家庭でスムージーを飲む人が増えてきていますね。
大学生の娘はフレッシュジュース店でバイトをしており、そのレシピをもとに自宅でスムージーを作ってくれます。
ところが今回使っていたミキサーが壊れたので新調することに。
私の認識では、ミキサーのことを「ジューサーミキサー」と呼んでおり、ミキサーはジュースを作るマシンと思っておりました。
ところが、厳密に言うとジューサーとミキサーは別モノ。
ジューサーは搾り汁と搾りカスに分かれ、食物繊維を除いたさらりとした飲みやすいジュースに仕上げており、低速によって温度をあげないためビタミン類が壊れることなくフレッシュな状態で飲むことができます。
一方、ミキサーは具材を切削したり撹拌することに特化したマシン。ジュースを作るときも食物繊維がそのままジュースとなるためドロッとした仕上がりになります。
どっちがいいかは考え方次第で、我が家の場合、ジュースだけでなく、調理にも使用したい意図があったため、ジューサーではなく、ミキサーを購入することにしました。
予算は1万円程度。
いろんなモデルをリサーチして選んだのは、「タイガー ミルつきミキサー SKS-G700Ⅴ」
今回、どうしてこのモデルを選んだのか…
また使用感はどうなのか?
ミキサーの購入を検討していて、
- スムージーをおいしく飲みたい
- 手入れが簡単なミキサーが欲しい
- スムージーだけでなく調理にも使いたい
という方の参考になれば幸いです。
Contents
タイガー ミルつきミキサー SKS-G700
- 電源:AC100V(50/60Hz)
- 定格容量:(ミキサー)700ml、(ミル)200ml、(お茶ミル)20ml
- 本体質量:3.5Kg
- 消費電力:250W
- 定格運転時間:ミキサー使用時。連続4分運転2分停止の繰り返し
- 回転数:12000回/分
- コードの長さ:約1.2m
- 商品サイズ(約):20.2×16.6×36.4cm
魔法瓶といえばタイガー。タイガーといえば魔法瓶。家庭用調理家電のパイオニアとしての位置を築いています。
家電量販店でずらりと並ぶジューサー、ミキサーの中でもどしっとしたフォルムと、他にはないボルドー色に目が止まりました。
それがSKS-G700V。
実は家電量販店に出向く前にある程度の下調べはしておりました。1万円程度で買えるジューサー、ミキサーで人気が高いものを楽天や価格comなどでリサーチし、いくつかピックアップ。
リサーチする中で我が家にとって最適と思えるミキサーもいくつか出てきました。そしてミキサーを選ぶときに押えるべきポイントはコチラ↓
安かろう悪かろうにならないために押えておくべきこと
- 消費電力はどのくらいか?
- 容量は充分か?
- 洗いやすくメンテナンスが簡単か?
- 見た目がかっこいいか?
ミキサーを選ぶ基準は人それぞれで、家族構成や使用用途によっても変わってきます。今回我が家で重要視したのはこの4点。
ひとつずつ見ていきましょう。
消費電力について
スムージーを作る際に氷も一緒に入れて撹拌しますが、一般的に消費電力(ワット数)に比例してパワーも強くなります。
ミキサーに使用される消費電力はだいたい100~400Wあたり。一概にワット数の大きさだけでは測れず、刃の形などにもよりますが、それでもパワー不足で氷が砕けないということは避けたいところです。
タイガー ミル付きミキサーSKS-G700Vの消費電力は250W。200W以上あれば難なく氷は砕くことができることから、充分なワット数。
容量について
ひとり暮らしや夫婦2人で飲むドリンクを作りたい場合、容量が少ないものでもいいですが、我が家は7人家族。さすがに一度に7人分のスムージーを作るのは無理ですが、容器が小さいと何度も作らなければならないため非効率。
コップ1杯が約200mlであることから、最低でも3杯は一度に作りたい。そうすると600ml以上の容量があるものがいい。
タイガー ミル付きミキサーSKS-G700Vの容量は700ml。3人分のスムージーが一度に作れます。
お手入れなどのメンテナンスは楽か?
現在使用しているミキサーは数十年前のもので旧型モデル。ガラスの容器の下に刃がセットされた一体型のため刃の部分を洗いにくい。
ところが最近のミキサーは分解できるモデルも多いようでお手入れが楽。
主婦目線からしても、お手入れが簡単だと使用頻度もあがるというもの。ここはぜひチェック。
タイガー ミル付きミキサーSKS-G700Vは、カップ台、カッター、パッキンをはずして洗うことができるのでお手入れ簡単。
見た目はかっこいいか?
