在宅介護で入浴介助はつらい…さて冬場はどうする?入浴の頻度はどうか聞いてみた | 【暮らしの音】kurashi-*note

当ブログは広告を掲載しています

在宅介護で入浴介助はつらい…さて冬場はどうする?入浴の頻度はどうか聞いてみた

シェアボタンを押して情報を共有しましょう。

Sponsored Link
高齢者との暮らし

父が重度の脳梗塞を患い、退院してから我が家では在宅介護が始まりました。

右半身不随、失語症があるため家族のサポートは必須です。

その中でも入浴介助はけっこうしんどい。

冬場になると浴室も寒いのでヒートショックが心配だし……。

果たして自宅でやるべき?

在宅介護が始まってはじめての冬。我が家ではどうしたのか。

この記事は介護職員などプロの視点ではなく、覚悟や知識がないまま突然介護が始まった家族の視点での話です。

日記のような記載なので興味があればどうぞお読みください。

Sponsored Link
Sponsored Link

冬場の入浴はヒートショックが心配

父が重度の脳梗塞になり、5ヵ月強の入院を経て家に帰ってきたのが6月末。

季節も夏に向かう時期だったので、入浴介助も特に問題なく行っておりました。

いえね、私は介護職員でも何でもなく、いきなり親の介護が始まった介護ズブの素人です。

入浴介助の方法も実習や研修を受けたわけではなく、自己流。

(一応、YouTube動画やネットで検索して情報は収集しました)

介護が始まった!お風呂の入れ方はどうやるの?脳梗塞の人のシャンプーは大丈夫?
父が重度の脳梗塞で倒れ、約5ヵ月強の入院を経ていよいよ退院します。 介護がまったくはじめての私たち家族の課題は、 食事・歩行・入浴・排泄...

夏場はそれでよかったのですが、問題は冬。

健康な私たちでさえ冬場、脱衣所で服を脱ぐのはブルっときて不快。

しばらく湯船に浸かり、身体が温まってからでないと、洗髪などできない。

こんな状況で、障害のある高齢者の入浴を引き受けるのは一抹の不安が。

これ、無理して毎日入浴させる必要あるのかな……。

そこでケアマネさんに尋ねてみました。

高齢者の入浴は週何回?

ケアマネさんの話によると、だいたい週3回デイケアに通っている方が多く、冬場はデイケアで入浴をし、自宅では入らないという方が多いとの話。

やはり、どの家庭もヒートショックの心配があるので、デイのみでの入浴をされているみたい。

無理して自宅で入浴させる必要もないか…。

ただ我が家は週2回のデイケアなので、どこか1日だけ自宅で入浴させればいいかな。

こんなことを考えたのは、在宅介護が始まってそろそろ5ヵ月が過ぎようとした11月頃。

実は介護者である私たちも疲れやストレスを感じ始めていました。

いきなり介護が始まり、最初は無我夢中でやってきましたが、ここにきて疲れたな~と感じることもしばしば。

特に入浴介助は私の貴重な時間も奪われ、それが毎日となると

あああああああ、メンドクサイ

と叫びたくなることもしばしば。

(実際には声には出さず、心の中で叫んでいます)

さらに調べてみるとこんなアンケートを発見。

週に3~4回が一番多く32.2%。

やっぱり!

ナイスアイデア

そしたら父には週1回だけ自宅で入浴介助し、2日はデイケアで入ってもらおう!

ところが毎日というのもその次に多い27.6%。

高齢者のみなさん、結構、毎日入っているんだ。

そこで父に尋ねてみた。

お風呂、毎日入りたい?

入浴が唯一の楽しみの高齢者

入浴介助

画像:写真素材ダウンロードサイト【写真AC】

身体の自由を奪われ、話したいことも話せない。

そんな父の楽しみと言えば、食べることとお風呂!!

