「ママ、見て!見て!この唇!ぷるっぷるでしょ!」といきなりやってきて唇を見せる高校生の娘。
あることをしただけで唇の縦じわが消えて、ぷるっぷるになったとのこと。
冬の乾燥で唇もダメージを受けてパサパサ…。
そこで娘たちの間で流行っているケア方法は?
自慢気に教えてくれた方法をしっかり記録し実践してみました!
これで今日から唇美人?
Contents
唇の形で印象が変わる
唯一、顏の中で赤みのある色を放つパーツが唇。唇の色は健康かどうかを示すバロメーターとも言われます。
そしてその形、大きさで与える印象もかわってきます。
一般的に唇が大きいと情熱的でエネルギーに満ち溢れて見え、積極的な印象があります。
一方、唇が小さいとおとなしくて冷静、また上品で優しい印象があります。
セクシーな人の唇はぽってりと分厚くて、クールに笑う唇は薄いイメージがありませんか?
個人の主観によって与える印象は違ってきますが、統計的に言って、唇がもっとも艶っぽく美しく見えるのは、上唇と下唇の割合が1:2と言われています。
魅力的な唇は下唇が大きくぽってりとした形ですね。
口角が与える印象
ただ大きさだけでは判断できません。
唇の大きさと同じくらい口角も口元の印象に大きな影響を与えます。
口角が上がっていると快活で若々しいイメージがあり、逆に下がっていると不機嫌そうにみえ、実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。
唇の色も大切
私が高校のとき、校則が厳しく色つきリップはNGでした。
そんな中、とても美人なクラスメイトがいて、その娘はいつも生活指導のときに先生から唇をティッシュで拭われていました。
そう、彼女は色つきリップなどつけていないのに赤々とした唇だったのです。
お化粧をしていないのに、お化粧しているようにぱっと華やかな印象の彼女。
とても羨ましかった記憶があります。
このように唇の色も顏の印象を大きく変えます。
唇が青っぽかったり、白っぽかったりすると血行不良のようにみえ、黒っぽいと病気のように見えます。
実際病気のサインの場合もあり得ます。
唇がくすむ要因とは
唇はどうしてくすむのでしょうか?
それにはいくつかの原因が考えられます。
まずケアをする前にどうしてくすむのか原因を見てみましょう。
血行不良
唇の皮膚はとても薄く、また血管も細いため血流状態の影響を受けやすいパーツとも言えます。
血行がよければ赤くなり、血行が悪いと紫っぽくなり、くすんだ色になります。
これは自分のせいだけではなく、気候にも影響を受けやすくもあります。
気温が低く寒いと身体が冷えて血管が収縮してしまうため冬は唇がくすみがちになってしまいます。
その場合、暖かくすれば血行は良くなり、赤みもでてきますが、長年喫煙をしていて血行が悪くなりくすんでしまう場合もあります。
色素沈着
喫煙の影響は血行不良だけではありません。
タール成分による色素沈着を招き、黒ずんでしまうこともあります。
しかしこの色素沈着、喫煙だけが原因ではありません。
口紅がきれいに落とせてなかったり、最近では落ちにくい口紅やリップグロスもありますが、よく洗い落せてないことが原因で色素沈着してしまうこともあります。
口紅にタール色素が含まれているものは色素沈着を引き起こしやすいと言われます。
落ちずに便利ですが、原材料をよくみて口紅を選ぶか、しっかりとクレンジングをするように心がけましょう。
そのクレンジングも擦り過ぎるとこれもまた色素沈着を招くこともあると言うことなので、やりすぎはご法度ですね。
日焼け
唇には皮脂を出す皮脂腺がなく、外からの刺激を防ぐバリア機能がないため、紫外線の刺激を受けやすくなっています。
口紅にタール色素が含まれているものは、紫外線にさらされたときに紫外線吸収が高まって日焼けをしやすくなってしまいます。
そこにクレンジング不足で口紅に洗い残しがあると色素がさらに沈着して変色した結果、シミやくすみとなってしまいます。
乾燥
肌同様、唇も乾燥するとターンオーバーがうまくいかずくすみとなってしまいます。
唇を舐める習慣があると、乾燥をさらに加速させてしまうためくすみやすいとも言われます。
空気が乾燥している季節は、日中だけではなく、夜寝ている間も水分を取られてしまうため乾燥を加速させてしまいます。
夜寝る前のケアもしっかり行う必要がありますね。
プルプルの唇になる方法
お待たせしました。
では娘が行ってプルプルになったというおすすめの方法を伝授します!
