのことができるという超効率的な乾太くん。
乾太くんを設置する前は浴室乾燥機を使用していました。
しかし、さすがに布団の乾燥は無理!日常の洗濯物でも4~5時間かかります。
急な雨降りで家族が帰宅してシャワーを浴びたいとなったとき、洗濯物乾燥中だと浴びれないということもありました。
もし、浴室乾燥機か乾太くんか迷っているなら、排気ダクトが作れるなら、断然「乾太くん」にするべき!
乾太くんで布団乾燥するデメリット
乾太くんのデメリットを強いて言えば、コインランドリーほどのふんわりさはありません。
コインランドリーでは布団乾燥させるときはいつも「高温」を選んでいましたが、乾太くんには温度設定するボタンがありません。
ドラムの大きさもコインランドリーは乾太くんの3倍はあるので当然と言えば当然ですよね。
ただ、ふんわりさを求めてわざわざコインランドリーに行こうとは思いません。
- 高温:約70~80℃
- 中温:約60~70℃
- 低温:約50~60℃
- 80℃以上の温風
日常洗濯物については、まったく問題なくカラリと乾いてコインランドリー同様の満足感を得られています。
さて、今から夏になっていきますが、カラリと晴れた日に乾太くんを使うのはいかがなものか……。元来、貧乏性なのでためらわれます。
それについては、追ってレビューしたいと思います。
余談(独り言)
我が家はもともと二世帯住宅で7人の大家族。私は主婦といいつつフルタイムで仕事をしているため平日の日中は家におらず、洗濯は父が担ってくれていました。
夏はいいのですが、冬は寒空の中、ベランダで干していたようです。
兼ねてから乾太くんにしようと御用達のガス販売店の担当者に相談していたのですが、排気ダクトを開けることができず断念していました。
ところがエコウィルからエコジョーズに交換した際に、実際に工事する担当者に見てもらい、24時間換気システムのダクトを使えることが判明。
そして乾太くんを設置する話が本格的になったときにコロナ禍で全国的に半導体不足となり、乾太くんも在庫なし、入荷待ち状態になってしまいました。
その間に父が脳梗塞で倒れてしまいました。
もっと早くに排気ダクトの件がわかり設置できていれば、父も快適に洗濯の手伝いをしてくれていただろうと、悔やまれてなりません。
半身不随、失語症という後遺症が残りましたが、乾太くんを設置したあと父に見せると、
「ほーーーっ」と感心したような表情を浮かべました。
父が話せるなら、「便利やね~、これ」って言っていたことでしょう。