そう、父は健常なころから毎日お風呂は欠かさず入っている人で、決して長風呂ではないけれど、お風呂が好き。

こう言っては何だが

私の入浴介助はプロフェッショナル

Ψ(`∀´)Ψ

シャワーヘッドをミラブルゼロに変えてから、要所要所でシャワーの水流を変え、ミスト洗顔や、口腔洗浄、ヘッドスパをしてやり、洗髪も頭皮マッサージまでこなす。

さらにはデンタルフロスで歯間洗浄、歯磨き。

お風呂上りには、全身に保湿ローションを塗布し、ドライヤー、耳かきまでやって差し上げる。

フルセットで、父にしてみれば毎日エステ気分。

残業などで遅くなるときには、時々母に入浴介助を代わってもらうこともあるのですが、

母曰く、

「私が入れると、おとーさん怒るのよ〜。こうじゃない!と手を振り払ったりするんよね。やっぱ、あんたじゃないといかんみたい。」

らしい。

どうも私に押し付けたい感がある言い分に聞こえるが、なまじ嘘ではなかろう。

お風呂が楽しみな父

ヒートショックが心配な娘。(本音:入浴介助がメンドクサイ娘……。

さて、どうする?

浴室暖房機能が有効だった

暖房スイッチ

冬場の脱衣所や浴室、ほんと寒いですね。着替えさせるときにヒヤヒヤします。

脱衣所にヒーターを用意しなければいけないよね……と思いつつ、

何気に目にした浴室暖房のボタン。

そう、我が家は浴室乾燥機を12年前に設置しており、雨の日は浴室で洗濯物を乾かしておりました。

この浴室乾燥機、ミストサウナ内蔵なのでもっぱらサウナか洗濯物の乾燥しか使ったことがなく、『暖房』の機能があることすら眼中になかった私。

試しに『暖房』モードにして浴室を温めてから入浴介助すると、これがもう暖かくて最適!

(恐らく)父は脱衣するときも寒くなく、身体を洗っている最中も寒くなく快適。

介護者の私は服着たままサウナに入っているような地獄の空間ですが、ヒートショックの心配が回避されただけ、精神的には楽。

父との合図で

ハイタッチ

お風呂入りたいときは私の右手をタッチして、入りたくないときは左手をタッチしてというルールを設けました。

それを入浴介助前に父に聞くのがルーティンになっています。

どうか左手をタッチしてくれ~という邪(よこしま)な私の思いと裏腹に、

父は毎日、私の右手をタッチする。

(ㆆᴗㆆ)

やはり楽しみなのだろう。

また、 週7回以上の入浴をしている高齢者は、週2回以下しか入浴しない高齢者に比べて、介護認定される割合が3割ほど低いとの話。

参考みんなの介護

入浴は、リラックス効果もあり、認知機能能力低下や抑うつの予防にも役立つようで、父にとっても大事なルーティン。

ここは私のメンドクサイという感情はさておき、父の笑顔をみれたことで今日の成果として捉えよう。

デイケア以外の週5日、正月も3が日ずっと休みなく入浴介助をこなす心優しい娘であった。 (誰も言わんので自分で言う)

いやいや、正直、疲れますよ、毎日。フルタイムで仕事して、帰宅してご飯作り、片付け、その合間に入浴介助。

介助後はびしゃびしゃな服。

たまに着替えるのが面倒くさいので次に入る母を待って濡れた服のまま過ごすことも。 その間、家事、副業…。 ときどきふっと消えたいと思うのは私だけだろうか……。

高齢者との暮らし

ある日突然脳梗塞で倒れた父。要介護4の認定を受け、約5ヵ月の入院を経て無事退院。

在宅で週2日デイケアに通いながらゆっくりと過ごすことにしました。

介護無知な私に降りかかる介護問題や、高齢の両親との暮らしを綴ります。

人気ブログランキング

お役に立てたなら、ぽちっと応援クリックお願いします☆

人気ブログランキング
いつもありがとうございます!

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアボタンを押して情報を共有しましょう。

RECOMMEND こちらの記事も人気です。



Sponsored Link
Sponsored Link
Sponsored Link
トップへ戻る