糸島市にある「白糸の森」の中に、ちょっと変わったカフェがあるそうな。
糸島探索熟練の友人に連れて行ってもらい、森林浴とカフェを堪能してきました。
すごいアイデアで、思いついたオーナーは素晴らしい♪
こんなカフェ、他に見たことない。
どんなカフェかと言うと……。
白糸の森
白糸の森は、糸島の山側エリアに位置し、有名な「白糸の滝」のすぐ近くにある、体験型農園。
今回、私たちは車で出向きましたが、バスでも行けます。
筑前前原駅(JR筑肥線)南口から昭和バスに乗って「白糸の森」バス停から徒歩約1分。
運賃も大人1人1回200円。ただし、バスの便数はとても少ないみたいです。
車なら、JR筑前前原駅から南へ約25分の距離です。
白糸の森
白糸の森は、体験型農園になっており、その中にうどん屋さんやカフェがあります。
入口に、「糸島七座」という木工オブジェが立ち並んでいます。
一番左端が「十坊山(とんぼやま)」次に、「浮岳(うきだけ)」「女岳(めだけ)」、中央が「二丈岳(にじょうだけ)」「羽金山(はがねやま)」、右側は「雷山(らいざん)」、「井原山(いはらやま)」を見立てています。
糸島七座で記念撮影。これも映えスポットか?(笑)
駐車場に車を止め、中に入ると、展望スペースがあり、そこからの景色が絶景です。
敷地面積は15万㎡と、みずほPayPayドーム福岡の約2倍の広さ。
実は私たちおばちゃんご一行は、4月と6月の2回ここを訪れました。
4月に訪れたときは糸島ドライブと称して、またいちの塩から海岸沿いをドライブし、ちょっと時間があったので、森に行ってみない?と車を走らせました。
そのときは午後に行ったのですが、比較的ゆっくりできました。
ここに連れてきてくれた友人は、もう何十回も糸島ドライブに出かけているという糸島探索の達人。
その達人が、6月に別の友人と訪れたとき、多くの人たちが詰めかけ、とても入れなかったとのこと。聞くと、どうやらナカジー(中島浩二さん)の番組「ぐっ!ジョブ」で取り上げられたみたく、そのせいですごい人が集まったようです。
なので6月に行った際は、オープン11:00の1時間前に到着して待機。一番乗りでした。
しばらく展望ブースで景色を眺めながら、おしゃべりを満喫。
いや~、おばちゃん、喋る、喋る。雄大な大自然を前に、気持ちもリフレッシュして話も弾む。結局目の前に飲み物があるかないかの違いで、場所がどこであれ盛り上がれる私たち…。
森のお菓子屋 緑の詩〜おと〜
- 店名:森のお菓子屋 緑の詩〜おと〜
- 住所:福岡県糸島市白糸561
- 電話番号:092-324-3883
- 営業時間:11:00~15:00
- 支払い:クレジットカード可能(AMEX)・電子マネー可
- 休業日:月曜日
- 駐車場:あり
google map
白糸の森の中にある森のカフェ。
お店の名前は、『森のお菓子屋 緑の詩〜おと〜』というらしい。
森のカフェ、畑のカフェと書かれてあります。
それでは、いざ出陣!!
このカフェ、普通のカフェとは違う面白いシステム。
まず、森のカフェの中に入るために、ドリンクなど注文します。
注文が済んだら、メニューを受け取る間に場所の確保。
イスを抱えて、好きな席を選びます。
ここが少しきついかも(笑)
森の中に入ると、圧巻のツリーハウス型テラスが点在しています。
7カ所ばかりスカイテラスがあり、6月に訪れたときは1番乗りだったので、場所は選びたい放題。
カフェというより、なんだか森のキャンプ場に来た感じ。
このデッキ、オーナーの手作りだとか?
現在68歳のオーナー夫妻。ご主人は一級建築士の免許を持っているらしく、耕作放棄地を購入してここまで開発したとか。
どこぞの中継基地に来たかのようないで立ち。
場所が決まったら、注文のお品を取りに、再び下に降ります。
数人で行く場合、陣取り部隊と、運搬部隊に分かれて分担したほうがよろしいかと。
ドリンクやケーキは、バスケットに入って用意されます。それを抱えて森の中へ。
取っ手のついたバスケットなので運びやすく、山道も難なく登れます。なにより、ピクニック気分を満喫できて、この時点でもう、テンション上がりまくり。
ドライフルーツとナッツのタルト(550円)
ドリンクはこぼれないように、竹のホルダーが用意されています。
こちらは玉ねぎのキッシュ。580円。
キッシュは季節などに応じて具材が変わるみたいです。
ドリンクだけでなくタルトやキッシュも「白糸の森」で採れた食材を使った自家製メニュー。
私たちはカフェオレを注文したのですが、あとから聞くと、「赤しそのソーダ割」が人気らしい。これも自家製。
次回はソーダ割を頼むとするか…。
最初、テーブル席を陣取っていましたが、途中で一列に並ぶ席へ移動。
ここで森を眺めながら、他愛もない話に花が咲きます。
これこそが、オーナーが目指したコンセプト。
「農」「食」「人」が集う場所にしたいという思いで出来上がったスペースなんですって。
木のブランコなどもあり、お子さんも楽しめるエリア。
帰りは森に持っていった椅子を元の場所に戻します。ゴミやカップ、竹のホルダーも所定位置に戻して帰ります。
お互いマナーを守ることで、気持ちよく利用できますね。
しばし、都会の喧騒を忘れて、ゆっくりと過ごすのもいいかも。
マイナスイオン浴び放題の森林浴。おいしいカフェとスィーツ。
福岡の中心地、天神からも約1時間のところに、こんな癒しスポットがあるなんて。糸島っていいですね~。
白糸の森の中のうどん屋も人気があるとかで、なかでも「やすじぶっかけうどん」が絶品だとか。白糸の森の畑で採れた野菜を使用した天ぷらを添えて、自家製のだしでいただきます。
次回は、ぜひうどんも堪能してみたいと思います。