巾着の基本の作り方をマスターしましょう。
まずはオーソドックスなものを作ってみて、そのあとマチをつけたり、切り替えしてみたりとバリエーションを広げていきます。
入園準備品として必須な巾着。まずは基礎をしっかり押さえましょう。
Contents
初心者でも簡単!ベーシックな巾着を作ろう
入園準備品では、たくさんのものを期日までに揃えないといけません。そのときに慌てないように巾着袋の作り方の基礎をマスターしておきましょう。
巾着もさまざまな作り方があります。
紐が2本のもの、1本で縛るもの、裏布がついているもの、切り替えがあるもの…などなど。
今回はもっともオーソドックスな作り方をみてみましょう。
材料
- 布…1枚
- ひも…2本(長さは袋の横幅×2+結べる長さ)
まず自分が作りたい巾着のサイズを決めます。
今回は、幅21cm×高さ20cmの巾着を1枚布で作ります。とすると布は縫い代分を含めて23cm×48cm必要です。
布の幅(両端部分)は、
自分が作りたいサイズ(21cm)から縫い代を右左それぞれ1cm足して布を裁断するので、2cm余分にとることになります。
従って21+1+1=23cm。
次に高さ。
縛り口のひもを結ぶ部分は3cm設け、縫い代を1cmを取るので合計4cm、両側面あわせて8cm余分にとることになります。
従って20+20+4+4=48cmとなります。
1.両端の処理をする
まず最初に布の両端にロックミシン、またはジグザグミシンをかけます。
これはほつれないように端の始末をするためです。
2. 両端を縫う
布を中表にして半分に折り、上から10㎝のところに印をつけ、印から下のところを直線縫いをします。(画像白の線)
通常は縫い目が分からないように同じ色の糸で縫いますが、わかりやすいように赤い糸で縫っています。
両方、縫い終わったところです。
3.アイロンで縫い代を割る
先ほど縫ったところを開いて縫い代をアイロンで割ります。
上の部分は縫っていないので縫ったところから延長線上に折りながら1cmくらい折る感じでアイロンを当てていきます。
4.コの字に縫う
開き止まりをコの字をかくように縫います。縫い代は5mmくらいのところを縫っていきます。
コの字の長い辺をまっすぐ縫い、あきどまりまできたら方向転換し、コの字の1番短い辺を縫います。
また方向転換し、残りのコの字の長い辺をまっすぐ縫います。袋の上まできたら返しミシンをして終了です。
5.3つ折りにしてアイロンをかける
ひもを通す部分を縫います。
まず1cm折って次に3cm折りアイロンで折り目をつけます。
横からみるとこのような感じです。
6.折ったところを縫う
折ったところを直線縫いします。裏表縫ったら袋本体のできあがりです。
できあがり
右側からと左側から交差するようにひもを通します。
ひもの長さは最低、袋の横幅×2+結べる長さがあればOKです。それ以上は用途にあわせて調整しましょう。
おすすめの材料・道具
その他、入園準備品として用意するものの作り方はこちらを参考にしてみてくださいね♪
Note
こちらはマチがないタイプの本当にシンプルな巾着です。マチのつけ方もいろいろ方法はありますが、これを基本にしてマチをつけていきます。
基礎ができればアレンジを加えてあなた流にカスタマイズしてみましょう♪