だんだん暑くなってきましたね。
毎年この時期になると、私はあることに怯えています。
そのことを考えると、動悸が……。
考えないようにしようと思っても夢に出てきてうなされるという……。
福岡に住んでおりますが、
遭遇しなかった年はないほど、
目にしてしまう恐怖。
外で遭遇するのは仕方ないとして
なんとしてでも家の中ではお会いしたくありません。
もう、おわかりですよね。
あの黒光りした平べったい昆虫
その名は
G
ゴキブリ
さて、夏が来る前に対策を講じるとするか…。
そのひとつとして、G除け芳香剤を作ってみたいと思います。
ゴキブリが苦手なもの
Gが嫌いなものは何なのか知ってますか?
「敵知らずして勝利なし」と言うではないですか。
とはいっても姿をみると気持ち悪いので、この記事では画像は一切掲載していません。
安心して読み進めてください。
(リサーチする中でグロい画像が出てきましたが、薄目にして見ないようリサーチした努力を称えていただきたい。)
で、リサーチしたところ5つの苦手がありました。
- ハーブの香り
- 塩
- 天敵
- 明るい場所
- 適温以外の空間
この5つを満たせば、間違いなく奴はおいでにならない。
簡単に説明しますね。
猫や、ムカデ、クモはGを捕食することがあります。
とくにアシダカグモは「アシダカ軍曹」との異名をもち、史上最強のGハンターと言われています。
ちょっと余談ですが、会社の共用部にアシダカ軍曹が出現。同僚はまじ気持ち悪いと嫌がっていましたが、ひそかに自宅へお運びしようと考えた私。
しかし家族から大反対を受け実現できず。
Gを退治してくれる頼もしい軍曹。私にとって救世主の彼。
このいで立ちも勇ましく輝いて見えるんですが、さすがに家に出現すると家族は怖がるかな…。(Gの画像は出てきませんが、こちらは参考までに掲載しました。気持ち小さな画像にしていますが、苦手な方、ごめんなさい)
乾燥も奴の敵。
ということで、奴のキライなものにハーブがあります。
ゴキブリが嫌うハーブ
ハーブには、Gが嫌う香りを持つものがあります。
- ミント
- ラベンダー
- バジル
- ローズマリー
- タイム
- アロマティカス
私たち人間にとってハーブの香りは心地いいものですが、嗅覚が発達しているGにとっては刺激が強すぎて避けたい香りのようです。
また、ハーブの香りはGの神経系に影響を及ぼす可能性があります。
このように忌避効果があります。
植物では効果が薄い
ミントやラベンダーが効果があるとのことなので、早速、ホームセンターへ苗を買いに行きました。
ホワイトペパーミント、キャットミント、日本ハッカ、スペアミント、アロマティカスを買い込んで、一回り大きな鉢に植え替え、現在せっせと水遣りしているところです。
G の侵入経路は、網戸やドアの隙間、玄関や窓から堂々と侵入してくるとか。
ついては、玄関先やベランダの窓付近にハーブの鉢植えを置いておけば、避けるのではないか。
ちなみに、エアコンのドレンホースをつたってやってくるとの話もあるので、100均でキャップを買ってきて対応しています。
G 対策のために粛々と準備を進め、
今年の夏は、ハーブ作戦で行こうとせっせと育てていますが、本当にこれで大丈夫なのか一抹の不安が……。
なぜなら、そこまでスーッとする香りがしない。
G の嗅覚は人間よりも優れているとのことですが、人間の私がまったく香りがしないというのはいかがなものか…。
葉を手で触ると、ハッカの匂いはするし、水遣りするときにほんわり香りますが、常時香りが漂っているわけではない。
これ、ほんとに大丈夫?
精油がベスト
よくよく調べると、ハーブにはGを寄せ付けなくする忌避効果はありますが、駆除・殺虫効果はないとのこと。
つまり、ハーブを植えているだけでは、Gは殺せない。
しかし精油になると話は別。
アロマティカスに含まれている「チモール」や、グローブに含まれている「オイゲノール」、ミントや柑橘系に含まれる「リモネン」は、いずれも清涼感や、刺激のある強い香りを持っているのが特徴で、強い抗菌・殺菌効果があります。
Gに対して、密室で精油を使った実験では、チモールやオイゲノールは毒物で、単に匂いを嫌うだけではなく、Gに塗ると死んでしまったという研究結果があるようです。
ということは、観葉植物を並べるよりも、精油を使ったほうがより効果的。
精油スプレーを常備し、窓や網戸などにシュシュっと吹き付けるのがいいようです。
作り方は、
- 無水エタノール…5ml
- エッセンシャルオイル…6滴
- 精製水…25ml
これをスプレー容器に入れ混ぜ合わせます。
これを直接侵入経路に噴射することで予防できるとのこと。
保冷剤で作る芳香剤
精油スプレーと併せて、用意しておくといいのは芳香剤。
ケーキなどの食品についてくる保冷剤。たまってませんか?
これ、捨てるのもったいない!これで虫よけの芳香剤をつくりましょう。
- 瓶
- 保冷剤
- ハッカ油
- 割りばし
不要になった瓶などでOK。
虫よけ芳香剤の作り方
①瓶に保冷剤の中身を入れます。
②ハッカ油を数滴たらします。
③割りばしで混ぜ合わせます。
できあがり。
私はこれを2つくらいキッチンに置いています。
ハッカ油でなくても、ペパーミントやラベンダー、ティツリーなどお好みの精油でOK。
ただし、バニラビーンズやアニスなどの甘い香りがするハーブはNG。逆にG を引き寄せてしまいます。
毎晩、食器洗いが終わったあとに箸で混ぜ合わせ、香りが薄くなってきたら、ハッカ油を足しています。
保冷剤は少しずつ蒸発して減ってくるので、少なくなったら継ぎ足す、または新しいものと交換するといいでしょう。
夜やると、夜中に香りが漂い奴が寄り付かなくなる……。(かな?)
今夏は、ハーブの苗と精油の芳香剤で、なんとか奴とご対面しないよう願いをこめて。