レモンといえばビタミンC。美肌を気にする女性なら積極的に摂りたいですね。
しかしレモンウォーターってどうやって作るの?
農薬は大丈夫?
ずぼらして「ポッカレモン」でもいいのかな…
なんて疑問ありませんか?
この記事ではレモンウォーターの作り方やポッカレモンで代用できるか、農薬の落とし方まで説明しています。
また、レモンウォーターの10つの効果も披露します。
さっそく今日からレモンウォーターを作って朝の1杯で1日を爽やかに過ごしましょう。
そして、ちゃっかり美人になっちゃいましょう♪
Contents
レモンウォーターの作り方
- 水…200ml
- レモン…1/2個分の果汁
実は、レモンウォーターに正しいレシピはありません。
…と言ってしまえば元も子もないので、おおよその分量の目安として
コップ1杯(約200ml)に対してレモン1/2個が目安です。
要は好みでレモンの量を調節し、自分が飲みやすいと思った分量が、自分に合ったレモンウォーター。
酸っぱい系が好きならレモンの量を増やすとか、逆に酸っぱいのが苦手な人はレモンの量を少量にして、水の量を増やしてみてはいかがでしょう?
レモンは絞った果汁を入れます。
輪切りにして入れる方法もありますが、農薬が気になりますよね。
農薬の落とし方についてはあとで説明します。すぐに知りたい方はこちらをクリック↓
お水は何を使う?
レモン水は、もともと水道水のカルキ抜きになるということで広がりました。
しかし水道水に含まれる塩素で、レモンのビタミンCが中和されてしまうのでせっかくの栄養素がもったいない…。
使う水は、ミネラルウォーターか、浄水器を通して塩素を除去した水を使うようにしましょう。
Britaの浄水器はお手軽で簡単に浄水ができるのでおススメです♪
レモンウォーターはポッカレモンでも代用可能
レモンがない!と言うときはポッカレモンなどの 濃縮還元果汁100%のもので代用可能です。
その場合の量の目安は、コップ1杯(200ml)に対して、大さじ1杯(15ml)を混ぜて作りましょう。
大さじ1でレモン1/2個のしぼり汁に相当します。
生のレモン汁VSポッカレモンの違い
ホンモノのレモン汁を溶かした水と、ポッカレモンを混ぜた水。
どのように味が違うのか実際に飲み比べしてみました。
画像のどっちがポッカレモンかわかりますでしょうか?
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画像の右が生のレモン汁、左がポッカレモンです。
瓶とレモンを脇においてるのでまったくクイズの体をなしていません( ̄▽ ̄
でも、グラスだけ置いてみたらどっちかすぐにわからないレベル。
見た目、生のレモンのほうが若干濁っている感じがします。
もし、何度かシャッフルして、さてどっち?と言われても
どっちが生絞りレモンでポッカレモンはどれなのか判別するのが難しいくらい味に違いがありません。
強いて言うなら、生のレモンを絞ったほうが、フレッシュで味が濃いように思いました。
そこまでの味の違いはないので、いちいち絞るのが面倒だという場合、ポッカレモンでも全然アリです。
ただし、ポッカレモンにはレモン汁のほか、香料も含まれているため、気になる方は生のレモンを使うようにしましょう。
また一旦開封すると冷蔵庫に保存といえど、いつの間にか白いカビが浮いていることもあるので、できれば1~2週間ほどで使いきりたいもの。
スーパーなどで購入する際、大瓶のほうがお買い得ですが、すぐにカビさせてしまうなら小瓶を買ったほうがいいのかな…と個人的に思います。
レモンの上手な切り方
生のレモンを絞る場合、絞り器があれば、横半分にカットして使いますが、ない場合は横に切るよりも、縦に切るほうが多く果汁が絞れます。
レモンをカットする前に、台の上で少し力を入れながら転がして柔らかくすると絞りやすくなりますよ。
また、レモンが冷えている場合は電子レンジで10秒ほど加熱して温めるといいです。
酸っぱいのが苦手な方はレモンシロップを水で混ぜるアイデアはどう?
