日本のネットニュースでやたらと流れてくる韓国トコジラミ大量発生のニュース。
地下鉄内の椅子や、ホテルのベッドや床は要注意と警告を鳴らしています。
また、今韓国に行くのは止めておいたほうがいいとの報道までされている状況。 そんな中、行ってきましたよ。韓国ソウルに。
果たしてどうだったのか、感想を述べたいと思います。
旅行記ですので、気長にお付き合いくださいませ。 トコジラミについてすぐに知りたい方はこちらをクリック↓
はじめての韓国ソウル旅行
釜山は2度ほど訪れたことがありますが、韓国ソウルは今回はじめての訪問です。
福岡から韓国まで約1時間10分のフライト。
ティーウェイ航空を利用しました。 福岡発が12:30ということもあり、ちょうどお昼時なので、果たして機内食は出るのか事前にチェックしてみました。
ティーウェイ航空では機内食は有料になっており、事前予約が必要でした。
機内食を利用せず、早めに搭乗手続きを済ませ、出国ゲートにあるコンビニ(セブンイレブン)で買い、待合室で軽めの昼食を済ませました。
仁川国際空港
ソウルには仁川(インチョン)国際空港と金浦(キンポ)国際空港があります。私たちが利用したのは、国際線の発着が多い仁川国際空港。
空港に着いてびっくり。福岡国際空港とは比べ物にならないくらい、大きい。
大きいというより、桁違いの広さ。
まず飛行機で降り立ったら、シャトルトレイン(地下鉄のようなもの)があり、それに乗って第1ターミナルまで移動します。
空港内に地下鉄ですよ?もうびっくり。
それほど広いということですよね。
最初、乗ってしまったらどこか違うところに行くのじゃないか……と不安になりましたが、冷静に考えると、入国審査を受ける前なのでどこにも行けるわけないですよね。
それほどびっくりな経験でした。
ちなみにこちらは帰りに撮影した電光掲示板。真ん中の2本のラインがシャトルトレインの路線図です。
調べてみると、仁川国際空港は世界でもナンバーワンの集客を誇る空港らしいです。
それだけに利用者も半端ない。
入国審査を受けるまで、長蛇の列でなんと1時間くらい列に並んでいました。
仁川国際空港に飛行機が到着したのは13:50なのに、空港を出たのは16時前。
もうこの時点で体力消耗……。
時期的なものなのか、常時こんな状態なのかはわかりませんが、窓口の人員を増やすなり、列の途中に誘導係を置くなりして効率的に進むよう工夫していただきたいものです。
これは高齢者や身体が不自由な方は辛いだろうな。気軽に海外旅行に誘えないなと思いました。
疲れ果てていることと、時間が押していることもありじっくり空港内を見ることはできませんでしたが、すごくきれいでした。
クリスマスのディスプレイがなされていました。スケールが大きい。
仁川国際空港は永宗島(ヨンジョンド)という島にあります。
そのため仁川国際空港からソウル特別市まで49.0kmあり、公共交通機関を使っても1時間半ほどかかります。
例えると、福岡空港から佐賀の呼子に行くくらいの距離です。
私たちも明洞にある宿泊ホテルまで車で約1時間半近くかかりました。土曜日の夕方ということもあり、かなり渋滞していましたね。
韓国のセジョンホテルに宿泊
私たちが宿泊したのはソウル最大の繁華街の明洞(ミョンドン)にある「世宗(セジョン)ホテル」
地下鉄明洞駅まで150mという好立地。ホテルを出てすぐに地下鉄の駅があります。
ホテルに到着したのは17時過ぎ。薄っすらと暗くなり始めていました。
エスカレーターでロビーへ。
ゆったりとしたロビーでバロック様式風の重厚なインテリア。
受付は、日本語でも大丈夫でした。(ほっ)
エレベーターはカードキーをかざすと、行きたい階のボタンを押すことができます。
(最初、エレベーターのボタンを押しても点灯しないので焦りました)
トコジラミ問題
さてさて、気になるトコジラミ問題について。
