淡いオレンジの薄手のリネン生地を入手したので、アンサンブルを作ってみました。
こちらは前開きのカーディガンにフリルと紐をつけて、袖元にもフリルをつけた羽織りものです。ボタンホールをつけなくていいので簡単にできます。
アンダーに着るノースリーブにも胸元にフリルをつけてみました。
そのまま羽織って…
紐を結んでも…
合わせて着るとフリルの感じがゴージャスです。淡いオレンジ色のリネンの生地の質感とフリルがマッチ。夏に着たいアンサンブルです。
と、偉そうに紹介しておりますが…
私は洋裁のプロでもなんでもありません。洋裁を習ったのは学校の家庭科のみ。型紙について詳しいことはわかりません。
そんな中、自己流で無謀なことを繰り返し、試行錯誤で作品を作っています。
今回は作り方の紹介ではなく、失敗談について書こうと思います。
この作品の型紙、私が着ていたお気に入りの羽織りものが古くなってくたびれてきたので、そのまま糸をほどき、ハトロン紙の上に置いて、なぞって作った型紙をベースに作ったものです。
なんとも無謀なやり方ですね。プロの方がみたら笑っちゃいますよね…。
そして、やはり誤算が…
紐を絞ろうとしたら、ぱっつん、ぱっつんで胸元のひもが閉まらない…( ゚Д゚)
そう、私は胸がデカいのさ…(´▽`*)
なんて開き直り…。そうではなく、誤算。
私が起こした型紙の元となる羽織りものの素材はニット生地。
そう、伸縮性があるのです。
それを忘れて、伸縮性のないリネン生地で作ったのが間違い…。
伸びないのでぱっつん、ぱっつんになってしまいました。
ソーイングを続けているうちに、あれも作りたい、これも作りたい!と欲求が出てきます。
自分がつくりたいものの型紙や作り方の教本があれば世話ないですが、大抵はそうではありません。
そうなれば自分で型紙を起こすしかないのですが、
素人だと、知識がないため直観的に作りがちです。
それも経験を積んで自分の糧になっていくと思います。(そう信じて作っています)
その過程の中で、こんな失敗もあったよ!というのをお知らせしたくて記事を書きました。
お気に入りの服がヨレヨレになって着れなくなったとき、それをほといて型紙を起こすというのはアリだと思います。
でも、その素材が伸縮性があるものかどうか…。
伸縮性があるものなら、ニット生地などで作れば問題ないと思いますが、リネンなど伸縮性がないものだとぱっつんになるよ~というお話でした!
七転び八起き
この胸元ぱっつん、ぱっつんを隠すため、アンサンブルの下をフリルひらひらにして紐の締まらないところを隠してしまおう!
結果、アンサンブルで着ると、ゴージャスな感じで、胸元のぱっつんを隠すことができました。
めでたし、めでたし…。