口臭って気になりますよね?朝起きたときは口の中がネバネバして、自分でも臭いというのがわかります。
しかし日中はどうでしょうか?
他人さまに嫌な思いをさせていないだろうか…
外出先でも歯ブラシを携帯して食後はきちんと磨く、口臭スプレーやガムを噛むなど気をつけていても心配。
そこできちんと自分の状況を把握するために口臭チェッカーを購入しました。
今回選んだのは、あのタニタの ブレスチェッカーEB-100
あのを強調したのは、
タニタは体組成計などの計測器の大手老舗メーカー。計測については群を抜いているし、なにより価格もお求めやすいこともあって選びました。
口臭チェッカーとは
口臭チェッカーとは、自分の息をセンサー部分に吹きかけて口臭の有無を測定する機器です。
判定結果を1~6段階評価ものもであったり、ランプの色でチェックしたりとメーカーや機種によってさまざまです。
口臭チェッカーは、口臭の原因物質であるメチルメルカプタンや硫化水素に反応して測定するように設定されています。
ただ口腔内の原因物質がどのくらいのレベルなのかを測定することはできますが、具体的な物質の特定はできません。
自分の息が他人にとって不快かどうかを レベルによって数値化したものです。
タニタ ブレスチェッカーEB-100
タニタのブレスチェッカーEB-100は息を吹きかけることで口内の臭いの強さを測ることができます。
人前で測るときも、ビーッと音で知らせるのではなく、光で口臭の強さを教えてくれるので周りの人に聞かれることなく、さりげなく測ることができます。
光は緑、黄色、赤の3色によって表示され、色によって口臭度合いをチェックします。
最初の設定
付属品として単4形アルカリ乾電池が2個ついているので、電池を用意する必要はありません。
電池フタをスライドさせて外します。
最初、固くて外しにくい感じでしたが、○○○の部分を親指で押しながら上に引き上げるとカチッと音がしてフタが開きます。
電池の極性(+・‐)を間違えないように入れて、カチッと音がするまで押し込みます。
測定前クリーニング
電池をセットしてフタをしたあと、測定クリーニングをして使う準備をします。
センサーキャップをあけると電源がONになります。
緑のランプが左端に点灯し、暫くすると左から赤、黄、緑とランプが点灯し、3回繰り返されます。
ブルッと振動し、左側から順に緑ランプが点灯していきます。
この緑が右方向へ点灯している間に吹きかけ口に息を吹きかけます。
再度プップと振動し、左側に赤色のランプが点滅します。ランプが消灯したら測定前クリーニング完了です。
測定する
センサーキャップを開けると電源がONになります。
ブーと振動して、カウントダウン(赤→黄→緑)を開始します。もう1回ブーッと振動したら、緑ランプが左から右へと点灯しはじめます。
そのときに息を吹きかけ口から1cmほど話して4~5秒吹きかけます。
判定結果
レベル | 色 | LEDランプの状態 | においの程度 |
0 | 緑 | 緑1つ点灯 | においは感じません。 |
1 | 緑 | 緑2つ目点滅 | 弱いにおいを感じます。 |
2 | 黄 | 黄色2つ点灯 | においを感じます。 |
3 | 黄 | 黄色3つ目点滅 | 強いにおいを感じるときがあります。 |
4 | 赤 | 赤3つ点灯 | 強いにおいを感じます。 |
5 | 赤 | 赤3つ点滅 | 非常に強いにおいを感じます。 |
測定後クリーニング
測定後は、本器内部にガスが残ることがあるので、数回振ってガスを取り除いてからセンサーキャップを閉めます。
測定したみたら驚愕の結果が…
以上で準備は整いました。
さて、いよいよブレスチェッカーにて私の口臭をチェックしたいと思います。
まずは、食後歯磨きをしない前にチェック。
げっ、レベル2「においを感じます」
こりゃ、いかんわ。( ̄o ̄;)
そこでしっかり歯磨きして気を取り直して測定。
ぬぁに~???
赤???!!!
え?なんで?
もう一回測定。
赤…(汗)
ならば、口臭スプレーをしてチェック。
まさか…の赤…( ゚Д゚)
(心なしか画像が小さくなっていく)
これ、壊れているのではなかろうか…。返品しようかしら。
勇気を出して娘に聞いてみた。
「ママの口、臭い?」
娘:「くさい」
わたし:(;゚Д゚)
娘:「コーヒーくさい」
わたし:(コーヒーの臭いか…)(〃´o`)=3 フゥ
やはり人から臭いと聞かされるのは、たとえ身内でも心穏やかではない。なんとか自分でチェックして知っときたいもの。
時間を置いて、もう一度測定してみると…
青!!!
念のためTANITAの公式サイトからよくある質問をチェックしてみると、
呼気中のアルコール濃度を測定するためお酒を飲んでいなくても、アルコール成分を含んだものや強いにおいを含んでいるものを口にした後は、センサーが反応することがあります。 (例:たばこ、オーラルケア用品)引用:タニタ公式よくあるご質問
故障ではなかったようです。(*^^*)
試しに朝起き抜けの状態でチェックしてみたら、絶対赤と思いきや、「青」になったり、デンタルフロス、歯間ブラシ、歯磨きをしたあとにチェックしたら「赤」だったりと最初のころは意に反した測定結果が出ますが、何度か使っていくうちにだいたい予想していた測定結果になってきています。
今まで何度も試してみましたが、お酒を飲んだあと計測すると、確実に「赤」になります。
お酒飲んだら口臭いんかいな?
個人的にはアルコールの臭いと口臭は別の臭いと思うのですが、アルコール分を含んだものはセンサーが反応するし、何の臭いか成分の特定はできないので、これはしかたないか。
計測すべきは、人と接する日中。
朝臭いのは仕方ないとして、歯磨きすれば解消するけど、昼間の口臭だけは他人に臭われてしまったらアウト。
そうなる前にチェックして、最悪な判定がでたときは、うがいをするなり、口臭スプレーを使うなり、対策することができます。
最悪なのは、自分自身の臭いに鼻が慣れてしまい、臭いに気づかないまま、他人に嗅がれること。セルフチェックをして、それだけは何としてでも食い止めたい…。
気になるときにサッと計測できるように、バッグにインして携帯したいと思います。
検知方式:半導体ガスセンサー
電池寿命:約1年(1日1回使用した場合)
センサー寿命:購入後1年経過、またはセンサー使用回数が1000回になった場合(どちらか早い方)
商品寸法:幅 30mm × 高さ 120mm × 奥行 19mm
本体質量:約 37g(乾電池含まず)
製造国:中国
保証期間:1年
※ブレスチェッカーは口臭を測定する機器です。アルコールのチェックはできません。アルコールを察知する場合は別にアルコールチェッカーが必要です。
Note
もしかして、私の息くさいかも…と心配で人と会話するのが怖い…と思うなら、きちんと現実をみるためにブレスチェッカーを利用するのもひとつの手です。
意外と自分が気にしすぎているだけで、口臭はないのかもしれないし、まさかのその逆ということも…。
自分自身の息だけではなくて、身近な人の息が臭う場合、なんとも指摘しにくいもの。そんなときは
「ブレスチェッカーしてみる?」
と貸してあげてもいいじゃないですか。そちらのほうが自然に本人に教えてあげることができて角が立ちませんよね。
わたし自身もそうやってさりげなく指摘されたほうが気が楽かも…。