もう7~8年前、まだ専業主婦だったころ確かNHKの「あさイチ」で紹介された自宅で簡単にできる万能調味料の作り方がオンエアされました。
それをメモして今でもずっと使っています。
今回は知ってると便利な調味料の作り方のご紹介です。
味の型紙:てりたれの作り方
しょう油1に対して、みりん2
鍋に入れて中火にかけます。
煮立ってきたら灰汁(あく)をとります。
この間は目を離さないようにしましょう。
ちょっと油断するとふきこぼれてしまいます。
火力の調整はこまめにしながらだいたい10分くらい様子をみます。(量によって時間が変わります)
半量になるまで鍋で煮つめてできあがり。
半量の見分け方は最初サラリとしたタレが少しこってりしてきたな…と感じたところから2~3分煮たくらいでしょうか?
わかりやすい方法として箸にタレの印をつけておくというのもあります。
箸をいれてタレの色をつけてみました。
煮詰めている途中に再度タレにつけてみて、この箸についたタレより半分しか浸からなけば半量という判断がつきます。
これで試せる方はこの方法がいいのかな…。
私の場合、せっかちな性格なせいか半量にもならないところで浸けてしまったので、最初の印がわからなくなってしまいました( ゚Д゚)
オーソドックスなやりかたで、計量カップに一度移してみて分量を確認しています。
(面倒ですがこれが一番早い…)
使い方
- 照り焼き風焼き鳥…鶏肉を炒めててりたれを絡めれば焼き鳥に。
- 豚丼…しゃぶしゃぶ用の豚肉と玉ねぎを炒めてガーリックパウダーとブラックペッパーを振ってご飯に乗せる。てりたれを上から回しかける。
- サンマに片栗粉をまぶして揚げ焼にして、てりたれを絡める。
基本、炒めて絡めるだけ。
余分な調味料を加えなくても味が締まるのでお好みの具材で試してみてください。
保存方法
常温保存可能。
冷蔵庫だと半年くらいは持ちます。
味の型紙:甘酢
酢1カップ(200ml)と砂糖大さじ5、塩大さじ1を混ぜて溶かすだけ。
使い方
サラダのドレッシング代わり、すし酢、酢の物に。
保存方法
てりたれ同様、常温保存可能。
冷蔵庫だと半年くらいは持ちます。
味の型紙:めんつゆ
鍋にしょう油1カップ、みりん1カップ、だし汁4カップの割合で混ぜ合わせ、ひと煮立ちさせる。
使い方
- めんつゆ、てんぷらのつゆ、揚げびたしのつゆ
- 煮物の調味料として
これでもう市販のめんつゆを買わなくても自分でできます。
保存方法
冷蔵庫で保存。
だしが入っているので3~4日以内には使い切るようにしてください。
味の型紙:甘煮
かぼちゃやさつま芋など約100gを食べやすい大きさに切り、鍋に入れひたひたの水を入れて砂糖大さじ1と、塩ひとつまみ入れて柔らかくなるまで煮ます。
これを作ってストックしておくとお弁当やもう1品足りないときの副菜として役に立ちます。
例えば、
しょう油を加えて煮ものにしたり、レモンを加えてさっぱり味にしたり(レモンを加えると鮮やかな黄色になるので見た目もGood!)、
つぶしてマッシュポテト風にしてお弁当カップに入れてチーズをトッピングして焼いたり…。
アレンジが自在にできるので、たくさん作って小分けして冷凍しておいてもいいですね。
スーパー主婦・足立洋子さんが考案
古いレシピ帳に「味の型紙」と言うタイトルでレシピだけ走り書きしていたものを何となく使っておりましたが、
今回記事にするにあたり改めて調べてみたところ、これは足立洋子さんのレシピというのがわかりました。
簡単だけどおいしいレシピを考案されているスーパー主婦とのことです。
楽しておいしいものが食べたい!と言うコンセプトのもとシンプルで簡単な料理を作られています。
Note
スーパーにはありとあらゆる調味料が陳列されていてそれを揃えると収納庫や冷蔵庫が調味料で溢れかえってしまいますよね。
便利で手軽で美味しいのですが、手持ちの調味料の組み合わせでいろんな調味料ができるとしたら、数多くの調味料を揃える必要もなく、収納庫もスッキリ、お財布もホクホク。
おいしそうな調味料を買ったはいいが、使う頻度がそれほどなく気がつけば賞味期限が切れて数年経っていた…???ということも。
基本のタレに調味料をプラスしていろんなバリエーションを楽しんてみてください。