ちょっとしたアクシデント。豪快に転んでしまい膝に大きなすり傷を負ってしまいました。
こんなに膝小僧を怪我したのはいつぶりだろう…。
大人になってからこんな怪我したことなかったのに、今回車に引きずられて怪我をしてしまいました。
と言うとびっくりしてしまいますが、私が乗り込む前に発進してしまい、乗り損ねて転倒したというアクシデント。
幸い大事には至らず、膝小僧を擦りむいた程度の事故でしたが、
やっぱり痛い…。
でも、前回指をざっくり切ってしまったときに習得した傷の治し方で今回も落ち着いて対処することができました。
滲出液(しんしゅつえき)がダラダラ出たときの対処法
ちょっと前に調理中に包丁で指をざっくり切るというアクシデントに見舞われました。
ことごとくついていない私…。
今度は膝かい!
で、前回と違うのはダラダラと滲出液(しんしゅつえき)が流れ出ること。
これには参った…。さっき拭いたのに、パッドの下からダラ~と流れ出る滲出液が気になり日中仕事にならない。
ティッシュ半箱くらいは使ってしまったのでは?
傷の治し方についてはやってしまった!包丁で指をザックリ!応急処置法は?でも紹介したとおり
- 傷を決して消毒しない
- 十分に水で洗い流す
- キズパワーパッドを貼って様子をみる
とシンプルにこれだけです。
本来キズパワーパッドはそんなにひんぱんに貼り替えず2~3日は貼りっぱなしで様子をみていいとのことですが、
ダラダラ流れ出る滲出液のせいではがれてしまい、1日に3回も取り替える羽目に…。
外科には行かず
怪我をして血がダラダラと流れているときに真っ先に外科に走ろうと思ったのですが、あいにく職場の近くに外科がなく、冷静に考えると単なるすり傷なのでキズパワーパッドのほうがいいかも…と思い、近くのドラックストアに走りました。
ジェネリックバージョンを試す
キズパワーパッドを買いに行ったのですが、ジャンボサイズでも今回の私の傷には収まりきれないように見えました。
陳列棚の隣をみると、キズパワーパッドに似たような商品で大き目のサイズのものが並んでいました。
薬剤師に尋ねると、キズパワーパッドのジェネリック版のようで、価格も少し安い。
傷を覆うことが先決だったので、今回はキズパワーパッドではなくジェネリック版を購入。
こちらが今回購入したクィックパッド。ジャンボサイズとワイドサイズ。
閲覧注意
怪我した画像を掲載する必要があるのか…。
ためらいましたが、私と同じ境遇(私みたいな境遇で転ぶ人はいないとは思いますが…)で転んで怪我をした方に参考になればと思い、怪我した画像を添付します。
見たくない方はざーっとスクロールしてスルーして下さい。
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気持ち小さめの画像にしました。
擦りむいたときはそんなに大したことはないと思っていましたが、よくみると広範囲。(自撮りのため不自然なアングル…)
これをクィックパッドで覆います。
ブニョブニョ加減が少しグロいのでこちらも気持ち小さめの画像でアップしています。
貼ったときはよかったのですがすぐさまダラダラと滲出液がパッドの下から流れだしてしまいます。
その日は日中1回の貼り替えをし都度都度流れて垂れる滲出液をティッシュで拭き取ること数十回…。
夜、お風呂に入ったあとでパッドを取替えしばらくは良かったもののすぐパッドが膨らみダラ~っと滲出液が…。
このパッド、いくらジェネリックといえど結構高いんですね~。
私が使ったジャンボサイズは4枚で750円程度。キズパワーパッドだと3枚入りで850円程度でした。
そんなに頻繁に取り替えられるものではありません。
その日の夜は垂れて布団が汚れないようにタオルを巻きつけて就寝。
翌朝、はて?どうする…
パンパンに膨らんでいるものの剥がれてはないので、そのままパッドの上から患部を覆うようにラップをし、伸縮性のある網の包帯でガード。これで様子をみることに…。
意外と効果があり、垂れてこなかったのでこのアイデアはグッド。ただし皮膚が弱い方はかぶれるかもしれません。
私自身も皮膚は弱いほうなのでかぶれるかな…と思っていましたが幸いかぶれはありませんでした。
滲出液でジュクジュクになったときのために付け替え用のラップを職場に持参してスタンバイOKにしていましたが、2日目のせいでしょうか…、昨日のように滲出液が垂れることはありませんでした。
気になったので昼休みにそっとラップをはがしてみたらかなりジュクジュクだったので今度はパッドを外して、患部を水でよく洗い、周りのジュクジュクもさっぱり洗い流して、よく拭き取り、直接ラップを巻きつけ伸縮性の包帯で巻きました。
病院によっては乾燥しないようにラップに白色ワセリンを塗って貼り付けるところもあるようです。私は手持ちがなかったのでそのままラップを貼り付けました。
日中はこれでやり過ごして、夜だけパッドを貼ることにします。
ところが夕方くらいになるとなんだか痛い…。
傷を見ると化膿しているようでもなさそう。帰宅して網の伸縮性の包帯を外しラップだけにしてみる。
すると少し痛みが治まりました。
もしかして、締め付けが原因だったかも…。
前日の晩はまた別のジェネリック商品のパッドを貼って就寝。滲出液の量も少し減り溢れ出してこない。痛みも治まっていた。
朝はパッドを貼り付けただけで出勤。
今度は自宅の近くのドラックストアに行きましたが、また別のジェネリック商品がありました。購入してみると、前回のものとパッケージは違えど中身は同じ。よく見ると製薬会社も同じところ。ドラックストアによってパッケージのデザインを変えて卸してるのかな?