レモンウォーターをボトルに作り置き
家族でも飲むならボトルで作っておくぼうが便利。
2リットルの冷水ポットに水を入れて、レモン1~2個を輪切り、またはくし切りにして投入。レモンはそのまま入れっぱなしでも大丈夫です。
常温のほうがビタミンCが抽出しやすくなるのでおすすめですが、ぬるいと口当たりも悪くなるので、さっぱり飲みたいなら冷蔵庫で冷やしても構いません。
おしゃれな瓶に入れて気分もアップ
しゃれたカフェやレストランでは、出される水にさりげなくレモンの香りがすることがあり、冷水ポットを見ると、生のレモンをスライスしているものが入っていたりします。
味だけでなく、雰囲気がぐっと高まりますね。
おしゃれなガラス瓶などにレモンを浮かべて飲んでもステキ。
レモンの産地にこだわる
生のレモンを皮ごと入れる場合、気になるのがレモンの表面についたワックス。
輸入される外国産の果物は、輸送する間に腐らないようにポストハーベスト農薬と呼ばれる収穫後に散布する農薬が使われています。これは日本では禁止されている農薬・防カビ剤なんですね。
では国産レモンなら安心でしょうか?
いやいや、国産レモンでも「無農薬」と謳っていないものは、ほぼほぼ農薬は使われています。
こだわりがある方は、お値段はしますが農園で無農薬で育てられたレモンを取り寄せるという手もあります。
できれば外国産より国産レモンを選びたいもの。
日本の場合は厳しい検査があるので、農薬を使用していても輸入レモンのような心配はありません。
とは言え、残留農薬はとても気になるところです。
皮ごとつかう場合は、しっかり農薬を落としてから使いましょう。家庭にあるもので簡単に農薬を落とす方法をご紹介します。
レモンの農薬の落とし方
重曹を使う
ボウルに水を張り重曹大さじ1杯程度を混ぜ、レモンを入れて、1分~3分くらいつけておき、こすり洗いしてよく水で流します。
重曹は、自然界にもともと存在するナトリウムの化合物で「炭酸水素ナトリウム」というアルカリ性の物質です。
掃除にも活躍するアイテムで、茶渋のついた湯呑みに、ペースト状にした重曹をこすり付ければ、するりと汚れが取れてしまうのには感動した人も多いでしょう。
これと同じく重曹にはワックスを分離して落としてくれる効果があります。
重曹を水に溶かすとアルカリ性の水溶液ができます。ほとんどの農薬は酸性なので、アルカリ性の重曹によって中和され、農薬が落ちるということですね。
なにより重曹はもともと 自然由来でできたものなので、口に入れても安全です。
重曹はマルチアイテム!便利に使いこなしてみませんか?
塩で洗う
レモンに直接、塩をなすりつけ、揉むようにしてこすると、表面のワックスが剥がれます。そのときブラシやたわしをつかっても大丈夫です。
余りこすりすぎると表面を傷つけてしまうのでやさしくこすり、そのあとは水でよく流します。そのあと、さっと熱湯にくぐらせます。
塩水や酢水につけて洗い流してもOK。
台所用の洗剤で洗う
台所用の洗剤の説明書をみると、用途に野菜・果物と明記されている商品があります。
これ、意外と知らない人も多く、すべての商品ではないのですが野菜や果物を洗える洗剤もあります。
戦後まもない昭和30年くらいに食器用洗剤が登場しました。
当時は野菜や果物の農薬の規制が現在ほど厳しくなく、虫がついていることも多かったので、「野菜や果物が洗える」ということを売りにした食器用洗剤が発売されたという背景があります。
私が子どもの頃、叔母さんの家に遊びに行ったとき、調理中の叔母さんが野菜にマ○レモン(当時の台所用洗剤の商品名)を、ピューっとふりかけ、ザブザブ洗っていた光景に衝撃を受け、叔母さんに抗議した記憶があります。
叔母さんが説明書きを見せて、野菜・果物は洗えるのよ!と説明してくれ、そのときは納得したのですが、安全性には疑問が残りました。
それから早、云十年…。
その叔母さんはピンピンしているので、健康被害はないのだと推測されます。
洗剤で洗う場合は、 5分以上つけたままにせず、すすぎを十分にすることが肝要です。
どうしても気になるようなら、やさいくだものあらいという野菜洗い専用の洗剤があるので、チェックしてみてください。
使い方は簡単。
ボウルに1~5リットルの水を入れ、やさいくだものあらいを5ml程度入れてよくかき混ぜます。その中に野菜や果物を約5~10分程度浸して水洗いするだけ。
こんなにあるレモンウォーターの10の効果
レモンを絞っただけのレモンウォーターには、女性にとってうれしい効果がたくさん。
1.免疫力アップ
2.美肌
3.口臭予防
4.デトックス効果
5.血液サラサラ効果
6.便秘の改善
7.ダイエット効果
8.むくみ・高血圧の改善の期待
9.pHバランスを整える
10.リラックス効果
黄色くて酸っぱいレモンにこれだけの効果があるなんて、見過ごせませんね!
