麹のパワーが注目されています。
麹と言えば、甘酒や塩こうじなどがぱっと頭にひらめきますが、ほんと奥が深い。
先日、麹カフェ&麹料理教室「レットクローバー」に行ってきました。
そこで米麹を分けてもらい、さっそく麹水を作ってみました。
麹水の作り方
- 米麹…100g
- 水(浄水またはミネラルウォーター)…500ml
- お茶やだし用のパック…1枚(あると便利)
作り方
2パックを瓶に入れ、水を注ぎます。ふたをして冷蔵庫にひと晩おいたら完成。
今回はお茶だしパックがなかったのでそのままで作りました。
分量は目安です。何度かつくるうちに自分なりの好みの分量にしてもいいです。
常温でおいておくと、気温によっては発酵がすすんですっぱくなることがあるため、冷蔵庫での保存がおすすめ。
ひと晩(約8時間程度)置いて、水が色づいたら完成です。
色はやや白濁した感じ。
味は、個人的には無味無臭。水を飲む感覚で飲めます。
飲む時間は起床後、または食後がおすすめ。
夜寝る前は、酵素が活発になるので避けたほうがいいです。
飲みすぎにも注意。お腹がゆるくなります。1日に500mlを目安に飲むのがベスト。
1回作ったらだいたい3~4日が目安で使い切るようにします。
ただし、3日以内でも嫌な匂いがしてきたら、雑菌が繁殖している可能性があるので飲まないように。
麹は3回くらいは再利用可能。
飲み切ったら水を継ぎ足し、またひと晩置きます。
最後は、炊飯時に加えたり、納豆に混ぜたり、ひき肉料理に混ぜても使えます。
パックのまま、湯舟に入れて入浴剤の代わりとして活用することもできます。
麹水のここがすごい
麹水には、麹菌が作り出す酵素やビタミンB群、アミノ酸などが豊富に含まれています。
これらの成分が身体の内側から働きかけるので、便秘改善、美肌効果、免疫力向上、疲労回復、さらにはダイエットの補佐役としても活用できます。
私は甘酒も好きで、よく飲みますが、麹水と甘酒、どっちがいいの?
甘酒も別名「飲む点滴」と言われるくらい、栄養豊富なドリンク。
健康志向なら甘酒もいいですが、ダイエット目的となるとぶどう糖などやや糖分が気になります。
麹水は飲んだ感じ「うまっ!」というほどではないですが、飲みにくさはなく、甘さがないので水を飲む感覚で飲めます。
ただ、麹水は言うなればカビの一種なので、アレルギーがある人には不向きかも。
化粧水として使用
100均のスプレーボトルに入れて、お風呂上りにシュシュっと吹きかけ、化粧水代わりに。
私の場合、ブースター代わりに使用して、そのあとオールインワンジェルを使用しています。
保存は冷蔵庫で1週間を目安に使い切るようにしています。
結構な量なのでバシャバシャ使えるのがいいですね。
こうじ酸は、メラニンの生成に関わるチロシナーゼの活動を抑制する働きがあることから、シミを薄くしたり、肌を白くしたりする効果が期待されるとのこと。
使い続けて美白になるといいなあ。
麹カフェ&麹料理教室「レッドクローバー」のオーナーである荒巻良美さんから教えてもらった話。
あの高価な化粧水SK-Ⅱの主成分はピテラと言って麹(こうじ)発酵液から作られているとのこと。
そりゃ、SK-Ⅱは1万円超えする高価な化粧水なので、それ以外にも有効成分が含まれて保湿力も備わっているかと思いますが、それと同等成分が含まれている麹水の化粧水。最高じゃないですか。お値段もリーズナブルなので心置きなくバシャバシャ使えます。
綾瀬はるかさんみたいに透明感のあるクリアな素肌を目指そう~♪
まあ、肌のターンオーバーも恐ろしく遅くなってしまった年齢なので、気長に使ってみたいと思います。