父が脳梗塞で倒れ約5ヵ月強の入院を経て、ようやく退院してきました。
父の介助をする中で、ふと足元を見るとびょ~~んっと伸びきった爪……。
よく見ると巻き爪になってなんだか白くなっている。
これ、私が切る?
((;゚Д゚)
いや、肉切りそうで、まったく自信ございません。
はて、爪を切ってくれるのは何科?
巻き爪の治療は皮膚科
結論、巻き爪は皮膚科で診てもらえます。
あっさりわかるんだったらこの記事を書くまでもないですね。
ところが私が調べたところ美容外科とか自由診療とかのサイトばかりが上位表示していて、普通の皮膚科じゃダメなわけ?って思ったので、一応ここに書いておこうと思いました。
医療従事者の妹に聞いてみると
「ふつーに皮膚科で切ってもらえるよ」と。
近所の皮膚科をググったところ、最近できた良さげなクリニックを発見!
詳しくみてみると、形成外科、皮膚科、美容外科、美容皮膚科があり、どうやら巻き爪は皮膚科のカテゴリであるものの、自由診療っぽい。
いやいや、ふつーに爪切ってもらいたいだけなんですけど…
(`・ω・´)
せっかくなら新しくてきれいな病院がいいと思っていたけど、若い乙女がヒールの履きすぎで巻き爪に悩んでいるわけではないんだし……
で、私が子どものころからあるレトロな病院、先生の名前がまんま病院名となっていて皮膚科なのか外科なのか不明なD医院というところに行くことに。
先生(女医さん)、父の爪を見るなり大きな爪切りでバシバシ切ってくれました。
そして
「水虫の検査しときましょうね」と皮を試験管みたいなものに入れた。
え?
水虫??
(;゚д゚)ェ…
なんか自分で切れない…と思った理由のひとつに父の右の親指の爪が真っ白だったから。
それがたまたま麻痺しているほうの右側だったため、脳梗塞の麻痺によって爪まで栄養が行き渡らず白くなったのかと、大きな勘違いをしていました。
それが
水虫ですと?
じゃっかん巻き爪ではあるものの、これは心配ないらしく、巻き爪専用の爪切りも紹介してもらいました。
ま、自分で切れないなら、こちらに月1回くらい来るといいですよ。とやさしいお言葉。
水虫は家族に移るので、入浴の際はバスマットに父専用のタオルを敷いてくださいね、と看護師さんからアドバイスをいただきました。
(´Д`;)
水虫薬の処方を受け、病院をあとに。
この水虫のせいで、入浴介助の最後に水虫薬を塗布するというお仕事が私に加わりました。
入浴介助したあと、ドライヤーをかけ、綿棒で耳掃除、父にお水を飲ませ、目薬をさしてやり、水虫薬まで塗布してやり、
最後のフィニッシュはリファカラットで血行促進してやる心優しい娘(私)であった。
(誰も言ってくれないので自分で言うことにしよう( ̄▽ ̄))
ちなみに余談ですが
巻き爪でお悩みの方、こんな商品があります。
【巻き爪ロボ】 は、切ったり、穴を開けたりせずに、しかも痛みがなく巻き爪を矯正してくれる器具。
一見おもちゃみたいにみえますが、医療機器として認可取得している器具です。
表からは見えない小さなばねが爪に負担をかけることなく、安全に爪を矯正できるような工夫がされているので爪が割れてしまうというリスクがなく、矯正できます。
父は使わずに済みましたが、巻き爪に悩む友人がAタイプを使ってみたら巻いて食い込んだ爪がまっすぐ伸びたとのこと。
完治はしないようですが、巻いてきたら使えばいいので病院に行かずに済んでいるとのことでした。
まとめ
巻き爪はズバリ皮膚科で診てもらえます。
入院期間中に爪切りをしてもらえたのか不明ですが、父の足の爪は伸びきった状態でした。
普通に伸びているだけなら家族が切ってやるのも問題ないと思いますが、少しでも不安があるなら皮膚科を受診してみるといいと思います。
ある日突然脳梗塞で倒れた父。要介護4の認定を受け、約5ヵ月の入院を経て無事退院。
在宅で週2日デイケアに通いながらゆっくりと過ごすことにしました。
介護無知な私に降りかかる介護問題や、高齢の両親との暮らしを綴ります。