ガラケー時代にはよくみかけたファブリックのモバイルケースですが、スマホ、iphoneではあまり使わないかな…
そう思いつつ、バザーの出典作品の中に少しだけ作って置いていたところ、真っ先に売れてちょっと意外でした。
もっとたくさんあったらよかったのに~、とオファーまで受ける始末。携帯だけではなく3DSが入るサイズにしたのがよかったようです。
まだまだ需要はありそうなので、作り方のご紹介です。
ボタンはシェルボタンを使っています。
※シェルボタン
貝殻を加工してできたボタンです。手芸店や雑貨屋さんなどで売られています。キラキラ光る天然素材がいい感じです。
モバイルケースの作り方
材料
- 表布…32㎝×12㎝
- 裏布…32㎝×12㎝
- キルト芯…30㎝×10㎝
- 革ひも…3mmくらいの幅の物を6㎝
- 綿テープ…3㎝幅のものを23㎝
- 飾りのレース(好みで)
- シェルボタン…1個
サイズについては参考までに。
今回作ったサイズはこれです。スマホやiphoneはサイズがそれぞれ違うので持ってるモバイルのサイズを計測して作ってください。
How to make
持ち手部分をつくる
持ち手の裏布は綿テープで代用してもいいです。その場合3cm幅のものを23cm用意します。
綿テープを半分に折り曲げ、アイロンで型をつけます。
持ち手の表側になる布は、本体生地と同じ柄を使います。同じく23cm×3cm用意します。
両端を7mm程度折ります。
表布、裏布を中表に重ねて革ひもを中にはさみます。革ひもは革の表面をむけてはさみます。
表布、革ひも、裏布を重ねたところを直線ミシンして縫いつけたら、表に返します。
裏布が表に出ないように(表からみて裏布がはみださないように)心持ち表布より裏布を小さく折り曲げてぐるりと1周ステッチします。
本体を縫う
本体の表側にレース、タグなどをつけます。タグのつけ位置はお好みで。
表布の裏面にキルト芯をつけます。(ずれないように両端を端ミシンしてつけておきます)
表布、裏布を中表に重ね両サイドを縫います。
※画像は表面の写真です。本当はこの布が裏になります。
先ほどの画像の真ん中の凹んだ部分を両脇にずらします。まち針できちんと合わせたら、返し口を残して両サイド直線ミシンをします。
角を開いて縫っていきます。
両端の4箇所を縫い、返し口からひっくり返します。
返し口を手縫いでまつります。
持ち手をつけます。
片方には革ひもがついているのでついていない方を裏から縫いつけます。反対側にはシェルボタンをつけます。
できあがり
かばんの持ち手にひっかけると急な電話のときにサッととりだせて便利ですが、くれぐれも落下に注意してください。
気になる方は入れ口のところにループを縫いこんで、クルミボタンをつけてもいいですね。
ピンク系も女の子に人気でした!
キルト芯が入っているので、ぷっくりした感じ。
Note
モバイルケースだけでなく、3DSを入れたりと用途はさまざま。
レースをつけたり、タグをつけたりしてデザインしましょう。
スマホ、iPhoneが主流となりモバイルケースもプラスチックのものに移行していますが、まだまだ用途はありそうです。