博多の名物、「川端ぜんざい」は、甘いもの好きの方にはぜひ召し上がっていただきたい一品です。
久しぶりに、川端商店街の中にある「川端ぜんざい」を堪能してみました。
博多の味「川端ぜんざい」
川端商店街は、古くから博多の人たちのショッピングの場として親しまれている商店街です。
アーケードに軒を連ねるお店はどこか古き良き時代を思わせるちょっぴりレトロな雰囲気。
そんな商店街の中に「川端ぜんざい」はあります。
川端商店街
川端商店街は、地下鉄空港線中洲川端駅から国体道路に伸びる約400メートルのアーケードに店舗が並ぶ商店街です。
博多リバレイン、博多座を始点として、キャナルシティ博多までつないでいます。
川端ぜんざい広場は比較的リバレイン寄りの地下鉄中洲川端駅に近い位置にあります。
この川端ぜんざい広場は、いつも営業しているわけではなく、金・土・日・祝日のみで11:00~18:00までの営業です。
まず、食券を買い求め、受付に出すと、番号を割り振られ、出来上がったら番号が呼ばれて取りに行くシステムです。
ぜんざい1杯ワンコイン。(500円)※2019年10月現在で税込みになっていました。
氷ぜんざいもあります。
こちらに購入した食券を持っていくと、受付番号を言い渡されます。
あとは席に座って、自分の番号が呼ばれるのを待つばかり。
狭い店内に山笠の飾り山が飾られています。
博多山笠についての説明文も掲げられています。
暫く待つと番号を呼ばれ、受付に取りに行きます。
小さめのお餅が2個。お茶はセルフサービス。湯のみに川端ぜんざいの文字が。
実は、この「川端ぜんざい」
かつては日本一甘いぜんざいということで評判でした。
私も幼少の頃食べたことがありますが、その甘さたるや、こんなに甘い食べ物はあるのか?というくらい甘い。
その川端ぜんざいは、昭和60年(1985年)に看板を下ろすことになりました。話によると先代がお亡くなりになって継ぐ人がいなかったとか…。
そんなに頻繁に食べに行っていたわけではありませんが、いざなくなると寂しい…。
ところがそう思っていたのは、私だけではなく、博多の人は皆同じ気持ちだったのでしょう。この味を続けたいという商店街の意向で、週末だけ営業することになりました。
もてなしてくれるのは、商店街の有志だとか。
ありがとうございます!
久々に食べてみたところ、甘味は以前ほど強くないような気がしました。
以前の味を母は覚えており、我が家で作るぜんざいは超激甘なので、我が家のほうがむしろ甘すぎて強烈。
こっちのほうが万人受けするかも…?
けっこう外国人の方々もぜんざいを楽しんでおりました。
お土産として持ち帰れる
店舗入り口にお土産として持ち帰れる「川端ぜんざい」がディスプレイされています。
明月堂とのコラボ商品。明月堂のお店でも購入することができます。
川端夜祭
たまたま立ち寄った日に夕方から川端夜祭が開催されるということで、商店街では準備が進んでいました。
商店街の方にお尋ねすると、なんでも年に1回くらい催されるイベントだとか。
商店街の中央にワークショップがならび、ハンドメイドの品や、リサイクル用品、似顔絵などなど個人の方々がお店を構えていました。
ハンドメイドのお品がたくさん。
パワーストーンのブレスレット1000円。
よく見ると時計!かわいい!
夕方からはライブなど催されるようです。
Welcome to FUKUOKA!
川端ぜんざい詳細情報
営業日:金・土・日・祝日
営業時間:11:00~18:00(なくなり次第終了)
住所:〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町6-135
電話番号:092-281-6223