まつ毛育毛に興味がある女子も多いはず。マツエクではなく自分のまつ毛自体がフサフサならスッピンでもメイクしたかのように過ごせますよね。
そんな憧れのまつ毛を手に入れたいと巷ではいろんなまつ毛育毛の商品がコスメショップやドラックストアなどで出回っていますが、イマイチ効果が実感できないという方も多いのでは?
まつ毛美容液と育毛剤の違いは有効成分であるビマトプロストが配合されているかどうか。
今回、ビマトプロストが配合されたケアプロストを取り寄せてみました。
ケアプロストは危険?使うとどうなるか自身で試行し継続してみた結果…。
Contents
ケアプロストとは?
ケアプロストは有効成分としてビマトプロストを含む緑内障治療薬・睫毛貧毛症(まつげが短い・キレやすい・薄い)治療薬です。
本来は緑内障の治療点眼薬として開発されましたが、今では多くの女性がまつげを長く濃く太くするためのまつげ育毛剤として美容目的で使用しています。
緑内障用の目薬
緑内障とは、眼球を丸く保つための眼圧が高くなってしまい、目から入ってきた情報を脳に伝える視神経に影響がでて、視野が狭くなる病気です。
40代以降に多い疾患で、少しずつ見える範囲が狭くなっていき、治療が遅れると失明することもあります。
緑内障の治療として使われる点眼薬は、ビマトプロストという成分が配合されており、目の眼圧を下げる効果があります。
しかし使用していく中でまつ毛の多毛という思わぬ副作用がありました。
これに着目した美容業界ではまつ毛多毛を逆手にとり、増毛目的でまつ毛育毛剤として使われるようになりました。
「ルミガン」のジェネリック
まつ毛育毛剤として開発されているのは「ラティース」、「グラッシュビスタ」、緑内障の点眼薬として「ルミガン」がありますが、ケアプロストはルミガンのジェネリックとなります。
ジェネリックなのでルミガンに比べて価格も安くなります。
ビマトプロストは危険?
ビマトプロストは、アメリカのFDA(米国食品医薬品局)で2001年にまつ毛の成長を促し、長く濃くする効果があるということで美容目的の使用が承認されました。
FDAとは、アメリカ合衆国保険福祉省配下の政府機関でアメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)のことを指します。日本でいうところの厚生労働省にあたる公的機関です。
2011年1月4日に成立した食品安全強化法により、食品のリコール発令、輸入食品の監督、医薬品の安全性などの権限が強化されています。
さらに2014年には「睫毛貧毛症」への適応が認められました。
ルミガンのジェネリックである「ケアプロスト」は、れっきとした治療薬として認められた医療用医薬品です。
巷で危険という意見があるのは、ケアプロストが危険ということではなく、間違った使い方をすることに警鐘しているようです。
ただ、その間違った使い方というのは見解が分かれるところであります。
医療従事者の意見としては、緑内障の治療薬として使った臨床試験時の結果、46%にまつ毛の異常(進展)が見られ、実際に治療している患者さんのまつ毛が伸びているのは事実としながら、美容目的で使用するのは乱用以外の何物でもないと警鐘しています。
眼圧が下がりすぎると眼球がしぼんで、視界が不安定になるほか、色素沈着や結膜炎といった他の副作用もあります。本来の目的から外れた医薬品の使用は危険。
参考:日刊ゲンダイヘルスケア
ケアプロストの副作用のリスク
目の充血
ケアプロストを塗り始めに多く見られるのは目の充血です。これはもともと緑内障の治療薬であったことが関係します。
時間の経過とともに充血は見られなくなることもありますが、どうしても気になる場合は充血を抑える点眼液(「サンテピュア」や「ロートV11」など)の使用や、目を休ませて冷やして様子をみます。
色素沈着
目の周りが黒ずんでくることがあります。特に長期間使用している方に多く見られる副作用です。
しかし、塗り方と塗ったあとのケアを行えば十分に防ぐことができます。