韓国「トコジラミとの戦争」、徹底退治へ 日本〝対岸の火事〟ならず
不潔なモノや病原菌、安心して食べられないモノは大抵大陸から。 https://t.co/4kIMlDk5Rx
— にこ姉 (@nikone_niko25) November 28, 2023
トコジラミはシラミではなく、カメムシの仲間。5mm〜8mmくらいの大きさなので目視可能だとか。
明るい場所が苦手なようで、昼間はベッド、壁、床の隙間に隠れているようです。
入室すると、お部屋はなんとフローリング。
セジョンホテルの客室はカーペットではなく、フローリングなのでトコジラミのリスクは軽減できそう。
ベッド付近をチェックしてみましたが、特に問題なさそう。ガン見してもそれっぽいものは見当たりません。
試しにしばらく座ってみましたが、とくに痒くなることもありませんでした。
万が一のことがあっては……と、マダニ対応の虫よけスプレーと痒み止めを持参しました。
初日は虫よけスプレーを使いましたが、特に問題なさそうだったので2日目は使用しませんでした。
もちろん痒みなどのトラブルはまったくありませんでした。
韓国内でもトコジラミについて騒がれているのかと思いきや、そんな雰囲気はあまりなく、なんとなく日本が騒ぎすぎ?という印象も受けました。
こればかりは、宿泊したホテルのチョイスが良かったからなのかは不明なので、今行かれる方は一応、虫よけスプレーと痒み止めくらいは持参していたほうがよさそうです。
セジョンホテルのアメニティ
セジョンホテルのアメニティは、
- タオル
- バスタオル
- バスロープ
- 歯ブラシ&歯磨き粉
- シャンプー・リンス・ボディソープ・ボディクリーム(備え付け)
- ドライヤー
- 綿棒・コットンセット
- ミネラルウォーター(1日1室2本、トリプルのみ1室3本を提供)
- スリッパ
があるので、持参不要です。
タオル、バスタオル、シーツは毎日取り替えてもらえます。
歯磨き粉セットやクシ、綿棒などのアメニティセット。
トイレはウォシュレット完備です。
そういえば、5年前に釜山に行ったとき、トイレットペーパーが流せず、横に置いてあるゴミ箱に捨てなければならず、少し抵抗がありました。
ところが今回、仁川国際空港でもホテルでもトイレットペーパーを流せるようになっていました。
ただ、ホテルや高級百貨店では流せるようになっていますが、街中では流せないところもあるようです。
セジョンホテルは明洞のショッピングストリートからすぐ近くなので、ショッピング中にトイレに行きたくなったらホテルに帰っていました。
韓国のコンセント
韓国のコンセントは220Vとなり、日本で使われている100V用の電化製品はそのままでは使えません。
ドライヤーは部屋に完備されていましたが、私はヘアアイロンを使うので変圧器も持参しました。
ただセジョンホテルでは日本のコンセントをさせるプラグが浴室にありました。
画像のフタを開けると2口の指し口があります。
ちなみに右側のボトルはボディローション。
携帯の充電ケーブルもありました。iPhoneやスマホに対応しています。
ただし充電速度がやや遅く感じたので、持参した変圧器にiPhoneの充電器を差して使いました。
充電を急ぐ場合は、変圧器を持参したほうがベターです。
朝食は別料金
朝食は2階レストランにて7:00~10:00まで大人W23,000がW18000で提供されています。 (宿泊客は20%OFFとのこと)
私たちは利用しませんでしたが、次回機会があれば試してみようかな。
- 住所:Seoul 145, Toegye-ro, Jung-gu
- 電話番号:02-773-6000
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:12:00
- インターネット:WiFi (無料),有線インターネット (無料)
- エリア:明洞通りに近接