介護は情報戦!
知らなきゃ損!ってことがよくあります。
そのひとつに高齢者のおむつ代の助成。
自治体によっても助成内容は異なりますが、お住まいの地域がどんなサービスを提供しているのか把握しておくことは大切です。
間違っても向こうから「おむつ代は助成しますよ」なんて言ってこないのですから。
福岡市のおむつサービス
おむつ助成については介護保険制度ではなく、各市区町村が独自に行っている制度です。
ついては自治体によって条件がまちまちです。
私は福岡市在中なので福岡市の例をみてみます。
参考福岡市・おむつサービス
おむつ助成を受けれるのは、要介護3~5と認定されたおむつが必要な在宅の方。
父は要介護4で、なおかつ在宅なので対象になります。
ただし無料ではありませんでした。
第1段階~13段階まであり、生活保護を受けている方は無料で支給されますが、その他は市民税世帯非課税か、市民税課税の合計所得金額によって利用者負担額が変わります。
父の場合、利用者負担率が40%なので、1,800円のおむつが720円で購入することができました。
また月あたりの上限額があり、父の場合は3,600円まで。
1ヵ月以内であれば1,800円のおむつが2袋まで助成の対象となります。
おむつ代はばかにならない
子どものおむつを卒業して15年ほど経ちましたが、今度は大人のおむつが必要になるとは…。
どんな銘柄があるのかもわからないため、取りあえず薄くてムレにくそうなものをチョイスしています。
良さげなものを幾つか買ってみました。
履き心地については脳梗塞の後遺症で失語症となった父に聞いてもイマイチいいのか悪いのか、どの商品がフィットしたのか聞くことができません。
よくわからないので、ユニ・チャームの「ライフリーうす型軽快パンツ スルッとはける」という商品を注文することにしました。
近所の安売りスーパーで購入したところだいたい1,400円くらいだったのか助成を受けると約半額の720円で購入できるのはありがたい。
福岡市から支給されたおむつはパッケージのデザインが市販のものとは違いました。
中身は同じもの。
ケアマネさんに依頼
ほんと父はいいケアマネさんに当ったので、仕事が早い、早い。
お願いして1ヵ月以内には申請がおり、ケアマネさんが選んだ指定業者さんが自宅までおむつを持参してくれました。
その場で負担額を支払いおむつを受けとります。
医療控除できる?
医療費が年間10万円を超えた場合、確定申告で医療控除を受けることができます。
病院の治療代や薬代と同じくおむつも控除の対象になります。
が、条件がけっこう厳しい…。
おおむね6ヵ月以上寝たきり状態で、なおかつ医師から必要と認められた場合のみに限られます。
申請には、おむつ使用証明書をかかりつけ医に発行してもらわなければなりません。
まとめ
おむつの助成は介護保険ではなく、各市区町村が独自で行っている制度。
各自治体によって内容が異なります。
調べてみたら、要介護4~5でないと助成されない自治体もありました。
また医師が常時失禁状態と診断した診断書が必要な市区町村も。
かなり内容に違いがあるので、お住まいの自治体のHPを要確認です!
介護は情報戦!
知らないと損ってことたくさんあるからアンテナ立てて賢くやりましょう♪
ある日突然脳梗塞で倒れた父。要介護4の認定を受け、約5ヵ月の入院を経て無事退院。
在宅で週2日デイケアに通いながらゆっくりと過ごすことにしました。
介護無知な私に降りかかる介護問題や、高齢の両親との暮らしを綴ります。