ケアプロストは効果を実感したいからといって多く塗っても量に比例しません。1回の塗布には両眼で1滴で充分。たくさん塗り過ぎずに、はみ出した部分はティッシュやガーゼなどでこまめに拭き取るケアが大切です。
また塗布する前にワセリンやアイクリームをまぶたに塗っておくことも効果的。
たとえ色素沈着したとしても時間の経過とともに目立たなくなります。
リスクを回避する方法
ケアプロストを塗布するときは、まぶた以外に液がつかないように塗るのがポイント。
そのためには綿棒や指などで行わず、専用のまつ毛専用ブラシ(アプリケーター)など先の細いものを使うようにします。
先の細い歯間ブラシでもいいですね。
なお、アプリケーターは1回使い切りです。
ケアプロストの使い方
1目の周りやまぶたの化粧は落とし、コンタクトレンズを付けている場合は外します。洗顔後通常の基礎化粧を済ませ、ワセリンやアイクリームをまぶたに塗っておきます。
2
まつ毛専用ブラシなどにケアプロスト1滴をつけます。
3
アイラインを引くようにケアプロストを上まぶたの根元に沿って軽く伸ばすように塗布します。
4
まぶたからはみ出た分はティッシュなどでていねいに拭き取ります。
ケアプロストは通常1日1回使用します。夜洗顔などを済ませて基礎化粧をした後、最後に行うのが望ましいです。
ケアプロストは根治治療薬ではなく、正常眼圧を維持するための治療薬となるため、毎日、長期間での使用となります。
ケアプロストで眉毛も生える?
ケアプロストはまつ毛の育毛としての治療薬ですが、眉毛も伸びたという方が多くおられます。
まつ毛同様、2週間~2ヶ月程度で発毛が見られ、早ければ2週間で眉毛が育毛します。
眉毛への使い方
まつ毛同様に、眉毛に専用ブラシで塗布します。液が垂れた場合は速やかにティッシュなどで拭き取ります。
眉毛の色素沈着
副作用として眉毛周辺の色素沈着が見られます。
その場合ケアプロストの使用を止めればゆるやかに元の色素に戻っていきます。ただし眉毛の場合は色素沈着が起きても、アイブロウなどで隠すことができるし、眉ティントのように消えにくいアイブロウのようになったという意見もあるので、それほど気にすることはないといえます。
どうしても気になるならケアプロストの使用を止めれば自然に元に戻っていきます。
ケアプロストを使ってみた
ケアプロストを入れるガラスの容器を用意しました。
これに1滴垂らして、筆でつけてまつ毛の生え際にサーっと塗ります。
鏡を見て、余分なところに液がつかないように慎重に塗布していきます。
ブラシに液を充分染み渡らせます。
これを両眼のまつ毛の生え際に塗っていきますが、たくさん塗り込めばいいというものではなく、サーっとひと塗りでも効果はあるようです。
すると1滴でも多いくらい。
そこで薄毛の眉毛も気になっていたので、残った液を眉毛にも塗布してみました。
恐れていたのは目の充血や色素沈着といった副作用。
それについては最初から慎重に余分な箇所に塗布しないよう細心の注意を払って行っていたせいか、言われるような副作用は一切でませんでした。
やり方さえ間違えなければ大丈夫なよう。
これを1ヶ月毎晩行ってみました。
さて、効果のほどは…
使い始めて1ヶ月経過したころ、自分の顔をみるも実感があまりありません。
やはり言うほどの効果はない?
念のために画像を撮っていました。
まさかスッピン画像を掲載する勇気はないので、パーツだけ。
こうやって見てみると眉毛は確かに少しは増毛しているのか?(ボサボサですが…)
しかし1ヶ月普通に放置していたらこれくらいは伸びそうなのでケアプロストの効果のほどは不明。
心なしか濃くなった気がしないでもないですが…
ボサボサした眉毛をカットして整えたらいい感じになりました。日中アイブロウが剥げても地眉毛がしっかりしているのでスッピンみたいになりません。これはもう少し続けてブルック・シールズのような眉毛を目指そうか…(笑)
肝心のまつ毛はというと…
リアルで自分の顔を見ていても伸びたように感じません。
ご覧のとおり、よくわかりません。
長くなったというより、強くなった(?)
