だんだんと暑くなってきました。着ている服も薄手になっていき、
そうこうするうちに夏はすぐそこ…
…と、
待った!かかと…
放置状態………
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ちょっと油断していたらここは砂漠?という見るも無惨なかかとに…。
でも大丈夫!まだ素足になる夏まで間がある。
今からケアすれば間に合う。
かかとのケア、実況レポート報告です!
Contents
痛々しいかかと
最近、油断しておりました。そう、かかとのケアを怠けておりました。その結果…
この砂漠のようなかかとは誰のもの?
お恥ずかしい…
そう、何を隠そう私です。
ここで画像を公表した勇気をたたえてください。ほとんど自虐行為。
でも、この画像を掲載してるってことは治ったからできるのであってガサガサのままだと公表もできないし、ましてやブログのテーマにもなりません。
フフフフ…(´艸`*)( *´艸`)
どうやって治ったかと言うのは、この記事を読み進めていただければわかります!
その前にどうしてかかとがぱっくり割れるのか、根本的な原因を知っておきましょう。
かかとのぱっくり割れの原因は?
*画像が表示されないときはここをクリックしてください。一旦pinterestに飛び再度ブログに入りなおして頂くと画像が表示されます。
顔や手はぱっくり割れることなどないのに、(稀に手荒れで指先がぱっくり割れることはあるのですが…)
かかとだけどうしてこんなにぱっくり割れるのでしょうか?
それはズバリ角質の硬化が原因です。
ヒトの皮膚は何層にも重なっており、その一番表面が「角質層」と呼ばれ、外部の刺激から身体を守る役割を担っています。
皮膚の細胞は一番深部で生まれ、古くなるにつれて外部に近づきます。
実は角質層は古くなった細胞の死骸が集まってできている層です。そしてその層は10~20層にも重なって構成されていると言われています。
特にかかとはヒトの体重を一手に支えているところなので、通常の皮膚よりもぶ厚く作られており、約100層の細胞の死骸で構成されていると言われています。
乾燥が原因
健康な深部の層は約65%の水分で構成されています。この水分は外側ににじみ出て角質層は約20%の水分を保っています。
ところが過度の刺激や乾燥によって厚みを増し、水分が角質層まで行き渡らなくなると、細胞の並びが乱れ、水分が蒸発しやすい状態となります。
水分が行き渡らない肌は次第に硬化していきます。硬くなった角質は割れやすくなり、ぱっくりと割れてしまうのです。
かかとには皮脂腺がない
それに輪をかけて、足の裏の皮膚には毛根がありません。つまり皮脂腺がないのです。
(足の裏をよく見てください。毛、生えてないでしょ?)
頭皮など皮脂腺がある場所は皮脂から油がでることによって皮膚の表面を覆ってくれ水分が蒸発するのを防いでくれますが、かかとにはそれがないので常に乾燥しやすい状態となるのです。
かかとはケアするしかない
以上の理由からかかとは自力では治せない。
つまり乾燥を防ぐためにケアしてあげなくてはいけない非常にデリケートな場所なんですね。
ぱっくり割れてしまったものは削除する
軽石って使ってますか?
よくよく考えると、あれでゴシゴシ皮膚をこすって大丈夫?と疑問に思いますよね。
でもかかとを削っても痛くありません。(やり過ぎると痛いですが…)
それはかかとの角質層が死骸の集まりだからです。
古くなった角質をそのままにしていると乱れた角質層がさらに乱れた角質層を作るためいつまでたってもきれいなかかとにはなりません。
皮膚を正常なサイクルに戻すために不必要な角質は削り落としましょう。
ちょっと余談
今まで生きていて、劇的にしかも短時間でかかとがきれいになるミラクルな方法でかかとケアを行っていました。
この技があればちょっと油断しても大丈夫…と大船に乗った気分でした。
ところが……もはやこの方法は現在できなくなりました。
どんなミラクルな方法だったかと言うと…
これ、ご存知ですか?