リップクリームパック
- ホットタオルを暫く口に当て唇を暖めます。(お風呂上りならそのままで)
- お気に入りのリップクリーム(できれば保湿タイプのもの)を通常の量より多めにたっぷりと塗ります。
- 唇より少し大きめにカットしたラップを貼りつけて5~10分ほど置きます。その上からホットタオルで押さえるとさらに効果的。
リップクリームのうるおい成分が浸透してぷるっぷるの唇にしてくれます。
※ホットタオルの作り方
ハンドタオルを濡らして軽く絞り、電子レンジ1000Wで20秒ほど加熱したらできあがり。火傷しないように熱さを確かめて口に当ててください。
シートタイプのパック
市販のハイドロゲルのリップパックもお手軽です。
クレンジングして唇の汚れを落としたあと、パックを密着させ貼り付け、5~30分ほど置いてからゆっくり剥がすと、プルプルな唇に。
唇に弾力やハリ、艶を与えてくれ、キメを整えてくれる頼もしいアイテムです。
しかもこれすごい裏技発見!
なんとバストの黒ずみにも使えたりします(笑)
ワセリンパック
リップクリームパックと同じ要領で、リップクリームをワセリンに変えて行う方法です。
ワセリンは赤ちゃんから大人まで使える保湿剤、唇のケアにも有効です。肌が弱い方には刺激の少ないワセリンは安心です。
乾燥して荒れてしまった唇の修復に有効で、気になる縦じわにも効果を発揮してくれます。
ワセリンをしっかり唇に塗ってラップで保湿すれば、しっとりとしたプルプルの唇に。
ハチミツ(マヌカハニー)でパック
ハチミツの効果も侮れません。
ハチミツは昔から傷の治癒に用いられてきました。抗菌作用のあるハチミツはカサカサの唇にも効果を発揮してくれます。
お値段は高くなりますが、マヌカハニーの効果は絶大です。
リップクリームパックと同じ要領で、たっぷりハチミツを唇に塗ってラップでパックするだけでプルプルの唇に。
本来食べ物なので舐めてしまっても安心です。
スクラブケア
唇のマッサージをしながら行うスクラブケアが人気です。
マッサージをしながら行うので唇の血流もよくなり、血行がよくなります。
また乾燥による縦じわも潤いを保つことで徐々にふっくらしてきて、リップカラーが滲みにくくなり、唇の形をきれいに見せてくれます。
やり方
クレンジングで口紅を落とした状態で、スクラブをなじませながら指先でクルクルと円を描くようにマッサージします。
【ポイント】
- 唇のまわりは古い角質がたまりやすいので丁寧にマッサージします。
- 唇を傷つけないように、力の入りにくい薬指を使ってマッサージします。
- 週に2~3回、時間も2~3分でOK。
話題のシュガースクラブ
シュガースクラブが話題になっています。
砂糖そのものに吸水・保湿効果があり、塩と違ってしみたりせず、舐めてももちろん安心なのが人気の理由のひとつ。
やり方は簡単!さっそくシュガースクラブを作ってみましょう。
材料
- ココナッツオイルまたはオリーブオイル
- 砂糖(甜菜糖・きび砂糖・グラニュー糖など)
- ハチミツ(マヌカハニー)
- レモン
やり方
材料をすべて混ぜ、濡らした唇にのせ、やさしくマッサージしてきれいに洗い流します。
もっと簡単にできるのは、ワセリンに砂糖を混ぜるだけのシュガースクラブです。
Note
高価な化粧品を使わずとも手軽にできるリップケアは普段のお手入れに加えたいアイテムです。
健康の指標となる唇は年齢があらわれる場所でもあるので、しっかりケアしてくすみのない若々しい素敵な口元を目指したいですね!
冬の乾燥するこの時期こそしっかりしたケアをすることによって春先の顏の印象が変わってくるかもしれません。
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