確かにマスカラがしやすくなった感はあります。1ヶ月であればこんなものかもしれませんね。
バッサバサのまつ毛にはなったという方もおられますが、恐らくもっと長期間行った結果でしょう。体感には個人差があると思います。
ケアプロストの口コミ
肌の弱い方は要注意!
エステサロンなどで売られている睫毛美容液などとは比べ物になりませんし、それらよりずっと価格が安いです。
私は色素沈着も無く、こらからもずっと使い続けたいです。公式サイトより
右目のまつ毛もこの先しっかりするよーに続けます!
最初は瞼が少し痒くなりましたが1週間もすれば気になくなりました。公式サイトより
マスカラも塗りやすくなり、とてもうれしいです。一部生えていない部分にも効果があるかと思いましたが、そこは生えてこないままです。今の長さを保てるように、しばらく続けていきたいです。公式サイトより
目の充血がでる方は、充血除去の目薬ナファゾリン目薬をお勧めします。市販では買えず個人輸入でのみ購入が可能です。
マスカラも塗りやすくなり、とてもうれしいです。一部生えていない部分にも効果があるかと思いましたが、そこは生えてこないままです。今の長さを保てるように、しばらく続けていきたいです。公式サイトより
1回1滴なので1本使い終わるのに数ヶ月かかります。4回目ということはかなり長く使用されているのですね。
ケアプロストはどこで買える?
ルミガンやルミガンのジェネリックであるケアプロストは医薬品のため、日本では医師の処方箋がなければ個人で買うことはできません。
まつ毛育毛剤としては、「グラッシュビスタ」や「ラティース」がありますが、ラティースはアメリカFDAの承認を得て主に欧米で販売し、グラッシュビスタは日本の厚生労働省の承認を得て日本国内で販売されている医療用医薬品で主に美容クリニックで処方されます。
そのため、医師の問診と処方が必要で、国内では1万円以上の費用を費やして手に入れる方法しかありません。
「グラッシュビスタ」や「ラティース」同様、ビマトプロストが0.03%配合しているルミガンやケアプロストは、個人輸入で安く手軽に購入することができます。
ルミガンのジェネリックであるケアプロストは、同じ有効成分が配合された高品質なまつ毛育毛剤を個人輸入で安く手に入れることができます。
もちろん、ジェネリックではなく新薬がいいという場合、ルミガンも取り寄せ可能です。
くすりエクスプレス
今回私が取り寄せたのは、くすりエクスプレス。シンガポールを拠点に主に医薬品の個人輸入代行をしている会社です。
個人輸入代行会社の中には怪しいところも多々あり、医薬品の偽物、成分が記載と異なる商品、劣悪な環境で製造された医薬品など悪質な個人輸入代行が存在することも確かです。
またどの国を拠点に発送されるのかにもよって安心度合いが違ってきます。シンガポールは政府や企業の透明性が高く、日本以上に規制がしっかりしており、サービスが世界でもトップレベルと言われています。
またカスタマーサポートがしっかりしており、質問事項にも迅速ていねいに答えてもらえるので、安心して取引ができています。
高品質なものを安く購入できる方法もあり、日本で買うよりもお得に購入することができるので私はもっぱらくすりエクスプレスを利用しています。
ケアプロストの価格
※最新の情報は商品ページをご確認ください
まとめて購入するとお得になります。
ケアプロスト単品でも購入できますが、まつ毛専用ブラシとセットで買うのがおススメです。
※最新の情報は商品ページをご確認ください
ケアプロスト3mlとアイライナー30本のセットです。
ルミガン
ジェネリックではなく新薬がいいという方はルミガン。
どちらも試してみたいという方にお得なセット販売あり。
その他、いろんな商品をお得に試してみたいという方はまつげ育毛カテゴリーを覗いてみてください。
アイライナー(アプリケーター)
使い捨てのまつ毛美容ブラシはセットで買っておくとお得。