六一〇ハップです。
若い方はご存知ないかと思いますが、私が子どもの頃はあせもを治すには六一〇ハップが一番!とお風呂のときに少量湯に混ぜて身体に湿布すればすぐに治っていました。
この原液を軽石につけ、乾いたかかとをこすると、ぱっくり割れた皮膚が消しゴムのカスのようにポロポロ出てきて、結果ツルツルになっていました。
まずい!夏が来た!というときのSOS対策で行っておりました。
ところが、この六一〇ハップ、
硫化水素ガスを発生させることによる自殺への使用が多発しため社会問題となり、2008年(平成20年)4月に販売自粛の措置が講じられた
そう、生産中止となってしまったのです。
もしこのまま現在も販売している商品ならこの記事はここでおしまい!かかとがきれいになる方法をご紹介しました!で締めくくれたのですが、
現在はこの商品が買えないので、別の方法を探らなければなりません。
それから、ありとあらゆる方法を試しました。
その中で一番よかったものは、コレです!!
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パスタロンM20%
いろんなクリームを試しました。本当に何種類も…。
その中でほんとに効いたのはこの「パスタロンM20%」
冒頭の画像の状態から塗り続けること2週間…。風呂上りの柔らかい状態のかかとに大粒パール大くらいを両足にまんべんなく擦り込んで就寝。
ただそれだけで
ここまで回復しました。(素足です)
また完璧とはいいませんが、2週間でここまで修復するので今からはじめても夏までには十分間に合います。
決め手は尿素
この砂漠状態のかかとが改善したのは、尿素のお陰です。
尿素はタンパク質を分解し固くなった角質を柔らかくし、角質除去に効果を発揮してくれます。また水分を吸着する働きがあるので、カサカサになったかかとに適度に水分を補給してくれます。
肌が柔らかくなることによって、かかとのガサガサが修復されるというわけです。
ただし尿素の使いかたには注意が必要です!
刺激が強いため、あかぎれなどの場合は痛みを感じることがあります。
また、かかとの状態が改善したのに使い続けると逆にデメリットになってしまいます。
尿素は角質を溶かし、新しい角質を生み出そうとします。ダメ―ジがあるときはその手助けとなるのですが、改善した肌に尿素を使い続けると、まだ十分に育っていない表皮が角化しはじめて未成熟な角質が増えてしまいます。
角質が未成熟だとバリア機能が低下し、乾燥をもたらしてしまいます。
状態が改善したらワセリンなどに切り替えていくことが肝心です。
私はもっぱらソンバーユ(馬油)を使っています。
パスタロンにしても馬油にしても足の裏に塗るとベタベタします。
そんなときは綿の靴下やかかと専用の靴下をはいて床がベタベタにならないようにしています。
というか、クリームを塗ったあとはさっさとベッドに入って動き回らないようにしています。
おすすめ商品
パスタロンM20%
※最新の情報は商品ページをご確認ください
パスタロンはかかとのケアの救世主。
尿素配合のクリームはたくさんあるけど、一番効果があったのはこのクリーム。
ソンバーユ
※最新の情報は商品ページをご確認ください
状態がよくなってきたらソンバーユで保湿。
ソンバーユは普段使いで髪にも洗いながさないトリートメント代わりに使っています。他にも火傷や切り傷のケアにひとつ持っておくと便利です。
ビューティフット(軽石)
かかとが酷いときはまず軽石でかかとを整えてからクリームを塗りましょう。
こちらは温泉に置いてあって使用したらとてもよかった軽石です。取っ手がついているので楽にこすることができます。
日本酒の化粧水
※最新の情報は商品ページをご確認ください
軽石でかかとを削ったら化粧水をたっぷりと塗ってしっとりさせましょう。
日本酒配合の化粧水は保湿力が高くしっとりするので顔から身体、オールマイティーで使えます。私は顔ももっぱらこの化粧水。
何よりリーズナブルなのでバシャバシャ使っても気になりません。
かかと用の靴下
クリームを塗ってベタベタが気になるときに履いています。
うっかりそのまま歩くと床がベタベタになってしまうので掃除の手間を減らすためにも必需品。(スリッパで代用してもいいですが、スリッパの中がすぐ汚れてしまいます。)
Note
本格的な夏がきて素足になれないなんて情けない…。
でも2週間でケアできるなら今からでも十分間に合います。
風呂上りに少しだけ手間をかけるだけなので習慣にしてみてはいかがでしょうか?状態がよくなったら自分の好みのクリームやワセリンなどに変えるのがポイントです。
今日からかかと美人を目指しましょう!