滲出液は相変わらず垂れ落ちるけれど、初日ほどではなくなった。ここで本来の「キズパワーパッド」の登場!3日目のお風呂上りにこちらを貼り付けて様子をみることに。
小さいように見えましたが、貼ってみると傷を覆うことができ、しかも滲出液のしたたりもありません。剥がれもなく長時間密着してくれています。(コストは高いがはじめからこちらを使っておけばよかった…)
以後2日おきに夜、パッドの取り換えを行い傷の状態をチェック。
消毒は絶対にNGな理由
この滲出液、ダラダラ垂れるということはそれだけ治療する力を発揮しているわけで絶対にしてはいけないのが消毒。
消毒はバイ菌を殺してくれる優れものですが、せっかくの滲出液までも殺菌されてしまい出てこなくなります。
ダラダラ流れているのは身体が頑張っている証拠。流れ出る液は見た目涙のようですが、触るとベタっとしています。このベタベタが皮膚を再生してくれるのですね。
湿潤療法(モイストヒーリング)
今回私が行った一連の処置法は、もっとも理にかなった方法でした。
私が小さい頃は、怪我をしたらまず消毒液で消毒し、ガーゼを貼り付け、数日後に傷に密着したガーゼを剥がし、消毒…。といったことで治療していました。
ガーゼが傷口にくっついてそれを剥ぐのが痛いこと…。お医者さんがピンセットを構えた瞬間が子ども心に恐怖だったような記憶が…。
そういえば赤チンも塗っていたような…。今でも赤チンってあるのかな??
ところが現在ではこのような治療は逆に治りを遅くし、傷跡を残してしまうとか…。
小さい頃に行っていた処置とは真逆の方法が傷の治りを早くし、傷跡を残さずきれいにしてくれる治療方法となっています。
傷の処置(おさらい)
では怪我をした!擦りむいた!指を切った!やけどした!と言う場合の処置法をおさらいしましょう。
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水道水で患部、そのまわりをきれいに洗う…そのときに消毒液は使ってはいけません。
- 水分を拭き取る…ガーゼやティッシュなど繊維が残るものよりもキッチンペーパーなどのほうが繊維が残らず拭けました。
- キズパワーパッドを湿布する。なければラップを巻きつけはがれないようにサージカルテースなどでとめて上から包帯を巻く。
- 滲出液の液ダレが気になったらガーゼなどで押さえて包帯をする。
- キズパワーパッドの場合はしばらく様子をみて付け替える(説明書には2~3日貼ったままで様子をみると記載されています)
やけどの場合はやけどの程度によって処置が変わるようなので外科に行ったほうがいいです。また化膿してしまったものや重症の場合も自己判断せず病院へ行きましょう。
湿潤療法に精通している病院にみてもらうのが一番です。
くれぐれも
これはどうかな…?と思ったら自己判断せずに必ず病院へ行きましょう。
頭が痛い、お腹が痛い…などというときはまだ時間的猶予はありますが、怪我をした!血がダラダラ止まらないという場合は緊急を要します。
日ごろから外科だけはどこにあるかちゃんと確認しておきましょう。いざというときに慌てず駆け込めます。
私は以前指を切ってしまいあわててタオルをグルグル巻きにしてそのまま近所の外科に駆け込んだのですが、外科は外科でも婦人外科で乳腺疾患を中心とした病院でした。
優しい院長さんは評判のいい外科を教えてくれ、紹介状まで書いてくださいました。(笑)
結果報告
パッドで覆っていた周りの皮膚がかぶれて発疹が…。
してはいけないと書いてあったけど、ワイドサイズのパッドを傷の大きさより少し大きくしたサイズにカットし、不要な部分は密閉しないように貼り付けてみて経過観察。
以後2日~3日おきにパッドを取り替えること2週間。
ようやくパッドなしの状態まで完治しました。全治2週間と見ておりましたがここまで3週間かかってしまいました。
やっぱり加齢によって治りも遅くなった?