編み物を始めたら、どうしても編みたくなるのがお花のモチーフ。
玉編みを駆使して編めば、ほんとあらゆるデザインのお花のモチーフができますよね。
でも初心者には少しハードルが高いと感じることも…。
ふふふ…
細編みだけでもとびきりすてきなお花ができちゃいますww
北欧といえばマリメッコ。
マリメッコのウニッコ風のお花のアクリルたわしにチャレンジしてみましょう。
今回の作り方は5枚の花弁を1枚ずつ編んでいく方法と減らし目のしかたを詳しく解説です。覚えたら結構、簡単!
Contents
マリメッコ風お花のアクリルたわし
材料
- アクリル毛糸(3色)…茶色、オレンジ、赤(または黒、白、青)
- かぎ針…6/0号
- 糸切りはさみ
- 毛糸用とじ針
編み図
こちら編み図の全体図です。
編み図を見ながら編めるように、編む箇所の編み図をピックアップして掲載していますので、最後までご覧ください。
マリメッコ風お花のアクリルたわしの編み方
減らし目のしかたや縁の編み方など動画のほうがわかりやすいですね。
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編み図を見ながら編んでみよう
1段目
【表の見方】
この1段目の編み図を見ると、立ち上がりのくさりを1目編んで、細編みを10個編むように書いてあります。
これを単純に表にしました。
数字の下の✖は細編みの記号です。10目細編みという意味です。したがって編み図が読めない、または編みながら編み図を見るのは大変…という方は、この表を見ながら編んでください。
2段目
赤字のところは、2マス分になっていますよね。これは前段の10目から増し目をしたことによって増えた目数です。
5回増し目をしているので、15目になっているのがわかります。
表を見ながら編むときは、前段の同じ目に2回細編みするところが「増し目」。
1、2とカウントしながら同じ目に2回細編みを編みます。3は次の目に1回細編み、4、5とカウントしながら同じ目に2回細編みといった要領です。(説明、わかりますでしょうか…??)
表を見て、呪文のように数を数えながら編めば、編み図なしでもきっと編めるはず。…です。
3段目
4段目
花弁の編み方
5段目(花弁1段目)
ここから花弁1枚ずつ編んでいきます。最初の花弁は、1周ぐるりと編んで立ち上がっているので、その糸をそのまま利用して編んでいきます。
立ち上がりの目1目編み、その目に増し目をし、次の目に細編み、あと2回細編みを編んで、同じ目に2回細編みして増し目をします。
隣の目にはいかず、ここで立ち上がります。(花弁2段目へ)
6段目(花弁2段目)
7段目(花弁3段目)
8段目(花弁4段目)
増やして台形になって広がった形を減らし目することによって、すぼめていきます。
9段目(花弁5段目)
花弁5段目を編んだら引き抜き、糸をカットします。
最後に編みくるんで始末するので長めに糸を取る必要はありません。花びらの上にかかるくらいの長さ(約5~6cmほど)でいいです。
減らし目のしかた
ではここで「減らし目」のしかたを解説します。
増やし目が1つの目に2回細編みを編むことで、1目増えるというものですが、減らし目は、その逆。
2つの目を1つの目にすることで目数が減るというものです。
どういうことが画像を見ながら説明します。
まず、〇で囲んだ最初の目に針を入れ、糸をかけて引き出します。
次に隣の目も同じように、目に針を入れ、糸をかけて引き出します。
すると3本のループが針にかかります。糸をかけて
全部一度に引き抜きます。
減らし目ができました。
前段の2目が1目に減っているのがわかります。
花弁2枚目
2枚目の花弁からは、糸をつけて編みはじめます。
くり返しになりますが、読みながら編んでいる方のために、スクロールして後戻りしなくていいように、再度表を掲載しておきます。
糸をつけて編みはじめます。つけた糸はしは編みくるみながら編むと、最後の糸はしの始末をしなくて済みます。
花弁3枚目から5枚目も同じように編んでいきます。
花弁3枚目
花弁4枚目
花弁5枚目
縁(ふち)の処理のしかた
ぐるりと細編みをして縁を編んでいきます。1周したら、そのままループを編んで仕上げます。
できあがり
マリメッコ風お花のアクリルたわしのできあがり♪
参考書籍:北欧テイストのエコたわし
参考にした編み図はこちら。真ん中の1段目だけ色を替えて編んでみたら、マリメッコのウニッコ風になったのでご紹介しました。