ミキサーは切削力に優れ、きちんと撹拌できるものがいい。それはわかっている。
しかし見た目も大切。あえてレトロ風に仕上げているものは、それなりにオシャレでカッコいいけど、それとは明らかに違い昭和初期を思わせる古めかしいデザインだとモチベーションも上がらない。
実はあったんですよね~。家電量販店に並んでいる中で有名メーカーのミキサーですが、なんかダサい感じのものが…。機能性は優れているのでしょうが、それを選ぶ気になれないというか…、使っていて楽しくないというか…。できればインテリアになるようなフォルムがいい。
ここ、意外と大事。
そして上記の基準をすべて満たしたのが、「タイガー ミルつきミキサー SKS-G700Ⅴ」だったというわけ。
黒( SKS-G700K)とどっちがいいか迷いましたが、我が家のキッチンはオレンジ系。たまたまトースターもボルドー色だし、ボルドー( SKS-G700V)に軍配が上がりました。
ミキサーSKS-G700 の使い方
タイガーより使い方の動画がアップされていました。
最初にミキサーカッターにミキサーカップをセットするときに、本体を回して確実にしめないといけません。
そのときに画像のように本体とミキサーカップ(矢印の部分)をきっちり合わせます。
イメージ的にはカチッと音が鳴って、きっちり揃ったことがわかるのかと思いきや、特にカチッというわけでもなくなんか心許ない感じ。
しかし合っていなければ安全装置が働き、そもそも動かない設計になっているので安心。
一体型に比べ接触ポイントがいくつかありますが、さして手間ではありません。
タイガー ミルつきミキサー SKS-G700 付属品
スムージースティック、ヘラつきブラシ、ミルカップ、お茶ミルカップ、保存用ふた
スムージースティック(黒)は便利!フタを開けずに中を混ぜることができます。
お茶ミルカップは、緑茶葉を粉末にでき粉茶のようになるので、急須いらず。しかもお茶の栄養をまるごと摂れるという優れもの。そのまま保存できるフタがついています。
分解できるので、私は台所用スポンジで洗っていますが、ヘラつきブラシもついているのでお手入れも楽々。
タイガー ミルつきミキサー SKS-G700 のおすすめポイント
6枚刃になっており、ギザギザな刃と大きな刃で野菜や果物を細かく粉砕し、しっかり撹拌。
パーツが分解できるので、刃の部分も洗いやすい。これはポイントが高いですね。
フタ部分が開けられるようになっているので、撹拌の途中でもスイッチをオフにして、キャップを空け、果物や氷などを追加で投入できるのは結構便利。
果物を足したり、氷を足したり…。まだまだスムージー作りを極めていないので、作りながら途中で水を足すことが多いです(汗)
お水が少ないとドロッとしたスムージーになるし、多いと味が薄くなるし…。調整はなかなか難しい…。
何気にこの小窓はありがたい機能。
ジュース専門店のスムージーを作ってみた
大学生の娘がフレッシュジュース店でバイトするなかで、一番の売れ筋がオレンジ&グレープフルーツ。
彼女がバイト先のレシピを再現してくれました。
フレッシュジュース店では特製のシロップがあるようですが、その代用品としてオリゴ糖シロップを使いました。
最初からHiやLowを押すのではなく、FLASHボタンである程度粉砕してから、Hiボタンをオン。
バイト先では撹拌する時間は6~8秒らしい。どれだけ馬力のあるジューサーを使っているんだろう。8秒程度では氷がまだ砕けていませんでした。
もう少し撹拌。様子を見ながら時間を伸ばしてみます。
難点を言えば、家庭用の氷では少し時間をかけないと砕けきれず氷の粒が残ってしまいます。しかし長く撹拌すれば熱による栄養ロスが気になるところ。
氷の粒が気になる方はこのモデルより消費電力(W数)が高いものがよさそうです。
我が家ではこんなもんか…と気にせず飲んでます(笑)
スムージーができあがりました。
グラスに注ぎ分けていただきます♪
せっかくなので、娘から聞き出した分量を公開しましょう。どこのお店のレシピなのかは秘密…。
- オレンジ…100g
- グレープフルーツ…68g
- オリゴ糖…30g
- 氷…60g
※フレッシュジュース店では水は入れないみたいです。氷は小ぶりなものを使います。