ひとつずつ見てみましょう。
1.免疫力アップ
レモンに含まれるビタミンCの抗酸化作用によって、免疫力がアップし、風邪やインフルエンザなどのウィルスの抵抗力を高めてくれます。
そしてレモンの皮にはヒスタミンを抑える働きがあると言われ、花粉症にも効果が期待できます。
2.美肌
ビタミンCと言えば、美肌!美白!というのは言わずもがなですね。
肌のハリやキメを保つためにはビタミンCは欠かせない栄養素。ニキビの原因でもあるバクテリアを殺菌する効果も期待できるので、ぜひ摂取したいですね。
3.口臭予防
レモンに含まれるクエン酸は、口内のバクテリアを除去し、タンパク質を分解してくれるため口臭予防や、口内炎、虫歯の予防に期待できます。
4.デトックス効果
レモンには利尿作用があるため、体内の余分な水分を体外に排出してくれる効果があります。血液中の老廃物や毒素も排出され、デトックス効果が期待できます。
5.血液サラサラ効果
レモンやライムなどの柑橘系に多く含まれるポリフェノールの1つであるエリオシトリンは、血液をさらさらにしてくれる成分です。
高い抗酸化作用もあり、血液中の悪玉コレステロールの酸化を防止し、動脈硬化を防いでくれる効果が期待できます。
6.便秘の改善
レモンに含まれるペクチンには食物繊維が含まれており、腸のぜん動運動を活発にし、便秘の解消に役立ちます。
またペクチンには、コレステロール値を下げる作用もあります。
7.ダイエット効果
ビタミンCは血行を促進する効果があり、冷え症やむくみの改善に役立ちます。
また、エリオシトリンは脂肪の吸収を抑える働きがあり、レモンウォーターを摂取した後に食べた食物の脂肪の吸収を抑えてくれます。
そしてレモン独特の酸味は食欲を抑制するため、ダイエット効果に期待ができます。
便秘の解消に役立つペクチンは、空腹感を抑えて食べ過ぎを予防します。
8.むくみ・高血圧の改善の期待
レモンウォーターには、カリウムが含まれています。
カリウムには利尿作用があり余分な塩分を排出して血圧を安定させ、毒素も排出されるのでむくみ改善につながります。
また、脳や神経細胞の働きを活性化してくれます。
9.pHバランスを整える
レモンは、体内でアルカリ性に変ります。
酸性に傾きがちな体のpHバランスを整えてアルカリ性へと導いてくれます。
10.リラックス効果
レモンの匂いを嗅ぐと心が落ち着くのは、レモンの香りの元でもあるリモネンという成分のためです。
アロマなどにレモンの香りが使われるのは、リモネンにリラクゼーション効果があるためです。同時に、交感神経を刺激することで血管を広げて血行をよくする働きがあり、脂肪を分解する働きもあります。
実はレモンってすごい果物です。レモンをもっと知りたい方はこちらの記事もチェック!
レモンウォーターの注意点
これほどまでに素晴らしい効果を発揮してくれるレモンウォーターですが、実は欠点が2つあります。
この2つをおさえてレモンウォーターの効果を存分に取り入れましょう。
紫外線に注意
レモンにはソラレンという成分が含まれており、紫外線を吸収してしまいます。
紫外線が気になる 夏場に飲み過ぎると、シミを作りやすくなってしまうので、飲みすぎには注意しましょう。
飲んだすぐに歯磨きをしない
レモンウォーターは酸性度の高い飲み物なので、歯の表面のエナメル質を損なう恐れがあります。
ビタミンCそのものは口臭予防にもなるのに、皮肉なものですね。
でも飲み方をちょっと工夫すれば大丈夫。
まず、
- ストローで歯に触らないように飲む
歯に触らないように、ストローを使って喉に流し込みます。
- レモンウォーターを飲んだあと、真水で口をすすぐ
なんだかそこまでしてレモンウォーター飲む必要ある?と思いますが、レモンウォーターの効果と、デメリットを比べると、ま、いいか…って感じです。歯が強い人はそこまで神経質になることもないでしょう。
- 歯磨きをするなら飲んで1時間後にする
飲んですぐに歯磨きをしてしまうと、大切な歯に傷をつけてしまうことがあります。歯磨きする1時間前に飲みましょう。時間がない場合は水でよく歯をすすいでから歯磨きするといいでしょう。
この3点に気をつけることで、快適にレモンウォーターを楽しむことができます。
Note
手軽に作れるレモンウォーター。気になる農薬をしっかり除去して、毎朝、起きてすぐの1杯の水にレモンを加えて飲みましょう。
ただ薬ではないので、病気が治るとか、痩せる直接の要因とはなりませんが、体に不可欠なビタミン・栄養素をしっかり摂ることは美容の大前提なので、あくまでもサポート役という認識で!