介護保険で玄関の手すりはレンタルに決めた理由 | 【暮らしの音】kurashi-*note

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介護保険で玄関の手すりはレンタルに決めた理由

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高齢者との暮らし

重度の脳梗塞で約5ヵ月強の入院を経て、いよいよ父が退院します。

病院側から介護用の手すりなど、父の状態に合わせてつけたほうがいい箇所のアドバイスをいただきました。

父の退院前にケアマネさん、介護用品販売の担当の方とも話し合い、住宅改修にするか、レンタルにするかを決めました。

そして、玄関の手すりについてはレンタルすることにしました。

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玄関の手すりをレンタルで

階段の手すりはレンタルというわけにはいかないので、住宅改修で工事をしました。

階段の手すりに関しては、すでに片側に設置しているのでそれで十分じゃないか?と思っていましたが、
それは全く健常者の目線であって、身障者の立場になって考えてみると、なるほど、これは両側に設置しなければいけないと思いました。

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さて、問題は玄関。

玄関

我が家の玄関は石段が3段ほどあり、ここを身障者がつまずかないように対策を講じなければなりません。

スロープにするのか、手すりにするのか。

父は幸い自力歩行ができるまで回復しており、車いすは必要なさそうなので、スロープではなく手すりでいいという判断を下しました。

介護用品販売の担当者の方は、手すりを住宅改修ですることもできますよと。

ただデメリットとして、工事をしてしまったあと、邪魔になるので取り外したいというときにまた撤去工事を行わないといけないとのこと。

その点、レンタルであれば不要であればすぐに撤去できると。

月々のレンタル費用はかかりますが、こちらも1割負担で借りることができます。

父の状態がよくなって手すりが必要なくなれば取り外してもいいし、ここはレンタルすることに。

福祉用具のレンタル

福祉用具には、車いす、手すり、スロープ、歩行器、移動用リフトなどがあります。

厚生労働省|福祉用具・住宅改修

レンタルの対象となるものについては、要介護2~5までしか対象にならない品目もあります。

要介護2~5までが対象の品目
  • 車いす
  • 介護用ベッド
  • 床ずれ防止用具
  • 認知症老人徘徊感知機器
  • 移動用リフト

要支援1~2、要介護1~5であれば

  • 手すり
  • スロープ
  • 歩行器
  • 自動排泄処理装置

などのレンタルが1割負担(所得によって2~3割負担)でできます。

父は要介護4なのでどれもレンタル可能ですが、幸い使わなくてよさそうです。

(使わなくていいというのは何より…)

話それますが、介護ベッドは4年前にすでに購入していました。

父としても寝慣れたベッドなので、買っておいてよかったと思います。

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購入の場合の注意点

福祉用具は購入することもできます。

費用の1割負担(所得によって2~3割負担)で購入できるので、長く使うならレンタルよりもお得かも!と考えました。

ところが購入の場合気をつけなければならない点があります。

まず福祉用具購入費の利用限度額は、1年間につき10万円までです。

1年の期間は毎年4月1日から翌年3月31日まで。

購入費用が10万円を超える分については全額自己負担になります。

参考越谷市|居宅介護(介護予防)福祉用具購入費の支給について

また同一年度内で1品目あたり原則1回までとなっているので、破損などで買い替えたい場合は全額自費となり、1割で購入したければ次年度まで待たなければなりません。

参考公益財団法人長寿科学振興財団|特定福祉用具販売・購入について

まだ父が退院していない今、果たして必要な福祉用具かどうかもわからないので、慌てて購入する必要はないと考え、玄関内外の手すりはレンタルすることにしました。

父が退院して実際に生活する中で本当に必要で、長く使うことになりそうだと思ったらその時点で購入を検討すればいいか。

玄関外の手すり設置

玄関外の手すり

玄関から駐車場にかけて据え置き型の手すりを設置しました。

玄関外の手すり

我が家の場合、玄関正面に三段の石段があり、そのすぐ前に門扉があります。

行動パターンとして、門扉を開閉して出入りするより、脇の駐車場へ降りたほうが楽だと判断しました。

玄関外の手すり

父が行動する日中は、車は夫が会社に乗っていくので空いた状態です。

また車があっても思ったほど邪魔になりませんでした。

玄関内の手すり設置

玄関内の手すり

玄関内にも両手すりを設置しました。

玄関の手すり

段差に合わせて調整できるので便利。

結構しっかりしていて重たいので、全体重をかけたとしてもぐらつくことはありません。

最初、玄関に椅子を置き、そこで靴の脱ぎ履きをしては?と考えましたが、座って立ち上がるときに手すりの代わりになるものがなく、意外と不自由ということになりました。

実際に椅子を置いてやってみると、なるほど不自由。

ケアマネさん、福祉用具販売の担当者の方のアドバイスで両手すりを設置することに。

結果、父は靴の脱ぎ履きが楽なようです。

玄関手すり

父だけでなく、夫も使いやすいとちゃっかり利用しています。

父が回復すると将来的に不要になるかもしれないのでレンタルで様子を見ることにします。

気になるレンタル費用

気になるレンタル料ですが、玄関の外の手すりと、玄関内の手すりを合わせて総額28,800円。

利用者負担額は1割なので月2,880円のレンタル料となりました。

ずっと必要となれば購入も検討しようかと思いますが、今のところレンタルで充分。

まとめ

福祉用具のレンタルの費用負担は1割(所得によって2割~3割)です。

介護度によってレンタルできる品目が変わってきます。

購入することもできますが、年間10万円を超えた分については全額自費となってしまいます。

あわてて購入せず、まずはレンタルで様子をみて、本当に長く必要と思ったときに購入を検討すればいいと思いました。

高齢者との暮らし

ある日突然脳梗塞で倒れた父。要介護4の認定を受け、約5ヵ月の入院を経て無事退院。

在宅で週2日デイケアに通いながらゆっくりと過ごすことにしました。

介護無知な私に降りかかる介護問題や、高齢の両親との暮らしを綴ります。

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